学生がキャンパス内の落ち葉で作った堆肥を地域住民に頒布
千葉大学環境ISO学生委員会では、焼却処分されるはずだった落ち葉を堆肥にすることで、ごみとCO2の両方を削減する環境保全活動を行っています。また、地域貢献の一環で、完成した堆肥を地域住民に頒布する会を6月11日、12日に行いました。
■落ち葉堆肥「けやきの子」とは
※寄付金1袋1口300円(寄付していただいたお金は学生委員会の環境活動に活用します)
参加した地域住民の方は、自宅のプランターや家庭菜園に使うといった声もあり、中には毎年心待ちにしてくださっている方もいて、「有機栽培している畑で使わせていただきます」と嬉しそうにおっしゃっていました。
■担当学生の声
「大変なことも多数ありましたが、約1年間丹精を込めて作製したけやきの子を頒布することが出来ました。昨年度頒布した方からご好評をいただき、けやきの子の作製のやりがいを感じており、今後も継続していきたいと考えております。ぜひ、多くの方にご覧いただき、けやきの子の活動を多くの方に知って頂ければ幸いです。」
環境ISO学生委員会 堆肥化班班長 松村佳孝(工学部部 共生応用化学科2年)
<関連リンク>
千葉大学 http://www.chiba-u.ac.jp/
千葉大学の環境への取り組み http://www.chiba-u.ac.jp/general/approach/environment/index.html
千葉大学環境ISO学生委員会 http://env.chiba-univ.net/
千葉大学の構内には多くの樹木が生えており、毎年大量の落ち葉がごみとして廃棄処理されています。環境ISO学生委員会では、地元のNPOである「NPO法人環境ネット」から技術的な指導を受け、2006年度より落ち葉の一部を堆肥化し「けやきの子」という名称で、地域住民に頒布することで資源の有効利用と地域貢献を行ってきました。
■「けやきの子」頒布会を実施しました
事前に近隣自治会の回覧板で頒布の取り組みを告知し、6月11日(土)・12日(日)に、千葉大学西千葉キャンパスにおいて、事前にご注文いただいた地域住民の方10名に、10kg入りの堆肥を合計30袋頒布しました。※寄付金1袋1口300円(寄付していただいたお金は学生委員会の環境活動に活用します)
参加した地域住民の方は、自宅のプランターや家庭菜園に使うといった声もあり、中には毎年心待ちにしてくださっている方もいて、「有機栽培している畑で使わせていただきます」と嬉しそうにおっしゃっていました。
堆肥の頒布については、東日本大震災以後は原発事故の影響により一時頒布を自粛していましたが、2013年に落ち葉の腐葉土に含まれる放射線量を測定したところ、農林水産省の定める基準を下回っていました。翌2014年に作製した堆肥についても、放射線量調査を行ったところ、基準を大幅に下回っていることがわかりました。そこで、学生自ら千葉県を通じて農林水産省に申請し、許可をもらい、2015年から頒布会を再開しました。
■担当学生の声
「大変なことも多数ありましたが、約1年間丹精を込めて作製したけやきの子を頒布することが出来ました。昨年度頒布した方からご好評をいただき、けやきの子の作製のやりがいを感じており、今後も継続していきたいと考えております。ぜひ、多くの方にご覧いただき、けやきの子の活動を多くの方に知って頂ければ幸いです。」
環境ISO学生委員会 堆肥化班班長 松村佳孝(工学部部 共生応用化学科2年)
- 千葉大学環境ISO学生委員会について
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千葉大学 http://www.chiba-u.ac.jp/
千葉大学の環境への取り組み http://www.chiba-u.ac.jp/general/approach/environment/index.html
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