社会人1年目と2年目の意識調査2015

このたび、ソニー生命保険株式会社(代表取締役社長 萩本 友男)は、2015年3月27日~3月30日の4日間、この春就職する、または、就職してから1年経つ20~29歳の男女に対し、昨年4月に発表した調査(※)に続き、2回目となる「社会人1年目と2年目の意識調査2015」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効サンプルの集計結果を公開しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)

※ソニー生命保険株式会社「社会人1年目と2年目の意識調査」、2014年4月発表
社会人1年目で充実させたいことは? 約半数が「貯蓄」、約7人に1人は「恋愛」

新社会人は、社会人1年目の生活でどのようなことを充実させたいと思っているのでしょうか。

この春就職する“社会人1年生”500名と、就職してから1年経つ“社会人2年生”500名(合計1,000名、全回答者)に対し、社会人1年目で充実させたいと思う(思っていた)ことは何か聞いたところ、「業務技能習得」(52.0%)、「業務知識習得」(51.6%)、「貯蓄」(49.2%)がトップ3となりました。社会人として新生活をスタートする1年では、スキルアップすることと、貯蓄をすることに注力したいと考えている人が多いようです。以降も「社内での人脈づくり」(40.3%)や「仕事で成果を出すこと」(40.0%)といった仕事関連の項目が上位となりました。他方、プライベート関連では、「趣味」が32.4%、「親孝行」が19.7%、「恋愛」が14.7%となりました。 (図1)

(図1)


◆社会人1年目にかかった費用 身だしなみに平均5万3千円、自己投資に2万2千円

◆社会人1年目の貯蓄額 平均46万円、実家に入れた額は平均17万円

社会人2年生(500名)に対し、社会人1年目の1年間で、仕事のために支出した費用について聞いたところ、《身だしなみ(スーツ・化粧品など)》では、「1万円超~3万円」と「3万円超~5万円」(どちらも21.4%)が最も多くなり、全体の平均額は52,640円となりました。スーツやカバンの新調、メイク用品の用意など、社会人としての装いの準備費用として、少なくない金額が必要だったことがわかります。男女別にみると、男性は平均57,007円、女性は平均48,274円と、平均額は男性のほうが高い結果となりました。 (図2) 

また、《自己投資(セミナー参加・書籍購入など)》では、まったくお金をかけなかったとする「0円」(36.4%)が最も多く、「1円~5千円」(16.4%)や「5千円超~1万円」(17.6%)、「1万円超~3万円」(15.6%)に回答が集まり、全体の平均額は22,043円となりました。 (図3)

(図2)

 

(図3)

 


同様に、社会人1年目の1年間で《貯蓄した金額》について聞いたところ、「1円~10万円」(26.4%)と「50万円超~100万円」(23.6%)それぞれに回答が集まり、平均額は462,401円となりました。しっかり貯蓄ができた層とあまりできなかった層とに分かれている様子が窺えます。 (図4)

また、《実家に入れた金額》では、「0円」が35.4%、「1円~10万円」が26.2%となり、平均額は168,905円となりました。 (図5)

(図4)

 

(図5)

 

◆社会人1・2年生にとって仕事とは? 「お金を得る手段」半数超、「自己実現」は昨年より上昇
◆社会人1年生「最初に入った会社で定年まで働きたい」約3割
◆社会人2年生の実感「既に辞めたい」2割


それでは、社会人1・2年生はどのような仕事観を持っているのでしょうか。

全回答者(1,000名)に対し、自身にとって仕事とは何か、最もあてはまるものを聞いたところ、「お金を得る手段」(55.4%)が半数超となり、「自己実現」(15.0%)が1割半、「社会貢献」(10.8%)と「生きがい」(10.0%)が1割で続きました。仕事は“生きるための手段”と割り切っている人が多数派となりましたが、“自分の理想に近づくよう努力する場”や“社会に貢献する場”と考える人もみられました。2014年調査と比較をすると、男性では「自己実現」を挙げた人の割合(2014年10.9%→2015年18.2%、7.3ポイント上昇)が上昇しました。 (図6)

(図6)経年調査

 


次に、最初に就職した会社でどのくらいの期間働きたいと思うか聞いたところ、社会人1年生では「定年まで働きたい」(28.2%)が最も高くなった一方、社会人2年生では「既に辞めたい」(20.0%)や「2~3年くらい」(22.2%)が比較的高くなりました。入社前は定年まで勤め上げるつもりであっても、入社後1年で気持ちに変化が生じてしまうことが少なくないのかもしれません。 (図7)

(図7)

 

◆社会人1・2年生に人気の部署は「総務部」「技術部」
◆これからの社会人生活は何色? 社会人1年生は「白」、2年生は「灰色」
◆社会人生活のイメージを表す色で「青」が増加! 「青」を選んだ理由は多様な思いの表れ?


それでは、社会人1・2年生はどのような仕事に関わりたいと考えているのでしょうか。

全回答者(1,000名)に、現在、どの部署に配属されたいと思っているか聞いたところ、「総務部」(20.7%)が最も多く2割、次いで、「技術部」(16.9%)が1割半、「人事部」(12.1%)、「営業部」(12.0%)、「開発部」(10.5%)が1割強で続きました。 (図8)

(図8)

 

続いて、これからの“社会人生活”は何色のイメージか、自由回答で募ったところ、最も多かったのは「白」(191人)、次いで、「青/ブルー」(155人)が続き、さらに、少し暗い印象を受ける色の「灰色/グレー」(125人)や「黒」(122人)が続きました。

社会人1年生と2年生とで分けてみると、社会人1年生では1位は「白」で113人とダントツ、社会人2年生では1位から3位までは僅差で並び、1位に「灰色/グレー」(79人)、2位に「白」(78人)、3位に「青/ブルー」(76人)が挙がりました。

また、2014年調査と比較をすると、「白」は2年連続での1位、「青/ブルー」が2015年調査では2位に順位を上げました。 (図9)(図10)

(図9)経年調査

 

(図10)

 

次に、社会人生活のイメージを表す色を選んだ理由を聞いたところ、白に対しては、「努力次第で何色にでもなれるチャンスがある。」(男性・社会人1年生)や「まだいい意味でも悪い意味でも、何色にも染まっていないから。」(女性・社会人1年生)など、今後の努力や経験によって色が決まっていくからといった理由が多く挙げられました。

また、2番目に多く挙げられた青/ブルーに対しては、「青空のように透き通った気持ちで頑張りたい。」(男性・社会人2年生)や「空が広いようにまだ知らないいろんな未来が待ってそうだから。」(女性・社会人2年生)、「憂鬱になることも晴れ晴れとした気分になることもあるから。」(女性・2年生)、「冷静に落ち着いて仕事に取り組めるようになりたいから。」(女性・社会人2年生)など、透明感や期待感、ポジティブ・ネガティブ両方の気分、冷静・クールといったイメージがあることが理由として挙げられました。「青/ブルー」は多様な思いの表れのようです。 (図11)

(図11)


 

◆「ケータイを時計代わり」「スマホやタブレットでメモ」は肯定派と否定派が拮抗
◆「遅刻・欠勤連絡をメールやLINEで」肯定派は約4人に1人
◆「上司の誘いより友人の誘いを優先」6割が肯定派、「職場恋愛」は8割弱が肯定派


新社会人は、仕事にスマホなどの情報機器を活用することについて、どのような感覚を持っているのでしょうか。

全回答者(1,000名)に聞いたところ、「腕時計をしない(時間はケータイで確認)」ではアリ50.4%、ナシ49.6%、「メモをスマホやタブレットでとる」ではアリ50.1%、ナシ49.9%となり、どちらも肯定派と否定派が拮抗する結果となりました。また、「遅刻・欠勤連絡をメールやLINEでする」ではアリ23.4%、ナシ76.6%と、否定派が肯定派を大きく上回りました。これらのような活用法の是非については、職種や職場の決まりごとや風土によって、どちらが常識的なのかが左右される面もあるかと思いますが、新社会人の意識としては、時計やノート・メモ帳の代わりに情報機器を活用することについては肯定派と否定派が拮抗しており、遅刻・欠勤連絡をメール・LINEですることについては否定派が多数のようです。

次に、職場でのコミュニケーションについて、どのような感覚でいるか聞いたところ、「上司の誘いより、友人の誘いを優先する」ではアリ60.6%、ナシ39.4%と肯定派が否定派を上回り、「職場恋愛(同じ職場の人とお付き合いする)」ではアリ77.4%、ナシ22.6%と肯定派が大多数となりました。 (図12)

(図12)

 

◆社会人1・2年生の平均的なライフプラン 結婚・マイカーは30歳、マイホームは37歳で
 
これからの長い社会人としての生活をより良くするためには、今後必要となる資金を可視化したり、目標に向けて計画を立てたりする、将来設計(=ライフプランニング)が有効なのではないでしょうか。そこで、全回答者(1,000名)に対し、ライフイベントや大きな買い物を何歳頃までにしたいと考え、計画を立てているか質問を行いました。

まず、《結婚》について聞いたところ、「~24歳」が6.7%、「~29歳」が46.4%、「~34歳」が16.9%となりました。20代のうちに結婚したいと考え、計画を立てている人が半数以上となり、平均年齢は30.1歳でした。 (図13)

次に、《出産(第一子の誕生)》について聞いたところ、「~29歳」が29.5%、「~34歳」が30.1%となり、20代後半から30代前半には子どもが欲しいと考えている人が半数以上で、平均年齢は32.0歳となりました。また、女性は男性より「~29歳」が高く(女性38.6%>男性20.4%)なりました。 (図14)

(図13) (図14)
 

 


また、《マイカーの購入》は平均29.9歳、《マイホームの購入》は平均36.7歳となっています。他方、《マイカーの購入》を「したいと思わない」は19.4%、《マイホームの購入》を「したいと思わない」は16.4%と、これらの購入意欲がない新社会人も少なくないことがわかりました。 (図15)(図16)

さらに、《リタイア生活》についても聞いたところ、「したいと思うが、計画は立てていない」(33.3%)が多く、まだリタイア後の生活を考えていない人が3人に1人の割合となりました。 (図17)

(図15)(図16)(図17)

 

◆その一言が後輩のやる気を奪ってしまう! 社会人1・2年生のやる気を奪う危険なセリフ
「ゆとり世代だなぁ」「やる気ある?」「常識でしょ」、そして心を折ってしまう禁断のセリフとは?


先輩からの言葉によって新入社員のモチベーションが上下することもあると思いますが、どのような言葉が後輩のやる気を奪ってしまい、逆にどのような言葉が後輩のやる気を引き出すのでしょうか。

まず、全回答者(1,000名)に対し、先輩社会人に言われたら、やる気を奪われてしまうセリフは何か聞いたところ、最も多く選択されたのは、「この仕事向いてないんじゃない?」(36.7%)でした。仕事で悩んでいる後輩に、突き放すようなセリフをかけてしまうと、やる気を失ってしまうのも当然かもしれません。次いで、「ゆとり世代だなぁ」(34.3%)、「やる気ある?」(31.9%)、「そんなことは常識でしょ」(25.5%)、「私が若いころは○○だったのに」(25.3%)といったセリフが上位回答となりました。世代に対する思い込みや先入観をもって話をする先輩や、後輩を理解しようとする姿勢のない先輩は、後輩のやる気をどんどん奪ってしまっているのかもしれません。 (図18)

(図18)

 

◆その一言で後輩は奮い立つ! 社会人1・2年生のやる気に火がつくセリフ
1位「次からはこうしようか」 2位「困ったことがあったらいつでも相談して」


それでは反対に、先輩社会人からどのような言葉をかけられたらやる気が湧いてくるのでしょうか。

全回答者(1,000名)に対し、落ち込んでいるとき(仕事で失敗したときなど)に、先輩社会人に言われたら、やる気に火がつくセリフは何か聞いたところ、「次からはこうしようか(改善策を指示)」(36.9%)でした。次いで、「困ったことがあったらいつでも相談して」(28.1%)、「頑張ったんだね、ありがとう」(27.3%)、「一緒に頑張ろう!」(24.5%)、「失敗は誰にでもあるよ」(23.0%)、「責任は俺が持つよ」(22.0%)が上位となりました。後輩が仕事で上手くいっていないようなときでも、突き放すのではなく、改善策を示したり、後輩の気持ちに寄り添ったりできる先輩が、後輩のやる気を引き出せるようです。 (図19)

(図19)

 

◆社会人1・2年生が自分の会社の社長になって欲しい人物とは?
歴史上の人物では1位「徳川家康」、理由は「安定させてほしい」「おおらかそう」
有名人では1位「所ジョージさん」、理由は「面白い会社になりそう」「楽しく仕事ができそう」


新社会人にとって、会社のトップである経営者は遠い存在かもしれませんが、就職活動を通して、その会社のことを調べたり、実際に話したりし、その考え方に触れる機会があった人も多いかと思います。そんな新社会人の視点からみた理想の経営者とは、どのようなイメージなのでしょうか。

全回答者(1,000名)に対し、自分の会社の社長になってもらいたい歴史上の人物、もしくは有名人を自由回答で募ったところ、歴史上の人物では、1位「徳川家康」(28人)、2位「織田信長」(26人)、3位「坂本龍馬」(19人)といった回答が上位となりました。 (図20) 

それぞれの理由をみると、徳川家康に対しては「安定させてほしい」という会社の安定を望む気持ちや「気が長そう」「おおらかそう」というイメージ、織田信長に対しては「成果をきちんと認めてくれそう」や「決断・行動力がある」というイメージ、坂本龍馬に対しては「新たな道を切り開いて行けそう」や「いい舵取りをしてくれそう」というイメージが理由として挙げられました。 (図21)

(図20)
 

 

(図21)
 

 

また、有名人として最も多く挙がったのは「所ジョージさん」(22人)で、「イチローさん」(19人)、「松岡修造さん」(18人)、「ビートたけしさん」(16人)、「明石家さんまさん」(15人)が続きました。 (図22) 

それぞれの理由をみると、所ジョージさんに対しては「面白い会社になりそう」や「楽しく仕事ができそう」というイメージ、イチローさんに対しては「自分に厳しい人」というイメージや「努力する姿勢を学べる」こと、松岡修造さんに対しては「熱血さ」が理由として挙げられました。 (図23)

(図22)

 

(図23)

 

以上
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