リビングルームのホコリ1g中に、約10万個の菌・約6万個のカビを確認 花王が家庭のホコリを調査
花王株式会社は、ホコリと菌・カビの関係に注目し、家の中にあるホコリを採取し、菌・カビについて調査(測定・同定)を実施しました。その結果、家の中にあるホコリ1g中には、約10万個の菌、約6万個のカビが存在していることが確認されました。
リビングルームを掃除する際、約8割もの人がホコリや髪の毛の汚れを気にしています。一方、菌やカビを気にしてリビングルームを掃除する人は約3割で、キッチン・トイレなどの水まわり(約6割)に比べると低い状況です。
花王は、従来から衛生・健康視点において花粉・ダニの考察をしてきましたが、ホコリの菌・カビについてはほとんど研究していませんでした。今回、除菌・衛生意識の高まりを踏まえて、家の中におけるホコリが含む菌・カビについて調査を実施しました。
■調査結果のポイント
・家の中にあるホコリには、菌・カビが存在する
・家の中で一般的に存在する菌・カビが検出された
・菌・カビは、高い場所(棚上・照明カサ)よりも、
低い場所(床)に多く存在する(ホコリ1gあたり生菌数)
・子どものいる家庭のほうが、菌数が多い
■調査方法
調査① 対象:首都圏4世帯
室内3か所
(リビング床、棚の上及びTV裏、照明のカサ)
ホコリ16サンプル採取
期間: 2013年7月
菌:標準寒天平板培養法/カビDRBC寒天平板培養法にて培養し、菌・カビ数を測定
調査② 対象:首都圏8世帯
室内6か所
(棚上及びTV裏、カーテンレール、リビング壁、リビング床、トイレ床、ラグ及びカーペット下)
ホコリ48サンプル採取
期間:2014年7月
菌:標準寒天平板培養法/カビ:ポテトデキストロース(10%)寒天平板培養法にて培養し、
菌・カビ数を測定・同定
■調査結果
(1)家の中にあるホコリには、菌・カビが存在
採取したホコリサンプルのほとんどに菌・カビが存在していました。菌・カビは、ホコリ1g中に約数万~数千万cfu (個)程度存在しており、屋内外から飛散した菌やカビは、ホコリに蓄積しやすいことが推測されました。
(2)家の中で一般的に存在する菌・カビが検出された
採取したホコリを細菌用培地と真菌用培地で培養し、菌・カビの種類を確認したところ、自然界に広く分布している好気性芽胞菌や、ヒトや動物からよく分離されるカタラーゼ陽性グラム陽性球菌が多く検出されました。また床からは、環境衛生管理上の汚染指標菌とされている大腸菌群が多数検出されました(今回の調査で、大腸菌は未検出)。また、検出されたカビの種類は、一般的な黒カビが中心でした。
(3)菌・カビは、高い場所(棚上・照明カサ)よりも、低い場所(床)に多く存在(ホコリ1gあたり生菌数)
家の場所別にみると、ホコリ1gあたりに存在する菌・カビ数は、高い場所よりも低い場所のほうが多く、人の動線上に多い傾向がありました。
床にあるホコリの菌数は、トイレよりもリビングのほうが多いという結果でした。リビングは、人が居る時間が長いのでホコリが発生・蓄積しやすいこと、食べこぼしなどが存在する可能性が高いこと、高い場所のホコリが落下すること、などが要因と推察されます。
(4)子どものいる家庭のほうが、菌・カビ数が多い
子どものいる家庭といない家庭から採取したホコリの菌数を比較してみると、子どものいる家庭のほうが菌数が多く、とくにリビング床の菌数が多い傾向でした。除菌意識の高い乳児のいる家庭にとっては、気になる結果となっています。
グラフ) 同居こども有無・場所別の菌数(戸建、築15年以上の同居子ども有無の家庭で比較)
■花王からのおそうじ提案
家の中の衛生・清潔のためには、ホコリを見つけたら、すぐに掃除をすることや、こまめにホコリを掃除することが大切と考えられます。菌やカビが存在するホコリは、容易に舞い上がる性質があるため、舞い上げず掃除できる方法として、クイックルワイパーがおすすめといえます。
【クイックルワイパー シリーズ】 HP:http://www.kao.co.jp/quickle/?cid=quickle_prtimes140806
■クイックルワイパー
・ホコリに気づいた時に、手軽におそうじできるフロア用掃除道具です
・クッションヘッドが床面にしっかりフィット。
舞い上げることなくホコリと一緒に菌・カビまでしっかり捕集します
・「クイックルワイパー立体吸着ウエットシート」を装着すれば、掃除機がけと雑巾がけが一度にできます
■クイックルワイパー ハンディ/クイックルワイパー ハンディ伸び縮みタイプ
・吸着性の高いファイバーがホコリと一緒に菌・カビまで、からめとって離しません(※)
※砂や土等の重いホコリや、量が多すぎると、とりきれないことがあります。
・伸び縮みタイプなら、手元から高い場所、すきまの奥までラクラクおそうじできます
リビングルームを掃除する際、約8割もの人がホコリや髪の毛の汚れを気にしています。一方、菌やカビを気にしてリビングルームを掃除する人は約3割で、キッチン・トイレなどの水まわり(約6割)に比べると低い状況です。
花王は、従来から衛生・健康視点において花粉・ダニの考察をしてきましたが、ホコリの菌・カビについてはほとんど研究していませんでした。今回、除菌・衛生意識の高まりを踏まえて、家の中におけるホコリが含む菌・カビについて調査を実施しました。
■調査結果のポイント
・家の中にあるホコリには、菌・カビが存在する
・家の中で一般的に存在する菌・カビが検出された
・菌・カビは、高い場所(棚上・照明カサ)よりも、
低い場所(床)に多く存在する(ホコリ1gあたり生菌数)
・子どものいる家庭のほうが、菌数が多い
■調査方法
調査① 対象:首都圏4世帯
室内3か所
(リビング床、棚の上及びTV裏、照明のカサ)
ホコリ16サンプル採取
期間: 2013年7月
菌:標準寒天平板培養法/カビDRBC寒天平板培養法にて培養し、菌・カビ数を測定
調査② 対象:首都圏8世帯
室内6か所
(棚上及びTV裏、カーテンレール、リビング壁、リビング床、トイレ床、ラグ及びカーペット下)
ホコリ48サンプル採取
期間:2014年7月
菌:標準寒天平板培養法/カビ:ポテトデキストロース(10%)寒天平板培養法にて培養し、
菌・カビ数を測定・同定
■調査結果
(1)家の中にあるホコリには、菌・カビが存在
採取したホコリサンプルのほとんどに菌・カビが存在していました。菌・カビは、ホコリ1g中に約数万~数千万cfu (個)程度存在しており、屋内外から飛散した菌やカビは、ホコリに蓄積しやすいことが推測されました。
(2)家の中で一般的に存在する菌・カビが検出された
採取したホコリを細菌用培地と真菌用培地で培養し、菌・カビの種類を確認したところ、自然界に広く分布している好気性芽胞菌や、ヒトや動物からよく分離されるカタラーゼ陽性グラム陽性球菌が多く検出されました。また床からは、環境衛生管理上の汚染指標菌とされている大腸菌群が多数検出されました(今回の調査で、大腸菌は未検出)。また、検出されたカビの種類は、一般的な黒カビが中心でした。
(3)菌・カビは、高い場所(棚上・照明カサ)よりも、低い場所(床)に多く存在(ホコリ1gあたり生菌数)
家の場所別にみると、ホコリ1gあたりに存在する菌・カビ数は、高い場所よりも低い場所のほうが多く、人の動線上に多い傾向がありました。
床にあるホコリの菌数は、トイレよりもリビングのほうが多いという結果でした。リビングは、人が居る時間が長いのでホコリが発生・蓄積しやすいこと、食べこぼしなどが存在する可能性が高いこと、高い場所のホコリが落下すること、などが要因と推察されます。
(4)子どものいる家庭のほうが、菌・カビ数が多い
子どものいる家庭といない家庭から採取したホコリの菌数を比較してみると、子どものいる家庭のほうが菌数が多く、とくにリビング床の菌数が多い傾向でした。除菌意識の高い乳児のいる家庭にとっては、気になる結果となっています。
グラフ) 同居こども有無・場所別の菌数(戸建、築15年以上の同居子ども有無の家庭で比較)
■花王からのおそうじ提案
家の中の衛生・清潔のためには、ホコリを見つけたら、すぐに掃除をすることや、こまめにホコリを掃除することが大切と考えられます。菌やカビが存在するホコリは、容易に舞い上がる性質があるため、舞い上げず掃除できる方法として、クイックルワイパーがおすすめといえます。
【クイックルワイパー シリーズ】 HP:http://www.kao.co.jp/quickle/?cid=quickle_prtimes140806
■クイックルワイパー
・ホコリに気づいた時に、手軽におそうじできるフロア用掃除道具です
・クッションヘッドが床面にしっかりフィット。
舞い上げることなくホコリと一緒に菌・カビまでしっかり捕集します
・「クイックルワイパー立体吸着ウエットシート」を装着すれば、掃除機がけと雑巾がけが一度にできます
■クイックルワイパー ハンディ/クイックルワイパー ハンディ伸び縮みタイプ
・吸着性の高いファイバーがホコリと一緒に菌・カビまで、からめとって離しません(※)
※砂や土等の重いホコリや、量が多すぎると、とりきれないことがあります。
・伸び縮みタイプなら、手元から高い場所、すきまの奥までラクラクおそうじできます
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像