ボッシュが新しい加速度センサーを発表

エアバッグシステムをよりスムーズに開発可能 / SMA6xyの標準化されたハウジングにより一段とシンプルなデザイン・インを実現

- マイクロカットに対する保護性能が大幅に向上
- フレキシブルな設置方向により設計の自由度が拡大
- ISO 26262準拠のASIL Dエアバッグシステムで使用可能
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ボッシュが発表した最新世代の加速度センサーにより、今後はエアバッグシステムの開発がよりスムーズに進むことになります。SMA6xyセンサープラット フォームには、エアバッグコントロールユニット向け、車両の前部/側面/後部で使用する周辺向けの2つのバージョンを用意し、アプリケーションに関係な く、センサーのハウジング設計を共通化することで承認リリースの手順を簡素化できるようになっています。この新しいSMA6xy製品ファミリーのセンサー はすべて、エアバッグシステム用のボッシュASICに適しています。

マイクロカットに対する保護性能が向上
周辺向けのPSI5センサーの場合、測定範囲が120、240、480 gの各バージョンが用意されています(タイプSMA68xおよびSMA69x)。通常のx、yの各チャンネルの他、このセンサーには垂直軸の加速度を測定 するためにzチャンネルが装備されていますので、センサーを設置する方向に左右されることなく、最適なバージョンに出会えます。これにより設計の自由度が いっそう高まるため、エアバッグシステム開発者の発想の幅も広がるに違いありません。また、従来のバージョンと比較すると、新しいセンサーはマイクロカッ トに対する保護性能が向上しています。この「マイクロカット」とは、衝撃によりセンサーへの電力供給が極めて短時間途切れることを指しており、この障害を 最大10マイクロ秒まで許容できるようになっています。

エアバッグコントロールユニットに組み込むために設計されたSPIセンサーは、最大120 g(タイプSMA66x)までの加速度を測定可能で、値は12ビット解像度で出力されます。そして、設定された閾値を読み値が超過すると、安全ピンにより エアバッグアルゴリズムが作動します。製品ファミリーSMA6xyのセンサーはすべて、コンパクトなSOIC8nハウジングを装備した1チャンネル(x、 yまたはz軸)または2チャンネル(x-yまたはy-z軸)の各バージョンが用意されています。また、このセンサーは安全性が最重要課題となるエアバッグ システムに合わせて設計されているため、ISO 26262に準拠するASIL D安全レベルの規定基準を満たしています。

なお、すでにSMA6xyのサンプルが完成していますので、関心のある方はぜひお問い合わせください。

MEMS技術の背景
ボッシュは初期の頃からMEMS(マイクロ エレクトロメカニカル システム)テクノロジーの第一線で活躍しています。1995年の市場導入以来、ボッ シュのMEMSセンサー生産数は年々増加の一途をたどり、この間の累計生産は30億個を超えました。2013年には10億個以上のセンサーがロイトリンゲ ン工場の生産ラインから送り出されました。製品ラインナップには、圧力、加速度、湿度、温度、ヨーレート、慣性、地球磁場の測定用センサー、ならびに家庭 用電化製品や自動車業界向けの幅広いアプリケーションに対応できるMEMSマイクロホンが含まれます。ボッシュ製センサーの詳細については、www.bosch-sensors.com (英語)をご覧ください。
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