セーブ・ザ・チルドレンがフィリピン台風24号で被災した子どもたちに150万ドル規模の支援を開始
子ども支援の国際NGOセーブ・ザ・チルドレンは、フィリピン台風24号(英語名:コップ)で被災した子どもたちに150万ドル(およそ1億8千万円)規模の支援を開始しました。
フィリピン政府の発表によると、18日にフィリピン北部のルソン島に上陸した台風24号で被災した住人はおよそ28万人にのぼり、そのうち16万人が子どもです。台風により発生した洪水から逃れた被災者の多くが、現在、混雑した避難所での生活を余儀なくされています。
「大きな被害を受けた家族は、今後しばらく避難所で生活しなければなりません。しかし、こうした施設では、衛生設備が整っていないため、免疫力のない子どもたちの健康が脅かされることを、私たちは懸念しています」とセーブ・ザ・チルドレンのフィリピン事務所代表ネッド・オルネイは述べています。
台風が最初に上陸し、最も甚大な被害を受けたアウロラ州で、セーブ・ザ・チルドレンの緊急対応チームが20日から防水シートや衛生用品を含む生活必需品1,000個の配布を開始しています。
今後は、最も被害を受けた地域の8,000戸に対し、シェルターや衛生用品などの緊急支援物資の提供、教育、保健および子ども保護の4つの分野で、3~6ヶ月におよぶ支援を実施します。
セーブ・ザ・チルドレンは、この支援活動の資金として必要になる150万ドル(およそ1億8千万円)の募金を開始しました。
<フィリピン台風24号(英語名:コップ)緊急支援 ご寄付の受付先>
銀行からの「いのち・みらい貯金箱」への指定寄付 口座名:いのち・みらい貯金箱 口座番号:00190-8-791030 ※ 備考欄に「いのち・みらい貯金箱」とご記入ください。 ※ 振込手数料はご負担をお願いしております。 ※ 領収証ご希望の方は、振込用紙通信欄にその旨ご記入ください。 クレジットカードによるご寄付はホームページから http://www.savechildren.or.jp/lp/childemergencyfund/ |
<セーブ・ザ・チルドレン、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン概要>
1919年に英国にて設立。子ども支援の世界的リーダーとして、世界30カ国の独立したセーブ・ザ・チルドレンがパートナーシップを結び、現在約120の国と地域で、すべての子どもにとって「生きる・育つ・守られる・参加する」子どもの権利が実現されている世界を目指して活動する国際NGO。国連の経済社会理事会(ECOSOC)の最高資格である総合諮問資格(General Consultative Status)を取得しています。セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは日本のパートナーとして1986年に設立。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像