ダッソー・システムズ、仏政府プロジェクト「産業の未来 (l’Industrie du Futur) 」の共同推進役に

グローバルで実績を積んできたデジタル・ソリューションで仏の中小企業を支援

3Dエクスペリエンス企業であり、3D 設計ソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント (PLM) ソリューションにおける世界的リーダーであるダッソー・システムズ (Euronext Paris: #13065, DSY.PA) は20日、仏政府の戦略的活動であるフランスの産業近代化の第二段階を、共同で推進していることを発表しました。仏政府が2015年5月18日に発表した「産業の未来 (l’Industrie du Futur) 」イニシアチブは、工場の融合 (コンバージェンス) 、コネクテッド・オブジェクト、AR (拡張現実) 、ロボティクス、ビッグデータ、サイバーセキュリティーなどのテクノロジーを包含していますが、これらはいずれもダッソー・システムズが30年にわたって手掛けてきた、3D設計、シミュレーション、製造といったグローバルな技術革新と重なるものです。

 

ダッソー・システムズは「産業の未来」アライアンスの中心的パートナーです。「産業の未来」アライアンスは、テクノロジー企業、プロフェッショナル・アソシエーション、アカデミック・パートナーから成るグループで、「デジタルの力でフランスの産業を変える」という仏政府のプログラムを推進しています。ダッソー・システムズの社長兼CEOであるベルナール・シャーレスは、このアライアンスの共同議長 (co-president) を務めています。ダッソー・システムズは「産業の未来」を支えるデジタル化計画の策定に携わっており、テクノロジーと産業界の現状とのギャップを埋める共同研究開発プロジェクトの立案、フランスや欧州の中小企業のデジタル・マニュファクチャリング手法の刷新、相乗効果を期待できる分野における国際的な協業の促進等を行っています。

ベルナール・シャーレスは次のように述べています。「『産業の未来』アライアンスは、各参加者のノウハウを結集し、かつ国レベルでの投資が行われる、全く新しい規模の包括的なクラスター (集合体、集積) です。仏政府では、(産業界が) イノベーションを成し遂げる上での課題や、これまでの努力をよく認識しており、このほど新たな熱意をもってこの取り組みを始めています。今日のチャレンジは、中規模の企業からなるエコシステムの隅々にまでいかにデジタル・トランスフォーメーションを行き渡らせるか、それによって産業全体の競争力をどこまで引き上げられるかで (そうしたチャレンジの中には) マニュファクチャリング4.0のような欧州で行われている同種の取り組みとの連携も含まれています」

持続可能性 (サステナビリティ) に関する関心、工場の近代化、グローバル・サプライチェーンにおける相互のより緊密なコラボレーションの必要性などは、今日の産業において必要とされる革命的な変化です。ドイツ、米国、日本、インドなど、世界各国の政府や企業は、デジタル時代の産業に注力し、地域経済を発展させるための、ローカルな (地域レベルの) 産業イニシアチブの立ち上げがどのような力を持つかを良く理解しています。産業界のイノベーションは、工場の壁を越えて、これまでのプロセスを一新し、かつダイナミックで、総体的で、より持続可能性を備えた生産モデルを創出するような、いくつものデジタルコンセプトを統合することによってもたらされます。

過去30年以上にわたり、ダッソー・システムズは、様々な産業のデジタル・トランスフォーメーションを推進するテクノロジーやソリューションの開発に従事してきています。同社は航空宇宙から医療機器・医薬品までにわたり、仮想世界 (バーチャル・ワールド) の力が実世界社会のビジネスに良い刺激を与えうることを立証してきました。ダッソー・システムズは、有機的成長と戦略的な買収を通じて、産業ごとのプロセスを一気通貫でサポートするデジタル・ツールのフル・ポートフォリオを構築し、米国 (インダストリー・デジタイゼーション) 、ドイツ (マニュファクチャリング4.0) に続き、今度はフランスにおいて始まった、世界クラスの製造技術およびプロセスの進化に注力するイニシアチブに参加します。

フランスの「産業の未来」におけるデジタル化は、各アライアンス・メンバーの高度な専門性を生かし、来るべき産業の再変革のありかたについて、独特の視点を示すものです。このイニシアチブはダッソー・システムズの専門領域をもとに、世界各国の企業を支援し、次の領域を変革します。

·         マテリアル・サイエンス:化学ならびに材料科学の進歩は、複合材のように、産業のプロセスを刷新するような新しいコンポーネント (部材、部品) を生み出すブレイクスルーへとつながっています。バイオモデル化 (bio-modelization) とシミュレーションの結果として新しい材料が発明されるでしょう。

·         デジタル・ファクトリー:組み込み型システム、ソフトウェア、エレクトロニクスは、製品と機械、工場、人間をつなぎ、製造およびオペレーションの最適化を確実なものとします。デジタル・プラットフォームは、これらの要素を結びつけるカギとなります。

·         MaaS*1 (サービスとしての製造):あらゆる関係者 (ステークホルダー) をつなぐオンラインのコラボレーション環境は、高度に多様化した顧客の要求に対応するための柔軟性や許容度を確保し、企業に競合優位性をもたらします。企業は自社のバリューチェーンを通じて市場の要求に迅速に反応し適応していかなければならず、3Dプリンティングのような新たな手法も取り入れていかなければなりません。

·         メカトロニクス、およびシステムズ・オブ・システムズ:モデルベース・システムエンジニアリングは、バーチャル製品と、実際の世界において将来得られるであろうものを忠実に映したユーザー・エクスペリエンスを定義づけ、イメージし、実際に作り上げていく上で、重要な一面となります。

·         デジタル・ファブリケーション:ファブラボは、モノを作るうえで、多くの新しい産業技術や広範な柔軟性を提供します。特にスタートアップ各社は、革新的な新製品を生み出すときにつきものであるリスクを限定的なものにすることで、これまで以上に機敏になります。

ベルナール・シャーレスは次のように述べています。「『産業の未来』は、非常にアジャイルでモジュラーなバリューチェーンの周辺に構築される、エクスペリエンス群で構成されたインダストリーとなるでしょう。マテリアル・サイエンス、3Dプリンティング、ファブラボといったものが、私たちが新製品や新しいソリューションを設計、製造、販売する方法を革新的に変化させることを既に目にしてきています。『デジタルの双子』、すなわちイノベーションとコラボレーションのためのプラットフォームを通じて産業の全アスペクトをデジタル化することが、産業のプレイヤーである企業にとっても社会全体にとっても、持続可能な未来を作り出していくものと思います」

*1: Manufacturing as a Service

訳注:本資料は仏Dassault Systèmes による英文プレスリリースをダッソー・システムズ株式会社が日本語訳(抄訳)したものです。原文と本抄訳の差異に関しては、原文が優先致します。予めご了承下さい。

(以上)

ダッソー・システムズについて
ダッソー・システムズは、3Dエクスペリエンス企業として、企業や個人にバーチャル・ユニバースを提供することで、持続可能なイノベーションを提唱します。世界をリードする同社のソリューション群は製品設計、生産、保守に変革をもたらしています。ダッソー・システムズのコラボレーティブ・ソリューションはソーシャル・イノベーションを促進し、現実世界をよりよいものとするため、バーチャル世界の可能性を押し広げます。ダッソー・システムズ・グループは140カ国以上、あらゆる規模、業種の約19万社のお客様に価値を提供しています。より詳細な情報は、www.3ds.com (英語)、www.3ds.com/ja (日本語)をご参照ください。

3DEXPERIENCE、CATIA、SOLIDWORKS、ENOVIA、DELMIA、SIMULIA、GEOVIA、EXALEAD、 3D VIA、BIOVIA、NETVIBES、3DSWYMおよび3DEXCITEはアメリカ合衆国、またはその他の国における、ダッソー・システムズまたはその子会社の登録商標または商標です。
 
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