食品の輸出申請がワンタッチで完了！リユース販売特化型EC一括管理システム「WORLD SWITCH」からFDAへの申請・専用送り状発行機能のリリース決定（来春2024年2月予定）

株式会社ワサビ

2023年11月30日 09時00分

株式会社ワサビ（本社：大阪府大阪市、代表取締役：大久保裕史）は、リユース販売特化型EC一括管理システム「WORLD SWITCH」からFDAへの申請、FDA（Food and Drug Administration）への申請IDを明記した送り状PDFとFDA申請PDFのダウンロード機能を2024年2月にリリース予定です。

FDA（Food and Drug Administration/アメリカ食品医薬品局）とは

越境ECにおいて食品を扱う上で、避けて通れないのが各国の輸入規制です。

※本機能のFDAは、主にアメリカ食品医薬品局の認証についてを取り扱っています。

食品だけでなく人の肌に触れたり体内に摂取されるものー化粧品や香水、薬品などを輸出する時にも必要な認証となっています。

アメリカへ越境ECで食品を販売するには、食品自体をFDA申請する方法と発送毎に内容物をFDAへ事前通知（ワンタイム通知）を行う方法の2つがあります。

食品自体をFDA申請する方法には、以下のような条件があります。

食製品単位でFDA（アメリカ食品医薬品局）へ輸入申請を行う。
基本、大手製造メーカーなどがとる方法。
製品ごとに英語対応のラベルが必須。
前提として、米国はアルコール、食肉、食肉エキスを含むもの
（ラーメン・レトルトカレー・コンソメスープなど）の輸入は禁止。

特に製造施設の登録では製造工程や加工施設などの詳細な届け出が必要になり、多様な食品を扱いたいEC事業者にとっては非常に困難です。

FDAへ事前通知（ワンタイム通知）とは

一方で発送毎に内容物をFDAへ事前通知（ワンタイム通知）を行う方法では、どこで作られたどんな食品がいつどこへ送られてくるのかをFDAへ事前に知らせることで、税関を通りやすくさせる手続きです。

あくまで「アメリカへ人体に害のない規定内の食品を個人消費を目的に送っている」という表明であり、「輸入許可を得た」わけではなく、事前に害のないものだと報告する仕組みとなっています。

WORLD SWITCHからFDAへ事前通知（ワンタイム通知）が可能になります

BtoCの場合、発送毎に内容物の食品をFDAへ事前通知（ワンタイム通知）を行うことで販売を行うことができます。

通常であれば、FDAへの事前通知は公式Webサイト上で入力・申請を行い、発行されたIDをシッピングラベルに記載する必要があります。この度の機能リリースにより、WORLD SWITCH上でFDAへ事前通知（ワンタイム通知）の入力と申請、申請後の専用IDが明記された送り状の発行、PDFのダウンロードなどが可能になります。