『キン肉マン』のゆでたまご・嶋田隆司先生が吹き替え収録に初挑戦！

ＷＯＷＯＷで、『ＵＦＣ登竜門　ジ・アルティメット・ファイター　シーズン９』（通称ＴＵＦ=タフ）が、１０月６日（火）スタートする（毎週火曜日深夜０時放送）。
大ヒット漫画『キン肉マン』の作者で、格闘技にも造詣が深い、ゆでたまご・嶋田隆司先生がその『ＵＦＣ登竜門　ジ・アルティメット・ファイター　シーズン９』で吹替え収録に初挑戦！　収録終了直後にインタビューし、収録の感想やＴＵＦ、そしてＵＦＣについての思い入れを語ってもらった。

――嶋田先生は吹替えは初めてということですが、声優の経験はあるんですよね？
「ええ。『キン肉マン』の劇場アニメ版で84年くらいにやって、6作くらいに出ましたね」
――今回はアニメと違って、アメリカ人選手ポール・バードの声を吹替えたわけですが、いかがでした？
「セリフを関西弁にさせてもらったんで感情を入れやすかったです。僕は大阪出身なんで」
――関西弁のセリフ、たしかにハマってて迫力がありました。［＊嶋田先生が声で出演するのは10月13日（火）深夜０時放送の第２話］
ところで、今回のシーズン９以前にＴＵＦをご覧になったことは？
「シーズン１と２のＤＶＤをアメリカから取り寄せて見ました。英語のセリフはわかんなかったけど、減量でサウナにこもってブッ倒れるヤツが出たり、人のベッドに小便したり悪ガキぶりを発揮してて面白かったです。屈強な男たちが、１つ屋根の下で約２ヵ月も合宿して繰り広げる人間ドラマが面白いですね。イジメっ子もいれば、イジメられっ子みたいな選手もいるし、その中で敵意や友情が芽生えたり…そして試合に負けると脱落して合宿所を出て行かなきゃいけない、というのも過酷で。こっちも感情移入して見てるだけに、せつないですね」
――ＵＦＣ本戦も現地で観戦されてますね。
「ええ、ＵＦＣがズッファの経営になる前の“ドサ回り”時代から５～６回は行きましたね。ＵＦＣ選手の動きや雰囲気を今、週刊プレイボーイで連載中の『キン肉マンⅡ世』のキャラたちに取り入れたりしてるんですよ」
――そういうところを気にしながら『キン肉マンⅡ世』を読むと、また別の楽しさがありますね。
「そうですね。『キン肉マンⅡ世』も、ますます面白くなりますんで、『ＴＵＦシーズン９』ともども、よろしくお願いします！」（インタビュアー：稲垣收）

『ＵＦＣ登竜門　ジ・アルティメット・ファイター　シーズン９』は、ＷＯＷＯＷで１０月６日（火）スタート（毎週火曜日深夜０時放送）。