2017年夏、横浜と伊豆を結ぶ定員数国内最大級の観光列車が誕生
アルファ・リゾート21を改造し、上質な空間で魅力的な車内サービスを提供
伊豆急行株式会社(以下、伊豆急行)と東京急行電鉄株式会社(以下、東急電鉄)は、上質な旅を提供するため、2017年夏に横浜と伊豆エリアを結ぶ新たな列車(以下、本列車)を誕生させます。
本列車は、国内における観光列車の中では最大級となる8両編成・定員100名程度で、上質な空間と魅力的な車内サービスで、心に残る時間を過ごしていただくための列車です。
伊豆急行線は、1961年の開通以来、暮らしと観光の足を担う路線として、これまで多くのお客さまにご利用いただいています。2011年には開業50周年を迎えたことを契機に、「伊豆急オモシロ駅長」や「オリーブ栽培」など、さまざまな地域活性化施策に取り組んできました。
さらなる地域活性化に向けて、伊豆急行および東急電鉄は、地元の方々、東日本旅客鉄道株式会社をはじめとする他の交通事業者、東急グル―プ各社と連携し、本列車のご利用を通じて沿線の魅力を満喫していただく新たな旅をお楽しみいただけるよう、準備を進めています。
列車名称、デザイン、具体的な車内サービス内容などの詳細は、決まり次第お知らせします。
1.運行の概要
開始時期 : 2017年7月(予定)
運行区間 : JR横浜駅~伊豆急下田駅
※運転日については決まり次第お知らせします。
2.車両概要
・1編成8両 定員100名程度 伊豆急行「アルファ・リゾート21」を改造
・デザイン・設計
ドーンデザイン研究所 水戸岡鋭治氏
3.車内サービス
上質な空間での様々な演出やお食事で、上質な旅をお楽しみいただきます。
【参考】
<水戸岡鋭治氏プロフィール>
㈱ドーンデザイン研究所代表取締役/デザイナー
建築・鉄道車両・グラフィック・プロダクトなどさまざまなジャンルのデザインを行っています。
なかでもJR九州の駅舎、車両のデザインは、鉄道ファンの枠を超え広く注目を集め、菊池寛賞・毎日デザイン賞・日本鉄道賞・ブルネル賞といった多くの賞を受賞しています。主なデザイン作品に、クルーズトレイン「ななつ星in九州」、九州新幹線800系、787系をはじめとしたJR九州の特急車両や、「或る列車」などのD&S(デザイン&ストーリー)列車、JR博多シティ、JRおおいたシティ、肥薩おれんじ鉄道「おれんじ食堂」、しなの鉄道「ろくもん」、富士急行「富士山ビュー特急」、「富士登山電車」、和歌山電鐡「たま電車」などがあります。
<「リゾート21」車両>
「21世紀へ進む鉄道車両へのひとつの提案」として1985年にデビューしました。
・運転士が独占している先頭展望を生かした展望席の設置
・海の景色を視認しやすくするため、座席配置を海側に向ける
・普通列車用ではあるが観光客の利用を見込んだ豪華な設備
といった既成概念にとらわれない発想で、これまでの電車イメージを一新。「乗って楽しい車両」を目指し設計され、1986年には、鉄道友の会「ブルーリボン賞」を受賞しました。
また、「グリーン車」に代わる「特別車両」として、従来の常識を超えた「ロイヤルボックス」車両を開発し、ゆったりとした座席、サロン風の内装に仕上げるとともに、天井には光ファイバーを装備し、トンネル内では星空などを映し出す照明演出を実施し、より豪華で夢を盛り込んだものとなりました。この天井照明演出は、社団法人照明学会から、「照明普及賞(優秀照明施設賞)」を受賞しました。
「アルファ・リゾート21」は、「リゾート21」が多くのお客さまからご好評いただいたことを受け、外観・客室設備をさらに見直して一層の魅力を付加し、1993年にデビューした車両です。山側の座席からも海の景色がお楽しみいただけるように、シートを少し高く設置しています。
<伊豆急行線の沿革>
伊豆をこよなく愛す五島慶太会長が率いる東急電鉄は、1953年に伊豆観光開発構想を樹立し、1956年2月、伊東-下田間地方鉄道敷設免許を申請しました。地元の方々にとって、鉄道敷設は、明治以来の悲願であり、下田では「伊東・下田鉄道敷設促進下田同盟会」が結成され、下田までの鉄道敷設を“第2の黒船の到来”と称し、その実現に下田全住民一丸となって邁進しました。
その結果、1959年2月、免許申請から3年が経ち、待望の鉄道敷設免許が交付されました。鉄道敷設の認可を受け、1959年4月、東急電鉄は「伊東下田電気鉄道㈱(伊豆急行の前身)」を設立し、1960年 1月に鉄道建設の起工式を挙行しました。
その後、1961年2月、社名を「伊豆急行株式会社」に変更。工事は、31カ所にものぼる隧道工事や困難な用地買収などにもかかわらず、2年を要せず竣工し、1961年12月10日に全線開通しました。
この鉄道開通により、伊豆半島南部の無限の観光資源が日の目を見ることとなり、利用客数も順調に伸び、1991年には、年間輸送人員が1,000万人を突破しました。
<これまでの伊豆地域活性化への取り組み>
■伊豆急オモシロ駅長
伊豆を愛し、伊豆を再び元気にすることに情熱を持って行動していただける方々と、共に力を合わせて伊豆の魅力をPRしていくことを目的とし、「駅内スペースを使用したイベント開催」や「PR大使として伊豆の情報を発信する」など、さまざまな形で伊豆地域を盛り上げる取り組みを展開しています。
現在は、第2回(第2期)として「ウミガメ駅長」や「ノルディックウォーキング駅長」など、8組のオモシロ駅長が活動中です。
【第2回「伊豆急オモシロ駅長」一覧】
① 「ぺるりん駅長」(下田のご当地キャラ・ぺるりん)
② 「鉄道新聞駅長」(福岡 誠)
③ 「ウミガメ駅長」(下田海中水族館)
④ 「鉄道カメラマン駅長」(久保田 敦)
⑤ 「下田生まれのアナウンサー駅長」(小林 佳果)
⑥ 「ノルディックウォーキング駅長」(平田 小百合)
⑦ 「バリ舞踊駅長」(長谷川 亜美)
⑧ 「伊豆半島ジオパーク冒険団駅長」(齊藤 武)
■オリーブ栽培
オリーブによる新たなビジネスモデル構築を目的として、2013年11月から東伊豆地域において、オリーブ栽培を開始しました。現在、伊東市から南伊豆町にわたる2市3町において、直営圃場で 3,100本、共同研究農家で2,600本、あわせて約5,700本を栽培しています。オリーブの加工および商品化による地域活性化を目指して取り組んでいます。
以上
伊豆急行線は、1961年の開通以来、暮らしと観光の足を担う路線として、これまで多くのお客さまにご利用いただいています。2011年には開業50周年を迎えたことを契機に、「伊豆急オモシロ駅長」や「オリーブ栽培」など、さまざまな地域活性化施策に取り組んできました。
さらなる地域活性化に向けて、伊豆急行および東急電鉄は、地元の方々、東日本旅客鉄道株式会社をはじめとする他の交通事業者、東急グル―プ各社と連携し、本列車のご利用を通じて沿線の魅力を満喫していただく新たな旅をお楽しみいただけるよう、準備を進めています。
列車名称、デザイン、具体的な車内サービス内容などの詳細は、決まり次第お知らせします。
1.運行の概要
開始時期 : 2017年7月(予定)
運行区間 : JR横浜駅~伊豆急下田駅
※運転日については決まり次第お知らせします。
2.車両概要
・1編成8両 定員100名程度 伊豆急行「アルファ・リゾート21」を改造
・デザイン・設計
ドーンデザイン研究所 水戸岡鋭治氏
3.車内サービス
上質な空間での様々な演出やお食事で、上質な旅をお楽しみいただきます。
【参考】
<水戸岡鋭治氏プロフィール>
㈱ドーンデザイン研究所代表取締役/デザイナー
建築・鉄道車両・グラフィック・プロダクトなどさまざまなジャンルのデザインを行っています。
なかでもJR九州の駅舎、車両のデザインは、鉄道ファンの枠を超え広く注目を集め、菊池寛賞・毎日デザイン賞・日本鉄道賞・ブルネル賞といった多くの賞を受賞しています。主なデザイン作品に、クルーズトレイン「ななつ星in九州」、九州新幹線800系、787系をはじめとしたJR九州の特急車両や、「或る列車」などのD&S(デザイン&ストーリー)列車、JR博多シティ、JRおおいたシティ、肥薩おれんじ鉄道「おれんじ食堂」、しなの鉄道「ろくもん」、富士急行「富士山ビュー特急」、「富士登山電車」、和歌山電鐡「たま電車」などがあります。
<「リゾート21」車両>
「21世紀へ進む鉄道車両へのひとつの提案」として1985年にデビューしました。
・運転士が独占している先頭展望を生かした展望席の設置
・海の景色を視認しやすくするため、座席配置を海側に向ける
・普通列車用ではあるが観光客の利用を見込んだ豪華な設備
といった既成概念にとらわれない発想で、これまでの電車イメージを一新。「乗って楽しい車両」を目指し設計され、1986年には、鉄道友の会「ブルーリボン賞」を受賞しました。
また、「グリーン車」に代わる「特別車両」として、従来の常識を超えた「ロイヤルボックス」車両を開発し、ゆったりとした座席、サロン風の内装に仕上げるとともに、天井には光ファイバーを装備し、トンネル内では星空などを映し出す照明演出を実施し、より豪華で夢を盛り込んだものとなりました。この天井照明演出は、社団法人照明学会から、「照明普及賞(優秀照明施設賞)」を受賞しました。
「アルファ・リゾート21」は、「リゾート21」が多くのお客さまからご好評いただいたことを受け、外観・客室設備をさらに見直して一層の魅力を付加し、1993年にデビューした車両です。山側の座席からも海の景色がお楽しみいただけるように、シートを少し高く設置しています。
<伊豆急行線の沿革>
伊豆をこよなく愛す五島慶太会長が率いる東急電鉄は、1953年に伊豆観光開発構想を樹立し、1956年2月、伊東-下田間地方鉄道敷設免許を申請しました。地元の方々にとって、鉄道敷設は、明治以来の悲願であり、下田では「伊東・下田鉄道敷設促進下田同盟会」が結成され、下田までの鉄道敷設を“第2の黒船の到来”と称し、その実現に下田全住民一丸となって邁進しました。
その結果、1959年2月、免許申請から3年が経ち、待望の鉄道敷設免許が交付されました。鉄道敷設の認可を受け、1959年4月、東急電鉄は「伊東下田電気鉄道㈱(伊豆急行の前身)」を設立し、1960年 1月に鉄道建設の起工式を挙行しました。
その後、1961年2月、社名を「伊豆急行株式会社」に変更。工事は、31カ所にものぼる隧道工事や困難な用地買収などにもかかわらず、2年を要せず竣工し、1961年12月10日に全線開通しました。
この鉄道開通により、伊豆半島南部の無限の観光資源が日の目を見ることとなり、利用客数も順調に伸び、1991年には、年間輸送人員が1,000万人を突破しました。
<これまでの伊豆地域活性化への取り組み>
■伊豆急オモシロ駅長
伊豆を愛し、伊豆を再び元気にすることに情熱を持って行動していただける方々と、共に力を合わせて伊豆の魅力をPRしていくことを目的とし、「駅内スペースを使用したイベント開催」や「PR大使として伊豆の情報を発信する」など、さまざまな形で伊豆地域を盛り上げる取り組みを展開しています。
現在は、第2回(第2期)として「ウミガメ駅長」や「ノルディックウォーキング駅長」など、8組のオモシロ駅長が活動中です。
【第2回「伊豆急オモシロ駅長」一覧】
① 「ぺるりん駅長」(下田のご当地キャラ・ぺるりん)
② 「鉄道新聞駅長」(福岡 誠)
③ 「ウミガメ駅長」(下田海中水族館)
④ 「鉄道カメラマン駅長」(久保田 敦)
⑤ 「下田生まれのアナウンサー駅長」(小林 佳果)
⑥ 「ノルディックウォーキング駅長」(平田 小百合)
⑦ 「バリ舞踊駅長」(長谷川 亜美)
⑧ 「伊豆半島ジオパーク冒険団駅長」(齊藤 武)
■オリーブ栽培
オリーブによる新たなビジネスモデル構築を目的として、2013年11月から東伊豆地域において、オリーブ栽培を開始しました。現在、伊東市から南伊豆町にわたる2市3町において、直営圃場で 3,100本、共同研究農家で2,600本、あわせて約5,700本を栽培しています。オリーブの加工および商品化による地域活性化を目指して取り組んでいます。
以上
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