「株式会社三越伊勢丹旅行」設立について

株式会社三越伊勢丹ホールディングス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長執行役員:大西洋、以下「三越伊勢丹HDS」)は、旅行事業の強化に向け、「株式会社三越伊勢丹旅行」を設立することといたしましたのでお知らせいたします。
main image

1.三越伊勢丹旅行設立の目的

 三越伊勢丹HDSは、「2018年度営業利益500億円」を目指し、中期経営計画を推進しています。この目的の達成のためには、百貨店事業に加え、お客さまとの接点を更に拡大させる事業を強化・拡大し収益力を向上することがきわめて重要であり、現在、当グループでは、カード事業・スーパーマーケット事業・ファッションブランド事業・ソリューション事業などを重点事業として位置づけております。1月9日に発表した「次世代型ヘルスケアモール」は、お客さまの心と身体のケアによる接点の拡大として有力なソリューション事業ですが、高付加価値なラグジュアリー旅行事業は、とくにお客様の期待の高いカテゴリーと考えております。

 モノからコトへ個人消費の対象が質的に変化している昨今、旅行は代表的なコト商品であり、とりわけ時間とお金に余裕のあるシニア世代の旅行マーケットは拡大しています。また2020年までに訪日外国人旅行者2000万人を目指す政策に伴い、海外からの観光客による国内旅行マーケットも拡大していきます。 

 三越伊勢丹HDSは現在、三越伊勢丹旅行営業部が、主に三越のお客さまを対象に高付加価値かつラグジュアリーな自主企画旅行商品を提供しておりますが、今後の成長に向けては、伊勢丹のお客さまへの拡大をはじめとしたグループ全体のお客さまのご要望にお応えできる態勢を整えることで、収益を拡大させていきます。

また事業拡大のスピードアップを図るためには、三越伊勢丹HDS100%出資の旅行専門子会社をグループ内に設置することが、「ラグジュアリートラベルマーケットにおける確固たるポジショニングの確立」「柔軟性とスピードをもった経営判断」「旅行専門人材の早期獲得・育成」の面からもきわめて有効と考えられます。

 そこで現・三越伊勢丹旅行営業部を母体とした旅行事業専業子会社「株式会社三越伊勢丹旅行」を新設することにいたしました。



2.具体的な事業展開

① 三越伊勢丹旅行営業部の現状の取り組み(別添資料参照)

 現在、三越伊勢丹旅行営業部では、主に三越の上質な旅行を望まれるお客さまを対象とした「高付加価値・高価格帯旅行」商品を自社で企画し販売しています。

〔自主企画旅行の特徴〕
・豪華列車チャーターや、遺跡・美術館などの特別貸切見学や著名講師が同行する海外旅行
・100年以上の歴史を持つ三越美術営業部との連動により一流の作家の工房を訪ねるなど、
 直接コミュニケーションの機会を設ける国内旅行
・国内では三越しか保有していない10人乗り豪華バスによる国内旅行
・上記のような当社自主企画旅行には、三越伊勢丹の店頭同様のおもてなしで最高のご満足を提供する
 三越伊勢丹旅行営業部の添乗員が原則同行

 こうした取り組みは業界内でも高く評価され、海外、国内・訪日旅行で最も優れた企画旅行に対して表彰を行う「ツアーオブザイヤー」(現・ツアーグランプリ)の複数回受賞に結びついています。

※ツアーオブザイヤー(現・ツアーグランプリ)とは、海外、国内・訪日旅行で最も優れた企画旅行
(募集型・受注型) に対して年1回表彰を行うもの。
主催:ツアーグランプリ実行委員会
後援:国土交通省、国土交通省観光庁、一般社団法人日本旅行業協会、一般社団法人日本旅行作家協会
運営:ツアーグランプリ運営事務局

 以上のように三越伊勢丹旅行営業部は、「高付加価値・高価格帯旅行」に特化することで、他社には真似できない独自性の高い企画を提供し続け、お客さまに繰り返しご利用いただくことで、業界では高い収益性を維持しています。


② 今後の方向性

 旅行は大きく「移動」「観光」「食事」「宿泊」の要素で構成されており、それぞれでいかに付加価値を高め、他社にない特徴を発揮するかということが重要になります。当社の旅行においても、たとえば「宿泊」であれば、なかなか予約がとれない旅館やホテルを押さえるというかたちで付加価値を提供できる商品を企画しています。さらに、当社が競合他社にはない強みとして有しているのが、「三越プレミアムクルーザー(写真・以下、MPC)」と「三越グランドクルーザー(以下、MGC)」という三越オリジナルのラグジュアリーバスによる「移動」です。

 とくに、45席設置可能な大型観光バスの座席を1席ずつゆとりのある空間にするため、わずか10席に改造し、さらに広い化粧室も装備したMPCは国内では三越伊勢丹のみが所有するプレミアム感にあふれたバスであり、このバスを核とした商品を企画・提供することで、他社との差異化を具現化するとともに、お客さまの満足度を高め、リピート率の向上を実現していきます。

 円安の影響もあり、現状の旅行マーケットは全般的には「国内旅行好調」さらには「インバウンド好調」という傾向が見られることから、MPC・MGCを核とした外国人観光客を含めたラグジュアリー国内旅行というカテゴリーは高い伸びが期待できます。

 現状、MPC・MGCとも2台ずつ保有していますが、半分以上の企画が満席となっており、今後これらを増台することで、より多くのお客さまにご満足いただける環境を整えていきます。

 そしてこのMPC・MGCを核とした国内旅行をきっかけに、三越伊勢丹旅行が提供する国内・海外の旅行ファンを増やしていくことを目指しています。


3.新会社の概要

社名 株式会社三越伊勢丹旅行( Isetan Mitsukoshi Travel Co., Ltd. )
代表者 未定
資本金 資本金5000万円・資本準備金5000万円
会社設立日 2015年1月20日(予定)
事業開始 2015年7月1日(予定)
本社所在地 東京都中央区日本橋室町1丁目4番1号
初年度売上目標 75億円(2015年度)


■株式会社三越伊勢丹旅行の設立に伴い、JTBの子会社(三越伊勢丹の持分法適用会社)である「株式会社JTB伊勢丹トラベル」は会社清算を行います(2015年6月30日予定)。
株式会社三越伊勢丹旅行の営業所においては、今後もお客さまの幅広いご要望にお応えするためにJTBの商品を販売していきます。
なお、同社の清算がJTBならびに三越伊勢丹の業績に与える影響は軽微です。

《ご参考》 「株式会社JTB伊勢丹トラベル」概要
社名 株式会社JTB伊勢丹トラベル( JTB ISETAN TRAVEL SERVICE, INC. )
代表者 代表取締役社長 高井 晴彦
資本金 9800万円
株主 (株)ジェイティービー66.33%、(株)三越伊勢丹ホールディングス33.67%
会社設立日 2007年2月1日(創業日 1987年12月1日)
本社所在地 東京都新宿区新宿2-19-12 静銀ビル6階
営業所 5か所(新宿・松戸・浦和・相模原・府中 いずれも伊勢丹店内)
売上高 33億1300万円(2013年度)
従業員数 46人(2014年4月時点)

                                         以 上

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります。

メディア会員登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。
※内容はプレスリリースにより異なります。

  1. プレスリリースTOP
  2. >
  3. 株式会社 三越伊勢丹ホールディングス
  4. >
  5. 「株式会社三越伊勢丹旅行」設立について