特定疾患『筋萎縮性側索硬化症(ALS)』の原因解明へ!
~膜タンパク質の掃除システムを発見~
千葉大学大学院融合科学研究科の板倉英祐 助教、MRC laboratory of molecular biology のRamanujan Hegdeグループリーダーらの共同研究のグループは、細胞質の膜タンパク質によるタンパク質凝集体形成を防ぐ細胞内の新しい掃除システム(膜タンパク質品質管理経路)を発見しました。この掃除システムを欠損すると、凝集体形成をしやすくなることなどから、筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの神経疾患の原因解明に貢献する成果です。
- 研究の背景
- 研究結果の内容
- 研究成果の意義
- 掲載論文と著者
(ユビキリンはミトコンドリア膜タンパク質を識別保護し、分解へ導く)
Molecular Cell, in press
Eisuke Itakura, Eszter Zavodszky, Sichen Shao, Matthew L. Wohlever,
Robert J. Keenan, and Ramanujan S. Hegde
*本研究成果は、2016年6月23日国際科学誌「Molecular Cell」にオンラインで公開されます。
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