「Oracle Exadata Database Machine」を活用したデータベース統合ソリューションの提供を開始

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パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社(本社:大阪市北区 代表取締役社長:前川 一博 以下:パナソニックIS)は4月24日より、自社のデータベース統合・運用実績とそれにより得られたノウハウに基づき、オラクルのデータベースマシン「Oracle Exadata Database Machine」を活用したデータベース統合ソリューションの提供を開始いたします。

近年、多くの企業では、データ量の爆発的増加に伴いシステム負荷が増大し、システムのパフォーマンスや運用効率性に課題を抱えています。本ソリューションは、SCMシステム・CRMシステムなど複数にわたる基幹システムのデータベースを「Oracle Exadata Database Machine」によって統合し、処理性能の向上と運用効率化を実現します。

本ソリューションで活用する「Oracle Exadata Database Machine」は、データ処理の高速化を実現するオラクルのデータベースマシンです。当社では2011年、製造業向け大規模基幹システムにこれを導入しました。複数のシステムへも展開を進め、現在では基幹8システムのデータベースを「Oracle Exadata Database Machine」で統合。オンラインシステムの平均データ処理時間を約84%短縮し、夜間バッチの各処理時間を25%~75%短縮した(※1)実績を有しています。

また、当社は22台のデータベースサーバを「Oracle Exadata Database Machine」2台に集約し、シンプルな機器構成を実現したことに加え、運用体制を見直したことで運用工数を60%削減しました。こうした大規模データベースの統合・運用実績から、当社では独自のノウハウに基づいたご提案が可能です。止めてはならない基幹システムをスピーディに統合し、運用コストと品質の最適化を実現するソリューションをご提供します。

当社は今後、主に製造業、流通業などからの受注をめざしてまいります。

 

■データベース統合ソリューションの概要

(1)対象製品     Oracle Exadata Database Machine X3
(2)提供開始日    2013年4月24日
(3)目標        2015年度末までに10億円

 

■主な特長

(1)「Oracle Exadata Database Machine」を活用し、データ処理の高速化を実現

本ソリューションではオラクルのデータベースマシン「Oracle Exadata Database Machine」を活用し、データ処理の高速化を実現します。

当社が運用する基幹システムへ「Oracle Exadata Database Machine」を実際に導入したところ、データの入出力が多く高負荷がかかっていたオンラインシステムにおいて、平均データ処理時間が約84%短縮。また、夜間バッチ処理時間を約25%~75%短縮(※1)でき、データ処理速度が飛躍的に向上しました。

(2)自らの利用実績にもとづく独自ノウハウにより、運用も見越した効率的なデータベース統合を支援

当社では実際に基幹8システムのデータベースを統合した実績から、独自のノウハウに基づいたご提案が可能です。インフラ層、データベース層、アプリケーション層それぞれの知見を結集することにより、設計段階から統合後の運用を考慮し、効率的かつ高品質にデータベース統合を実現します。

なお今後、オラクルのERPパッケージ「Oracle E-Business Suite」のデータベース統合に関する検証を進め、このノウハウをソリューションとして提供する予定です。

※基幹8システムのデータベースを、22台のデータベースサーバから 2台の「Oracle Exadata Database Machine」へ物理的に集約

 

■「Oracle Exadata Database Machine」について

「Oracle Exadata」は、データウェアハウスとOLTP処理の混在環境において、複数のワークロードをリアルタイムに実行し、高速な処理を可能にするデータベース・マシンです。

 

■日本オラクルからのエンドースコメント

日本オラクル株式会社 専務執行役員 製品事業統括 三澤 智光

日本オラクルは、パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社が「Oracle Exadata Database Machine」を活用したデータベース統合ソリューションの提供を開始することを歓迎します。

オラクルは、企業システムにおける高い信頼性・可用性・拡張性・パフォーマンスへの要求に応え、ITコストの削減やセキュリティ、さらに事業継続を支える堅牢なITシステムをシンプルに実現するためのIT製品群を提供します。

パナソニック インフォメーションシステムズが「Oracle Exadata」の運用で培った経験やノウハウと、処理性能の向上と運用効率化によるコスト削減をシンプルに実現するオラクルのエンジニアド・システムの組み合わせが、お客様の最適なIT投資をご支援するものと確信しております。

また、同社が計画する「Oracle E-Business Suite」の検証についても高い性能結果がでることを期待しています。

 

※1 : 約1,200個のジョブ(処理)において得られた結果

※本文に記載されている会社名および製品名は各社の商標または登録商標です。
※OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。

 

【お問い合わせ先】
 報道関係者様:パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社 法務部 広報・IRグループ 仲本・山田
           TEL. 06-6377-0100 FAX. 06-6377-0833 E-mail  press@ml.is-c.jp.panasonic.com 
 お客様:パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社 営業本部 ソリューション営業部
      東日本第一営業所 TEL. 03-4335-9546  西日本営業所 TEL. 06-6377-0050
 「データベース統合ソリューション」紹介URL:http://is-c.panasonic.co.jp/solution/database/

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会社概要

URL
https://is-c.panasonic.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
大阪府大阪市北区茶屋町19-19 アプローズタワー16階
電話番号
06-6906-2801
代表者名
玉置肇
上場
未上場
資本金
10億4000万円
設立
1999年02月