『悪ノ大罪 悪食娘コンチータ』を発刊 累計80万部突破の「悪ノ娘」ノベルシリーズの悪ノＰ（mothy）氏が描く、新たな悪ノワールド第２弾！
【初版限定】キュートな４コマ漫画などを掲載した小冊子「コンチータのお品書き」付き！
累計発行部数80万部を突破した超大作『悪ノ娘』ノベルシリーズの悪ノP（mothy）氏が描く、新たな悪ノワールド『悪ノ大罪』シリーズ。
第２弾は【悪食】の悪魔と契約したバニカ＝コンチータが主人公です。彼女が求めたものは、究極にして至高、史上空前の“悪食”！
カバーイラスト、口絵、挿絵は楽曲動画のイラストを担当した壱加。ピンナップに笠井あゆみ、アオガチョウら一流シェフが腕をふるい、耽美でスパイシーな極上の晩餐へと誘います。
【大罪の悪魔】が引き起こす美味なる悲劇のフルコースをぜひ、お召し上がれ。
●初回限定！特製小冊子「コンチータのお品書き」付き
キャラクター紹介のほか、番外編や4コマ漫画「コンチータ食堂へようこそ」収録。お見逃しなく！
（特典は、数に限りがございます）
【『悪食娘コンチータ』とは？】
「敬い称えよ われらが偉大なコンチータ」
2009年3月にmothy氏がニコニコ動画に投稿した楽曲。ボーカルにはVOCALOIDのＭＥＩＫＯと鏡音リン・レンを使用している。『七つの大罪シリーズ』のうち【悪食】とテーマにした楽曲で、この世の美食を極めた“バニカ＝コンチータ”の生涯を描いている。動画内で見られる、“毒茸のコンソメスープ”などバニカらしい「本日のメニュー」にも注目。http://www.youtube.com/watch?v=9ApXcU-w20Y
【あらすじ】
エヴィリオス歴３２３年。ベルゼニア帝国グレイビア領主・オルハリ公爵の邸宅では晩餐会が開かれていた。4か月前に倒れた食道楽で肥満体型のバニカ=コンチータについて噂をしていた人々は息をのんだ。双子の侍従を引き連れて宴に現れた彼女は以前とは別人のスレンダーな、美しい姿に変わっていたのだ！
晩餐会の注目の的となったバニカだったが、「食後のデザート」として侍従が取り出したモノを見て、場は騒然となる。大量の蟲が生きたまま入った籠からバニカは手づかみでそれをつまむと、バリバリと音を立てながら平然と貪りはじめたからだった……。
【悪ノＰ（mothy）氏からのメッセージ】
今回は『食』がテーマということで、執筆にあたり取材という名目で色々と珍しい料理を食べ歩きました。（中略）これほどまでに多くの種類の動植物を食べるのは人間くらいなものです。言ってしまえば『食通』なんて概念は人間だけに与えられた特権であり、高度な文化を誇示するための贅沢に過ぎません。
『究極の食』を求めた本作の主人公、バニカ＝コンチータは、最も人間らしい欲望に忠実だったと言えるでしょう。彼女の行為は他者に受け入れられるものではなかったかもしれませんが、人間として間違っていたと安易に結論づけることはできません。結局は弱者が捕食者を恐れた、という自然界の摂理に過ぎないのです。
（中略）珍品食べ歩きの件ですが、個人的な一番の収穫は「鹿の睾丸は意外とおいしい」ということでした。……といってイベントなどで睾丸を差し入れとして持ってくるのはお控えください。生ものは基本的にお受け付けしておりません。
【著者プロフィール】
悪ノＰ(mothy)
2008年2月に鏡音リン楽曲『10分の恋』でボカロＰデビュー。ストーリー性の高い“物語音楽”を得意とし、各楽曲はもちろん、『悪ノ娘』『悪ノ召使』に始まる『七つの大罪シリーズ』と呼ばれる楽曲群は、それぞれが繋がりのある壮大な世界観を形成している。
2010年8月に処女作となる小説『悪ノ娘 黄のクロアテュール』を執筆。楽曲の語られざる物語を制作者自らが描いたことが話題となった。2012年春に『悪ノ娘』ノベルシリーズは大団円を迎え、現在では『ヴェノマニア公の狂気』や『悪食娘コンチータ』など『悪ノ大罪シリーズ』と呼ばれる新シリーズを執筆している。また、ノベルのほかにも、楽曲、漫画原作などマルチな活躍を見せている。
【商品情報】
■発売日：2013年9月24日
■判型：四六判並製
■定価：1,200円（税別）
■ISBN：978-4-569-81455-1
【ご参考】
《特設サイト》 http://akunotaizai.com/
《ＰＨＰ研究所》 http://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-81455-1
《アマゾンドットコム》 http://www.amazon.co.jp/dp/4569814557/
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