国立大学病院で初めて「認知行動療法センター」を創設
~「医療としての提供モデル」の確立を目指して~
千葉大学では、これまで「相談」事業として実施してきた認知行動カウンセリングの件数が年間約1,800回あり(平均1人15回で113人/昨年度の実績)、4分の3にあたる約1,400回は、臨床試験でエビデンスが証明された「不安障害」等に該当します。
このたび、全国の国立大学病院に先駆けて認知行動療法に特化したセンターを設置し、医師の指導のもと、病院内において臨床心理士が個人認知行動療法の提供を行います。原則的に、毎週1回50分の個人面接を連続16~20回程度行い、料金は1回50分1万円(消費税別)で、各種公的医療保険は適用されません。
- 清水栄司(千葉大学病院 認知行動療法センター長)
当センターでは、医師・臨床心理士・看護師などが連携して、エビデンスの強い、認知行動療法を提供するとともに、患者さんの問題および生活の質(QOL)の改善を目指します。
千葉大学大学院・医学研究院・認知行動生理学・教授、千葉大学子どものこころの発達教育研究センター長、千葉認知行動療法士トレーニングコースを2010年4月より主宰。精神科医。日本不安症学会理事、日本認知・行動療法学会理事、日本認知療法学会役員、日本脳科学会理事など
■千葉認知行動療法ホームページ
http://chibacbt.net/
■千葉大学子どものこころの発達教育研究センターホームページ
http://www.m.chiba-u.ac.jp/class/rccmd/
■千葉大学病院ホームページ
http://www.ho.chiba-u.ac.jp/
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