マンパワー雇用予測調査:2016年第1四半期(1-3月期)結果発表

今後3ヵ月の雇用意欲は、引き続き堅調に推移

総合人材サービスのマンパワーグループ株式会社(本社・神奈川県横浜市、取締役代表執行役社長:池田 匡弥、以下マンパワーグループ)は、2016年第1四半期(1-3月期)における企業の雇用計画を尋ねた「マンパワー雇用予測調査」の結果を12月8日付で発表します。調査結果は「2016年1-3月において、貴社または貴機関の雇用計画(契約社員、派遣社員等を含む)は今期と比べてどのような変化がありますか?」という質問に基づいています。尚、本調査はマンパワーグループが四半期ごとに世界42ヵ国・地域で行っている世界で最も広範囲にわたる事前調査です。
今回行った調査では、東京・大阪・名古屋の企業1,177社から回答を得ました。その結果、季節調整後の純雇用予測は、2四半期連続の23%、前年同期比3ポイント増となり、企業の雇用活動は引き続き好調の見込みです。また、マンパワー雇用予測調査は、地域別(東京、大阪、名古屋)で調査を行うと共に、業種別(7業種*)での調査も行っています。地域別(詳細は2ページ目以降)の純雇用予測は、東京と名古屋が+26%と高い数値を記録しています。        (図 1-1、1-2、2-1 参照)

業種別(詳細は3ページ目以降)で見ると、7業種全てにおいて来四半期に向け増員を予定していることがわかります。前四半期から純雇用予測が増加しているのは4業種(「金融・保険・不動産」、「サービス」、「製造」、「鉱工業・建設」)で、全体的に企業の雇用意欲は堅調だといえます。もっとも高い数値を記録しているのは、「鉱工業・建設」の36%と、なっています。「卸・小売」は、安定推移、「公共・教育」「運輸・公益」が、前四半期比・前年同期比より若干減少となりました。(図3-1参照)

*純雇用予測: 調査結果のうち「増員する」と回答した企業数の割合(%)から「減員する」と回答した企業数の割合(%)を引いた値。
*季節調整値: 月々の変動の癖(季節的要因)を除去したことを推計した値で、調査開始から3年以上経っている国で適用しています。日本では2006年第3四半期から適用しており、全て季節調整値をもとにした分析値を指標にしています。*7業種:「金融・保険・不動産」「製造」「鉱工業・建設」「公共・教育」「サービス」「運輸・公益」「卸・小売」

【 調査結果 】2016年第1四半期(2016年1-3月期)
【純雇用予測は23%と、2008年第1四半期以来の最高値を記録した前四半期と同じ数値】
2016年第1四半期の純雇用予測(季節調整後)は、前年同期比3ポイント増の23%と、高い値を示しています。全体の内訳は、1,177社からの回答のうち従業員を「増員する」と回答した企業が23%、「減員する」との回答は、2%、「変化なし」が49%でした。全体的な雇用意欲は引き続き好調であることがわかります。

図1-1

図1-2

(注:2008年第3四半期より「TRAMO-SEATS」法を採用しており、遡及改定を行っているため、過去のデータが変動しておりますので、ご了承下さい)

【地域別では東京・大阪・名古屋で前四半期から大幅な変化はないが、堅調】
地域別の純雇用予測(季節調整後)は、3地域全てにおいてプラスの値となりました。東京・名古屋の純雇用予測は+26%、大阪はそれぞれ+19%です。(図2-1参照)

図2-1
 

 

【業種別では7業種全てにおいて来四半期に向けて増員傾向】
業種別の純雇用予測(季節調整後)は、7業種全てにおいてプラスの値となっています。純雇用予測は、「鉱工業・建設」が+36%と全四半期に続き雇用意欲が最も高い結果でした。「サービス」は+30%と強固な値を示しています。「金融・保険・不動産」が+27%、「運輸・公益」が+26%と、いずれも好調な雇用活動が予測されます。「製造」・「卸・小売」は+21%と前四半期比・前年同期比ともに安定推移しています。雇用意欲が最も控えめな値は、前期に引き続き「公共・教育」で、+4%となっています。(図3-1参照)


図3-1 

 

【調査概要】
調査時期  : 2015年10月14日~10月28日
調査対象  :東京・大阪・名古屋の次の7業種における企業の人事部門長
(1) 金融・保険・不動産、(2) 製造、(3) 鉱工業・建設、(4) 公共・教育(役所、学校関係)、(5) サービス(情報処理、ソフトウェア、娯楽など)、(6) 運輸・公益、(7) 卸・小売
質問内容   :「2016年1-3月において、貴社または貴機関の雇用計画(契約社員、派遣社員などを含む)は今(2015年10-12月)と比べてどのような変化がありますか?」
調査方法   :次のいずれかの方法で回答を収集。
(1) 電話による聞き取り (2) 電子メールによるアンケート
有効回答数:日本国内1,177社、世界42カ国・地域では約58,000の公的機関・民間企業
誤差の範囲:調査国、地域、及び世界レベルでのデータ全体に関して、誤差の範囲は±3.9%以内です。
調査の歴史:50年以上の歴史をもつ当調査は、世界で最も信頼されている雇用予測調査の一つです。1962年に米国およびカナダで開始し、2003年には、日本を含む世界13ヵ国・地域が調査に参加することとなりました。その後も、参加国は増え続け、現在では42ヵ国・地域で調査が行われています。

■調査詳細は、下記URLをご確認ください。
http://www.manpowergroup.jp/img/company/r_center/pdf/MEOS_2016_Q1.pdf
※次回のマンパワー雇用予測調査(2016年第2四半期)の結果発表は、2016年3月の予定です。

<マンパワーグループ株式会社  取締役代表執行役社長 池田 匡弥からのコメント>
中国経済の減速傾向により、近隣諸国及び、世界各国の人材の採用が慎重になっている中、日本企業の雇用意欲は引き続き安定して推移しています。日本の2016年1~3月の純雇用予測の結果+23%は、42ヵ国で実施している調査の中でも、インド(+42%)、台湾(+29%)に次いで高い数値でした。国内の消費支出は減少していますが、特定の業種・職種に関しては、2020年の東京オリンピックに向けて引き続き活発な雇用活動が見込まれます。各企業においては、人材不足やミスマッチといった課題と向き合い、最適な雇用活動を実施するために、日本の雇用状況をより把握し「求職者に選ばれる組織」への変革が求められています。

マンパワーグループは、今後も変化する労働市場のニーズに対応し、人材派遣、人材紹介やアウトソーシング、再就職支援、タレントマネジメントなど複合的な人材サービスの提供をすると共に、働きたいと考える人々のキャリア形成を推進することで、雇用機会の創出を進めて参ります。

 
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