キューベル:柔軟なワークモデルが従業員の競争力を強化

未来の労働社会に関するプレゼンテーション /

ボッシュ

- 若い世代だけでなく、シニア世代の従業員も含めた雇用の掘り起こし
- ボッシュはドイツで大卒者800人を雇用予定
- 労働力として新たに世界で約9,000人の従業員を雇用予定
- ワークライフバランスが競争力を強化
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シュトゥットガルト – 「企業が未来の労働市場においても競争力を維持するためには、若い世代だけでなく、シニア世代も含めて雇用を掘り起こす必要があります」。
シュトゥットガルトの政財界の錚々たる顔ぶれを前にして行ったプレゼンテーションにおいて、ロバート・ボッシュGmbHで取締役会メンバーとして人事労使 を担当するクリストフ・キューベルはこう発言しました。2020年の労働社会に関するスピーチの中で、キューベルはワークライフバランスの重要性について さらにこう強調しました。「さまざまなかたちの柔軟なワークモデルはスペシャリスト不足をカバーするだけでなく、女性やシニア世代の従業員のキャリア展開 にもつながります」。こうしたワーク モデルを通じて、従業員がより長期間働けるようになるほか、管理職の門戸が女性にも開きやすくなるからです。キューベルは、良好なワークライフバランスが 従業員の生産性の向上につながると明言しています。特に技術領域では、女性にとって、スペシャリストや管理職としての足場が十分に固められているとは言え ない現状にあります。

スペシャリストを豊富に抱えるボッシュ:800人の大卒者を雇用予定
キューベルはロバート・ボッシュ財団の調査をもとに、現在8,200万人のドイツの人口が2050年までに7,100万人に減少すると指摘しました。この 理由として、キューベルは生涯学習と労働上の健康管理という、未来の人事方針の大きな2つの要素を挙げています。キューベルによると、この2つの要素が精 神面、体力面の両面で従業員を支え、労働力をより長期間維持しやすくなるとのことです。また、ネットワークされた産業界では、あまり高い技術を習得してい ないマンパワーの必要性も低くなります。そのため、ボッシュはそうした従業員でも専門資格を取得できるプログラムを提供しています。さらに、スペシャリス トにも工学スキルを獲得するチャンスが用意されています。「ボッシュでは、まだスペシャリストの不足を感じることはありません。今年は世界で9,000人 の雇用をさらに追加する予定で、特にアジア太平洋の成長地域での雇用が増える見込みです」。同時に、ボッシュはドイツでも数多くの新卒者を迎えようとして います。「今年はドイツで、約800人の大卒者を雇用する予定です。このほかにも、国の枠を超えて1,400人の職業訓練生を新たに募集したいと考えてい ます」

キューベルはさらに、政策立案者が未来の労働社会の形成において大きな役割を果たすことになると考えています。特に、より多くの従業員がより健康的に、そ してより長期間働けるようにする退職政策は、未来のスペシャリストの需要にも応えるための重要な支援となります。また、通勤を強いる文化から切り離すこと も健全なワークライフバランスに寄与し、これが従業員の健康にも大きくプラスに働きます。同時に、託児施設や全日制の学校の数が増え、働いている両親にか かる負担が軽減し、キャリアを磨く機会も増えることになります。

HP:
ボッシュの採用情報: www.bosch-career.com
ボッシュにおけるワークライフバランス: http://bit.ly/1dncviW

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会社概要

ボッシュ株式会社

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URL
http://www.bosch.co.jp/jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都渋谷区渋谷3丁目6番7号
電話番号
0800-888-4000
代表者名
クラウス・メーダー
上場
未上場
資本金
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設立
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