「もみじ饅頭」「お好み焼き」「焼きがき」「カキフライ」に合う日本酒を開発しました!
商品化第一弾 もみじ饅頭に合う純米酒「紅甘萬(べにかんまん)」が4/22(金)に発売
広島県立総合技術研究所(食品工業技術センター)は、『もみじ饅頭』『お好み焼』『焼きがき』『カキフライ』といった広島名物に合う低アルコール純米酒の醸造技術を開発しました。この技術を活用した第一弾のお酒が、白牡丹酒造(株)から4月22日(金)に発売されます。
1 開発のプロセス
日本酒の販売量が減少傾向にある中、県内の酒造会社から新しい消費が掘り起こせる広島らしい日本酒の開発を望む声が上がりました。そこで、「食中酒」「低アルコール」という時代のトレンドに合致したお酒の開発を平成25年度にスタート。
まず、地元のソムリエ等で構成される酒質設計チームが、広島名物に合う酒の香りや味(酒質)を設計。低アルコール酒の一般的な製造方法であるアルコール度数の調整(希釈)では、旨味なども損なわれることがあります。そこで、原材料や酵母の選定、醸造条件の検討により、設計した酒質を実現する純米酒の醸造技術を開発しました。
2 開発技術の代名詞『ひろしま一途な純米酒』
今回の開発技術によるお酒は、広島名物を食べながら飲むための、広島名物に「ひたむきに寄り添うお酒」です。このコンセプトを消費者の皆様に伝えるため、開発技術によるお酒の総称として『ひろしま一途な純米酒』を考案しました。
今後も酒造会社への技術移転を積極的に進め、『ひろしま一途な純米酒』が新たな広島の名物になり、より多くの方に広島の酒のファンになっていただくことを目指します。
3 今回発売される商品について
(1)商 品 名 紅甘萬(べにかんまん)(もみじ饅頭に合う純米酒)
(2)酒造会社 白牡丹酒造(株)
http://www.hakubotan.co.jp/index1.htm
(3)販売場所 JR広島駅構内売店、広島ブランドショップTAU
(4)発 売 日 平成28年4月22日(金)
4 試飲会を東京と広島で開催します
(1)東京銀座の広島ブランドショップTAU(たう)
日 時:平成28年4月22日(金)11時00分~16時00分
場 所:東京都中央区銀座1-6-10 TAU2階 『翠』
※数量限定(なくなり次第終了)
(2)白牡丹酒造(株)「紅甘萬(べにかんまん)」発売イベント
日 時:平成28年4月22日(金)14時から30分程度
場 所:広島駅2階 新幹線改札内おみやげ街道3号店(上り新幹線ホームに上がるエスカレータ前)
内 容:消費者を対象にもみじ饅頭とそれに合う酒の試食及び試飲会出席者:白牡丹酒造 (株)、広島県菓子工業組合、ひろしま、宝しまレディ 外
<参考資料>
1 開発技術について
◆既存の低アルコール日本酒は、発酵を途中で止める方法や、発酵中又は終了後に希釈する方法で製造されていま
すが、味のバランスが悪く料理に合わないことや、商品として問題のある臭いが出ることがあります。しかし、これでは広島名物に合うように設計した酒質が再現できません。
◆そこで、希釈しても旨味が損なわれず、目標とする酒質となる純米酒を製造するための技術を開発しました。これにより、希釈時に目標とするアルコール度数、糖度、酸度、旨味、香りとなる純米酒が完成しました。
※酒質設計チームのメンバー
(一社)日本ソムリエ協会顧問 的場 勝氏(元ホテルグランヴィア広島シェフソムリエ)
(有)スーリヴェール代表取締役)好村隆宏氏(元ホテルグランヴィア広島バーテンダー)
和ごころ田じま 店主 田島隆史氏
(株)酒商山田 清酒専門評価者 森澤賢吾氏
2 今後の展開
現在、県内酒造会社に順次、技術移転中です。
・「お好み焼に合う純米酒」:(株)三宅本店が製造中、今夏にお好み焼店向けに販売開始予定
・「焼きがきに合う純米酒」:県内酒類流通業者の(株)酒商山田が県内酒造会社と製造について計画中、今秋に販売開始予定
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
広島県食品工業技術センター 担当:青山、大土井 電話:082-251-7433
広島県総合技術研究所 企画部 担当:若﨑、須川 電話:082-223-1200
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