成績上位の子どもができている生活・学習習慣とは? ~新学期からすぐ実践できる、高校受験生の「3つのルール」~株式会社ベネッセコーポレーション2010年09月01日 15:31
ベネッセの通信講座「進研ゼミ中学講座」では、2010年8月、全国の高校1年生412名を対象に、高校受験期である中学3年生の時の生活・学習習慣に関するインターネット調査を実施しました。 本調査では、子どもの成績と生活・学習習慣との関連を把握するため、進研ゼミ中学講座内で実施する模擬試験の合格可能性判定において、合格判定ラインが偏差値60以上の高校に通う子ども(A層:206名)と、合格判定ラインが偏差値50以下の高校に通う子ども(B層:206名)を抽出し、両者の回答を比較しました。その結果、B層と比較してA層の子どもの高校受験期の行動には以下の特徴がありました。 1. 「考える」ことにこだわる ・ 「間違えた問題の理由を考える」は27.2ポイント多い(A層:68%⇔B層:40.8%) ・ 「分からない問題も納得いくまで考える」は33.5ポイント多い(A層:44.7%⇔B層:11.2%) ・ 「解答をそのまま暗記する」のは20.8ポイント少ない(A層:8.3%⇔B層:29.1%) 2. 早起き・3食だけでなく「勉強をする時間」も決めて、生活リズムがさらに安定 ・ 早起き(朝6時30分より前に起きる)が17.0ポイント多い(A層:40.3%⇔B層:23.3%) ・ 1日3食きちんと食べる(91.3%) ・ 「勉強する時間が決まっていた」は17.4ポイント多い(A層:84.9%⇔B層:67.5%) 3. 中3の段階で高校受験の「先」を意識 ・ 志望大学を「意識していた」(いた+何となく)のは28.7ポイント多い(A層:38.9%⇔B層:10.2%) ・ 将来の職業を「意識していた」(いた+何となく)のは7.3ポイント多い(A層:42.7%⇔B層:35.4%) 4. 受験にあたって「自ら学ぶ習慣」「自分の学習スタイル」の確立を重視 ・ 「自ら学ぶ習慣を身に付けておく」重視は11.2ポイント多い(A層:60.2%⇔B層:49.0%) ・ 「自分なりの学習スタイルを確立する」重視は14.1ポイント多い(A層:48.1%⇔B層:34.0%) 5. 自分で勉強の計画を立てた ・ A層の74.2%は勉強の計画を「自分で立てた」(ほとんど+ある程度) ・ B層の32.5%は「計画を立てなかった」 ■ 調査概要 ■ 調査方法 インターネット調査 調査地域 全国 調査対象 高校1年生(保護者を通じた共同回答方式) 有効回答数 412サンプル 調査時期 2010年8月 ■ 「進研ゼミ中学講座」からの総評 ■ 進研ゼミ会員が進研ゼミ中学講座に期待することは、日常の授業の予習復習の支援や定期テスト対策から志望校に合格するために必要な教科力の育成、将来の進路に関する情報提供などさまざまです。将来へのさまざまな志向から、難関と言われる高校の入試にチャレンジする子どもたちもいます。進研ゼミ中学講座としては、中学生の多様なニーズの一つとして、こうした難関校受験を目指すニーズにも十分に応える商品・サービス作りや情報提供に取り組んでいます。 今回の調査は、その一環として、サンプルとした両層の間に生活・学習習慣や勉強に対する意識の面で差があるのかを探りました。結果として、学習姿勢に対する差は大きく、A層では、「考える力」や「自ら学ぶ力」を重視していることをはじめとして、基本的な知識、思考力・判断力・表現力、学習習慣の確立等に取り組んでいることがわかりました。 高校受験は子どもたちにとって大きなハードルです。しかし、受験勉強は思考力、読解力、判断力、表現力といった学力を身につける重要な機会であり、また高校進学はその後の人生で目指すべき目標へ向けた重要な第一歩となります。 「進研ゼミ中学講座」では、本調査によって浮き彫りとなった、子どものたちの生活・学習習慣や勉強に対する意識の違いなどを基に、講座内での受験指導での知見をふまえ、志望校合格へ向け身につけたい「3つのルール」を導き出しました。誰でも身につけられる「ルール」として提案することで、9月から始まる2学期より本格化する受験勉強に向けて、全国の受験生を応援します。 ●「進研ゼミ中学講座」が提案する「3つのルール」 1. 3回思考 難しい問題にも自分が納得いくまでしっかりと考え、間違えた場合は「なぜ間違えたのか」を考え、さらには、時間をおいて解き直す。一つの問題で「3回思考」することで、思考力に差がつきます。 2. 3点固定 起床時間・就寝時間に加えて、「勉強を始める時間」を固定する。勉強が習慣になり、リズムが生まれます。 3. 3手想像 目の前の高校受験だけではなく、2手先の大学などの上級校、3手先の就職・将来の仕事などなりたい自分をイメージします。目的意識を明確にすることで、モチベーションに差がつきます。
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