三菱ケミカル、「Skillnote」を導入し、新人教育の期間が50%改善

教育管理体制の見直しでベテランの業務負担の軽減と若手従業員のキャリアアップを支援

株式会社Skillnote

 製造業の人材課題をスキルデータで解決する株式会社Skillnote(本社 東京都千代田区、代表取締役 山川隆史、以下 Skillnote)は、三菱ケミカル株式会社(本社 東京都千代田区、代表取締役社長 筑本 学、以下 三菱ケミカル)がクラウド型スキルマネジメントシステム「Skillnote」を2024年11月より導入し、炭素繊維課における教育管理体制の見直すことで新人教育の効率化を図り、一人前になるための作業習得期間を1年から6か月に短縮したことをお知らせします。三菱ケミカルの炭素繊維課では今後、「Skillnote」を活用し、指導者であるベテランの業務負担のさらなる軽減と、若手従業員のキャリアアップ支援を目指します。

左から炭素複材製造部 炭素繊維課 課長 牧野 哲也さん、課長代理 畑山 明人さん

 三菱ケミカルは、2017年4月に三菱化学・三菱樹脂・三菱レイヨンが統合し発足した、日本を代表する大手総合化学メーカーです。全国に製造拠点を持ち、多様な化学製品を取り扱う同社事業の中でも、三重県・愛知県に拠点を持つ東海事業所では、自動車・半導体・ディスプレイ産業に供給する化学品や樹脂製品を製造しています。その一端を担う炭素繊維課では、近年の旺盛な炭素繊維の需要に応えるために24時間365日のフル稼働状態が続く一方で、採用競争の激化などによる人材不足の影響もあり、ベテランが新人のフォローに入っていました。その結果、ベテラン社員の負担が増大し、新入社員教育の遅れが発生するため、ベテラン社員の負担が軽減されることなく、人材育成も停滞するという負のスパイラルに陥っていました。この状況を打開するため、2025年より単一部署でスキルマネジメントシステム「Skillnote」を導入しました。

スキルマネジメントシステム「Skillnote」の活用方法と成果

1.新人が一人前になるまでの教育期間を1年間から6か月に短縮

 三菱ケミカルの炭素繊維課では、従来、表計算ソフトで運用・管理していた力量表を「Skillnote」に移行しました。1年ごとに教育計画を定めていたものの、従来の管理方法では教育の進捗確認が半期に一度になりがちで、進捗状況の遅れを把握した時点では残り半年しかなく、取り戻すことが難しい状況が生じていました。「Skillnote」導入後は、教育の遅れに対するアラート機能により、タイムリーなフォローアップが可能となりました。加えて、力量表の視認性の向上および作業標準書へのアクセス性改善により、新人も「次に取り組むべき課題」を明確に把握できるようになりました。これにより、新人本人の主体的な取り組みと、教育担当者・職長による適切なフォローアップが相乗効果を生み、担当作業において一人前までの期間を従来の1年から6か月へと短縮することができました。

2.作業標準書の回覧を紙からシステム上に変更することで、現場からのフィードバック数が増加

 三菱ケミカルの炭素繊維課では、これまで装置の調整等に伴う作業標準書の改訂時には、紙媒体による回覧を実施してきました。今回、力量表を「Skillnote」で管理することにより、力量ごとに作業標準書を紐づけて管理することができるようになったため、「Skillnote」上で回覧を行う運用へと移行しました。その結果、作業標準書の改善に関するコメント数が大幅に増加しました。紙媒体による回覧では、受領時にのみコメントを記入する機会に限られていましたが、「Skillnote」では、業務の合間など都合の良いタイミングでコメントを記入することができるようになりました。

3.ベテランのノウハウの継承や主体的な資格取得・スキルアップの取り組みが加速

 上記の作業標準書に対するコメントは、ベテランの従業員も取り組んでいます。ベテランの「カン」や「コツ」といったこれまで暗黙知となっていたノウハウが作業標準書上で形式知化され、技能の継承の場となっています。 

また、作業標準書の改訂等のタイミングで「Skillnote」の自身の力量を確認する流れとなっています。その過程において、従業員は自身の力量の現在地を把握するだけではなく、より高いレベルで求められる力量を確認し、主体的に資格取得やスキルアップに取り組む人が増えています。 

導入事例詳細

事例の詳細は以下のリンク先からご覧ください。

「Skillnote」導入で新人教育期間を50%改善。現場の負担軽減と学習意欲の高い組織の実現へ

https://skillnote.jp/case/mcgc

今後の展望  

 三菱ケミカルの炭素繊維課では新人教育が課題でしたが、「Skillnote」が安全や品質、環境など様々な分野の力量の向上に活用できるシステムとして、他の拠点や部署においても導入を検討している状況です。

スキルマネジメントシステム「Skillnote」について

「Skillnote」は、製造業において従来Excel等で管理されてきたスキルマップ(力量管理表)を一元的に管理・運用することのできるクラウドサービスです。現場のスキル/教育データがクラウドに登録され見える化が進むことで、スキルデータを活用した計画的な人材育成・人材配置を実現し、技能伝承、多能工育成、即戦力化といったものづくり企業の人材管理に関する課題解決に貢献します。

三菱ケミカル株式会社について

会社名:三菱ケミカル株式会社
所在地:東京都千代田区丸の内1-1-1パレスビル
創 業:1933年8月31日
資本金:532億2900万円
代表者:筑本 学
事業内容:機能商品、素材他
HP:https://www.mcgc.com 

株式会社Skillnoteについて

「つくる人が、いきる世界へ」というビジョンのもとに、ものづくりにおける人の成長を科学し、ものづくりに関わる全ての人がいきいきと働く社会の実現を目指しています。
会社名:株式会社Skillnote
所在地:東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE
設立:2016年1月
資本金:9億2,476万円(資本準備金を含む)
代表者:山川 隆史
事業内容:スキルデータの活用で、ものづくりに関わる人と組織の力を引き出す各種クラウドサービスの開発・販売
HP:https://skillnote.jp/

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会社概要

株式会社Skillnote

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URL
https://www.skillnote.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE 11F
電話番号
03-6262-5040
代表者名
山川隆史
上場
未上場
資本金
9900万円
設立
2016年01月