フリースケールのXtrinsic 12軸センサ・プラットフォーム、 Windows® 8向けセンサ認証を取得

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東京(フリースケール・テクノロジ・フォーラム・ジャパン)-フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区下目黒1-8-1、代表取締役社長:ディビッド M. ユーゼ)は、先進的なセンサ・フュージョン機能を実現するフリースケールのXtrinsic(エクストリンシック)12軸センサ・ハブ・プラットフォームがWindows® 8 OSベース・ポータブル機器向けのセンサ要件を満たし、Microsoft®より認証を取得したことを発表しました。すでに大手メーカー各社がこのソリューションを統合したWindows 8 OSベースの次世代ウルトラブック/ハイブリッドPCを開発しており、今四半期後半からのリリースを予定しています。

市場調査会社ABI Researchによると、フリースケールのWindows 8向けXtrinsic 12軸センサ・プラットフォームを含め、スマート・ポータブル機器で利用されるMEMSベース・センサの出荷台数は今後5年間、増加を続けると予測されており、スマートフォン用MEMSセンサの市場規模は2017年までに44億ドル(USD)に、メディア・タブレット用MEMSセンサの市場規模は2017年までに8億3,500万ドルに達すると見込まれています。

フリースケールの副社長 兼 センサ・アンド・アクチュエータ・ソリューション・ディビジョン ジェネラル・マネージャであるセイド・パランスンは、次のように述べています。「MicrosoftのWindows 8 OSは、スマートフォンやタブレットでPC並みの処理能力を実現し、アプリケーション実行能力を大幅に強化します。フリースケールは、Xtrinsicテクノロジを通じて、この成長著しい市場分野に貢献します。」

フリースケールのWindows 8向けXtrinsic 12軸センサ・プラットフォームは、重要なハードウェア/ソフトウェア・コンポーネントをすべて組み込んだ包括的なソリューションで、高精度なスマート・ポータブル機器の迅速かつ容易な開発を可能にします。このたびMicrosoftから認証を取得したことで、統合の複雑性を緩和し、製品化を加速させるプラグ・アンド・プレイ・ソリューションであることが立証されました。

フリースケールのWindows 8向けXtrinsic 12軸センサ・プラットフォームには、3軸加速度センサ、3軸磁気センサ、高精度高度/圧力/温度センサ、アナログ周辺光センサが含まれ、互換性のあるジャイロスコープもサポートされます。フリースケールのColdFire+ MCF51JU128VHSマイクロコントローラがセンサ・ハブとして機能することで、センサ・データ収集機能、演算処理能力、ホスト・インタフェース機能を担い、Windows 8要件に適合したセンサ・フュージョンを実現します。このプラットフォームは、個々のセンサの利点を活用して、モーション、位置、周辺光などの環境入力データを統合して高精度な出力データに変換し、信頼性と感度に優れた機器、比類のないユーザ・エクスペリエンスを実現します。センサ・フュージョンのタスクはホスト・プロセッサからオフロードされてフリースケールのセンサ・ハブで処理されるため、カスタマイズ可能で機器のバッテリ寿命を最大限に延長する高効率ソリューションが開発可能になります。

価格と供給
フリースケールは、加速度センサ「Xtrinsic MMA8451Q」、磁気センサ「Xtrinsic FXMS3110CDR1」、高精度高度センサ「Xtrinsic MPL3115A2」などの各センサ、ならびに専用マイクロコントローラ「MCF51JU128VHS」を同梱したボード「RDFXWIN8USB」を提供します。Windows 8完全対応ソフトウェア・ライブラリにより補完されるため、包括的なセンサ・フュージョンが実現します。RDFXWIN8USBは、2012年第4四半期に出荷を開始する予定です。参考価格は199ドル(USD)です。詳細については、www.freescale.com/Windows8のWebサイトをご覧ください。

フリースケールのセンサ・ソリューションについて
フリースケールのXtrinsicセンサ・ソリューションは、30年以上に及ぶセンサ製品の技術革新を基盤としており、優れたセンサ性能、処理能力、ならびにカスタマイズ可能なソフトウェアの最適な組み合わせにより、スマートで個性的なセンサ・アプリケーションを可能にします。Xtrinsicセンサ・ソリューションの目的は、車載、民生および産業分野で増大するニーズに応えて、差別化を図る多様な製品ポートフォリオを提供することです。Xtrinsicソリューションは、競争の厳しい市場において製品の差別化を通じて成功する上で必要な機能性とインテリジェンスが比類のないバランスで統合されています。

フリースケール・テクノロジ・フォーラムについて
イノベーションとコラボレーションの活性化を目的に設立されたフリースケール・テクノロジ・フォーラム(FTF:Freescale Technology Forum)は、組込みシステム業界の毎年恒例の開発者イベントです。2005年に開催を開始して以来、世界中のFTFイベントへの参加者は4万8000人を超えています。日本では、FTF Japanを東京にて2012年10月22日・23日に開催中です。詳細は、http://www.freescale.co.jp/event/ftfj/2012/index.php?r=2PRNADDをご覧ください。

フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、先進の自動車、民生、産業、およびネットワーク市場において、業界を牽引する製品を提供する組込みプロセッシング・ソリューションの世界的リーダーです。マイクロプロセッサ、およびマイクロコントローラ、センサ、アナログ製品やコネクティビティといった私たちの技術は、世界中の環境、安全、健康を向上させ、そしてそれらをよりつなげるイノベーションの基盤となります。また、オートモーティブ・セーフティ、ハイブリッドや電気自動車、次世代のワイヤレス・インフラストラクチャ、スマートエナジー、ポータブル医療機器、家電やスマート・モバイル製品といったアプリケーション向けの製品を提供しています。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界各国で半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。詳細は、http://www.freescale.co.jp/をご覧ください。

FreescaleならびにFreescaleのロゴマークは、米国、またはその他の国におけるフリースケール社の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれ各社の商標です。
©2012フリースケール・セミコンダクタ・インク

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会社概要

URL
http://www.freescale.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー 29F
電話番号
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代表者名
ケンリック P. ミラー
上場
未上場
資本金
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設立
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