2016年は「自然界と調和した社会」を目指し、安心・安全な社会形成に貢献する「創生の年」と位置付け、活動してまいりましょう

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

 昨年は、9月の関東・東北豪雨による大規模な河川氾濫、観測史上初めて1月から12月まで12ヶ月連続での台風の発生、過去最長となった東京での8日連続の猛暑日など極端な気象現象、激甚な自然災害が現れた年でした。昨年に限らず近年このような傾向が続いており、気象、地象、水象に関する科学及び技術の進展とその普及を使命とする日本気象協会の果たすべき役割も益々大きくなってきていると考えております。

 ところで当協会は、昨年12月、21年ぶりに企業ブランドロゴを変更いたしました。新しい企業ブランドロゴは、我が国の伝統的な価値観である調和、和らぎを意識したものとなっています。日本気象協会の英語名JAPAN  WEATHER  ASSOCIATIONの「JWA」の3文字を楕円型のアーチで結びつけ、「J」の頭には太陽・エネルギーを象徴したオレンジ色の小円を配置しています。企業ブランドロゴは単なる図形というだけでなく、会社とお客様あるいは社会との大切なコミュニケーション手段だと考えています。新しいロゴを通じて、今まで以上にお客様や社会との良好なコミュニケーションを図っていきたいと願っております。

 近年の極端な気象現象や激甚な気象災害の発生には、自然開発、産業活動、そして地球温暖化など、自然と人間活動との関係もその大きな要因となっていると言われています。そのような中で当協会としては、「私たち日本気象協会は、誠実に、探究心をもって、先見性や創造性を発揮し、あらゆる人々とともに『自然界と調和した社会』を創ります。」ということをミッションとして設定し、そのことを簡潔に表す言葉として「Harmonability(ハーモナビリティ)」という造語を創生いたしました。このことはこれまでも、気象等に関する科学及び技術の進展とその普及という日本気象協会の業務活動の中で当然に行ってきたことではありますが、近年の気象現象や自然現象の傾向に対応して中心となる目標として改めて明確にしたものです。そしてこれを形にあらわしたものが新しい企業ブランドロゴです。

 今日、生活の豊かさを維持向上させながら、自然との調和を図っていくことが重大な課題となってきています。当協会は、企業、団体等法人のお客様に対しては、「プロフェッショナルパートナー」として、気象・環境・防災などの分野を中心としたビジネスの可能性や課題について、これまで以上にお客様に幅広い視点と専門的知識から最適な業務支援策をご提案していく必要があります。また、個人のお客様に対しては「お天気コンシェルジュ」として、「天気予報」以外にも「指数情報」や「レジャー天気」「防災情報」「環境情報」など、日々の生活の中で気象が関係する様々な事柄についての役立つ情報提供に努めていかなくてはなりません。

 私たち日本気象協会は、このような事業活動によって、自然と調和した持続可能で安全安心な強靱な国土・社会形成に貢献してまいりたいと考えております。そして、2016年は私たちの活動を通じて、少しでも極端な気象現象や激甚な気象災害による社会への影響が軽減される年となるように、皆様と一緒に作り上げていく「創生の年」としたいと考えております。本年も引き続き、全役職員の皆様のご支援、ご協力を心よりお願い申し上げますとともに、皆様の益々のご健勝とご発展を心からお祈り申し上げまして、私の新年の挨拶とさせていただきます
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