サンディスクの「Fusion ioMemory™」、IIJの次世代クラウドサービス「IIJ GIOインフラストラクチャーP2」に採用

多様化するビジネス事情に対応するため、超高速フラッシュストレージをエンタープライズ向けクラウドサービスで提供

ウエスタンデジタル

 

 

サンディスク株式会社(本社:東京都港区、以下「サンディスク」)は本日、株式会社インターネットイニシアティブ(本社:東京都千代田区、以下「IIJ」)が2015年11月より提供開始したパブリッククラウドとプライベートクラウドを融合した新しいクラウドサービス(IaaS)「IIJ GIO(ジオ) インフラストラクチャーP2」(http://www.iij.ad.jp/biz/p2/、以下、IIJ GIO P2)に、サンディスクのPCIeアプリケーションアクセラレーター「Fusion ioMemory™ PX600」が採用されたことを発表しました。IIJによるFusion ioMemoryの採用は、「IIJ GIOソーシャルアプリ支援ソリューション」でのFusion ioMemory ioDrive®/ioDrive2に続き、2度目となります。 

総務省の「平成26年通信利用動向調査」によると、一部でもクラウドサービスを利用している企業の割合は平成26年末時点において38.7%となっています。これは平成25年末の33.1%から5.7ポイント、平成24年末の28.2%と比べて10.5ポイント上昇しており、クラウドサービスの成長傾向を示すものとなっています。産業別では「金融・保険業」が約60%、資本金規模別では資本金50億円以上の企業の利用率は70%を超えるに至っています。クラウドの利用率が高まるにつれて、より多様化するビジネス事情に合った柔軟かつ高速なクラウドサービスが求められるようになります。 

IIJが提供する新クラウドサービス「IIJ GIO P2」は、従来のパブリッククラウド「IIJ GIOホスティングパッケージサービス」と、多様なITリソースを組み合わせてシステムを構成できるオーダーメイド型の「IIJ GIOコンポーネントサービス」を刷新した次世代のクラウドサービスです。IIJ GIO P2は、仮想サーバを中心とした共有リソースを提供する「パブリックリソース」と、VMware®仮想化環境と物理サーバを専有リソースとして提供する「プライベートリソース」、パブリックリソースとプライベートリソースの両方のサーバで利用できる「ストレージリソース」から構成され、エンタープライズ顧客は、最適なリソースを組み合わせて柔軟にシステムを構築することができます。さらに、マルチキャリア対応やプライベートセグメントの延伸など外部接続性にも優れ、オンプレミスや他社クラウドサービス環境とのシームレスな連携などにより、変化の著しいビジネス状況と幅広い顧客のニーズに対応しています。 

サンディスクの「Fusion ioMemory PX600」は、高パフォーマンスと高信頼を両立したPCI Express接続サーバ内蔵型フラッシュストレージの高性能モデルであり、アプリケーションの飛躍的な高速化によって高いサービスレベルを実現するとともに、データセンターの集約を促進することで、総所有コストの抑制を可能にします。 

IIJ GIO P2で提供される「Fusion ioMemory PX600」が搭載されたサービスは、エンタープライズ顧客向けに高いI/O性能と大容量を必要とするアプリケーションに対応した超高速クラウドサービスとして、クラウドサービスにおける差別化と競争力の強化を実現しています。また、エンタープライズ顧客はIIJ GIO P2を活用することにより、フラッシュがもたらす高速かつ高機能のインフラを最適なコストで利用できるとともに、ビジネスの変化に応じて迅速にITインフラを活用することが可能となります。 

IIJ執行役員プラットフォーム本部長の立久井正和氏は、「IIJ GIOにおいて、Fusion ioMemoryを採用しているサービスは、DBの高速処理のためI/O性能を要するお客様から高い評価を頂いています。この度、『IIJ GIOインフラストラクチャーP2』にFusion ioMemoryを採用することにより、ソーシャルアプリ事業者様に限らず様々な業種のお客様にご利用頂く機会を創出し、お客様にサービス性能や品質、コスト低減などの効果を還元できると確信しております。IIJは、今後もサンディスクをはじめとするテクノロジーパートナーの皆様と共にお客様のビジネスの成長を支援してまいります」と述べています。 

サンディスク代表取締役社長の小池淳義は、「サンディスクは、『IIJ GIOインフラストラクチャーP2』のサービス開始を心より歓迎いたします。多様なデバイスがインテリジェンスを搭載し、ネットワークにつながるIoT時代の本格到来を迎える中、これまで以上の規模で生成される膨大なデータをビジネスに活用していくことが求められます。特にクラウドサービスは急速に成長している分野であり、IoTを支える重要な位置づけになると考えています。サンディスクは、今後もIIJとの協業体制をより一層強化するとともに、フラッシュベースの高速かつ高信頼の『IIJ GIOインフラストラクチャーP2』を通じて、エンドユーザー企業のビジネスの成長に貢献できるよう努めてまいります」と述べています。 

■Fusion ioMemory PX600について
Fusion ioMemory PX600は、仮想化、データベース、ビジネスインテリジェンス、リアルタイムの金融取引などの高負荷な読み書き混合ワークロードに最適化されたPCI Express接続型フラッシュストレージFusion ioMemory PCIeアプリケーションアクセラレーターの高性能モデルです。Fusion ioMemory PX600は容量1TB、1.3TB、2.6TBおよび5.2TBの4モデルで提供されており、要件に応じて適切な容量を選択いただくことができます。製品に関する詳細は、http://www.sandisk.co.jp/enterprise/、およびSanDisk ITブログ(英語)をご覧ください。

■株式会社インターネットイニシアティブについて
IIJは、1992年日本企業として初めての商用インターネットサービスプロバイダとして設立されました。現在では、IIJグループとして8,500社を超える法人顧客に対して、インターネット接続、アウトソーシングサービス、WANサービス、クラウド等の各種ネットワークサービスから、システム構築、運用管理などのシステムインテグレーションまで、総合的なネットワーク・ソリューションを提供しています。
IIJに関する詳細はhttp://www.iij.ad.jp/、「IIJ GIOインフラストラクチャーP2」に関する詳細はhttp://www.iij.ad.jp/biz/p2/をご覧ください。 

■サンディスクについて
フォーチュン500ならびにS&P500カンパニーであり、データストレージソリューションで世界をリードしているサンディスクコーポレーション(NASDAQ: SNDK)は、これまで27年以上にわたって斬新なアイデアと革新的な製品でエレクトロニクス業界に変革を起こしてきました。サンディスクの最先端のソリューションは、世界最大級のデータセンターの多くに採用され、スマートフォンやタブレット、そしてパソコン用の組み込みストレージとしても幅広く使われています。また、サンディスクのリテール製品は、世界中で販売されています。
サンディスク株式会社は、東京に本社を置き、大船、四日市にオフィスがあり、日本での営業・マーケティング業務拠点ならびにNANDフラッシュメモリーの開発・製造を行っています。

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代表者名
スティーブ・ミリガン
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設立
1970年04月