ボッシュがコネクテッド ワールドに向けた スマートなソリューションを紹介 / 便利で効率に優れ、安全な生活のためにデザイン

ラスベガスで国際家電見本市のCESが 2015年1月6~9日に開催

・スマートなサーモスタットとスマート ホームの電化製品により生活がさらに快適に
・スマートなモビリティ ソリューション:路上でのり安全性と利便性が向上
・ ビークル インテリジェンス マーケットプレイスでドライビング アシストとeBikeデモを展開
・ モノのインターネット化を可能にするスマート デバイス、ソフトウェア、センサー類
・ CESにおけるボッシュの概要
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世界中でネットワーク化がますます進みつつあります。インターネット化やグローバル化はひとりでに進んでいるかのような印象を受けるかもしれませんが、ボッシュをはじめとした各企業がこの推進に多大に貢献しています。ボッシュは、CES 2015において、消費者にとって便利で効率的かつ安全に生活を送れるようなインテリジェントなソリューションをご紹介します。コネクテッド ワールド向けの持続可能なソリューションは多種多様で、スマート センサーからスマート エネルギー ソリューション、eモビリティから自動運転、スマート ソフトウェアからスマート シティ、テレマティクスからサーモテクノロジー、さらに電化製品や電動工具にいたるまで多岐にわたります。

エネルギーの変換はボッシュのコアな専門領域のひとつで、ボッシュは居住用建物と商業ビルのオーナーに向けてテクノロジーとサービスを組み合わせたパッケージを提供しています。ボッシュのソリューションでは、電力と熱の生成・消費をインテリジェントにリンクして管理することで、電力をいっそうスマートかつ効率的に供給できるだけでなく、分散化も進みます。ここには複数の領域にまたがるボッシュの専門知識が活かされ、技術システムのノウハウをベースに、暖房やセキュリティー制御システムが構築されています。またボッシュは、ソフトウェアやセンサー技術、エネルギー管理向けのサービス、遠隔監視、業務プロセスの処理といった各種サービスも提供しています。これにより、お客さまはいっそう効率的にエネルギーと資源を利用できるようになり、コストの削減も可能になります。モノのインターネット化は、建物内の機器やシステムの相互間での通信を可能にします。ボッシュでは、2015年までに世界の人口の約75%がインターネットにアクセスできるようになり、60億のモノがインターネットに接続されると予測しています。この進化により、今後数年間で、エネルギーおよび建設関連テクノロジーの市場も大きく変化し、新しいサービスとビジネス モデルに向けた道筋が整うと考えられています。ボッシュはこの分野においてもすでに豊富な経験を持っており、例えばネットワーク化された暖房システムの販売個数は5万個に達しています。また、ボッシュのセキュリティシステム事業部は、ビデオ監視システムの売上高の半分以上をインターネットに接続可能なカメラによって得ています。

スマートフォンを使って家庭の暖房を操作するスマート サーモスタット
ボッシュは今回、現代的なタッチスクリーンとそれに対応するアプリを備えたWi-Fi対応の遠隔室内コントローラーを発表します。ユーザーはこのコントローラーを使って、スマートフォンを介して自分の暖房システムを操作できます。ボッシュの幅広いGreenstarガスや灯油を燃料とするボイラーに対応した、洗練されたスマートなサーモスタットにより、無線インターネット接続を介して、スマートフォンやタブレットから暖房を調節することも可能です。シックなブラックのガラス製壁掛け式パネルは取付けも容易で、低電圧の2線接続を使ってボイラーに接続できます。使いやすい無料アプリも用意されており、家のオーナーは、自宅はもちろん職場や休暇先でも暖房や温水を完全に管理することができます。さらに、このアプリを使えば、暖房と温水の設定を遠隔で調節できるだけでなく、暖房と温水向けのガス消費量に関する情報も得られるため、エネルギー価格が上昇している昨今、費用も管理しやすくなります。また、ボッシュが策定した安全基準とデータ セキュリティー基準も、きわめて高水準で信頼性の高いものとなっています。すべての顧客データはユーザーの自宅のコントローラーに保存されて、プライバシーが確保され、ボッシュでさえこのデータにアクセスできないようになっています。

スマート ホーム向けのオープン ソフトウェア プラットフォーム
スマート ホームで特に重要となるのは、洗濯機、暖房器具、照明、シャッターをはじめとした住宅設備や家電すべてが相互に、またスマートフォンやタブレット端末とも情報を簡単かつ安全に交換できるようになることです。ボッシュ、ABB、Ciscoの3社は、スマート ホーム向けの機器やアプリケーションに対応するオープン ソフトウェア プラットフォームの開発・運用を担う国際的な合弁会社の設立を計画しています。同合弁会社は今後、ソフトウェア プラットフォームの開発・運用を行うだけでなく、家電メーカー、ホーム オートメーション システム関連企業やサービス プロバイダーにも「エコシステム」事業への参加を呼びかけていく予定です。この「エコシステム」事業が目指すのは、ソフトウェア プラットフォームの開発にあたり、企業間の連携を円滑に進め、ユーザーの幅広い要求を組み込むことです。

異なるブランドの家電製品をつなぐホーム コネクト アプリ
家をネットワークでつなぐためには、あらゆる分野で共通の言語を採用することも非常に重要となります。そこでボッシュは、異なるブランドの多様な家電製品を管理し、ひとつのアプリで数多くの機能を利用できるようにする世界初のソリューションを発表します。また、このシステムを装備した最初のネットワーク化された家電製品(冷蔵庫、オーブン、食器洗い器、洗濯機など)もCESで紹介します。このシステムはオープン プラットフォームとして設計されており、より幅広いサービスを網羅できるよう進化が続く予定です。

スマートなエネルギー システムによる効率の向上とコスト削減
ボッシュはCESにおいて、最新のヒートポンプ テクノロジーと太陽光発電システムを組み合わせることで、電気や熱エネルギーを用いてどのようなスマートなコネクティビティが実現可能なのかを紹介します。ユーザーはこのソリューションを通じて、太陽光から発電した電力の大半を自身の家で消費することで電気代を大幅に削減できるだけでなく、ヒートポンプを駆動させて空気・水・地面から熱を取り出し、その熱を暖房や温水に利用するエネルギーに変換できるようになります。このボッシュのシステムはエネルギー管理システムを備えており、ヒートポンプがいつ電力を必要とするかを把握できるため、例えば十分に日光が得られる場合は太陽光発電で、このニーズに応えることができます。

スマートな制御システムの中核となる「e.Control」は、各世帯の電気メーターに接続され、家の中の電力フローをモニターします。このシステムは、現在使われている家電製品への電源供給を優先するよう設計されています。ボッシュのインバーターに接続された太陽光発電システムで余剰電力が生まれた場合には、e.Controlがヒートポンプに信号を送り、温水タンクを加熱します。これにより、余剰電力を安い価格で電力網に送電するのを避けることができ、各世帯の太陽光発電を最大限に活用することができます。また、これは公共の電力網の負担軽減にもつながります。

スマートなエネルギー貯蔵ソリューション
このエネルギー システムにボッシュのハイブリッド貯蔵ソリューション「Power Tec BPT-S 5」を組み込めば、各世帯が太陽光発電システムで生成した電力をさらに活用できるようになります。たとえ曇りの時や日没後でも、この貯蔵システムはヒートポンプに電力を確実に供給し続けることができるのです。貯蔵システムを組み込んだ場合、余剰電力がパワフルなリチウム イオン バッテリーに送られ、ヒートポンプに信号が送られます。温水タンクが加熱されると、電力が熱エネルギーに変換され、実質上、蓄えられているエネルギー量が増大します。そのため、こうしたシステムの運用は公共の電力網からの独立を実現する上で大きなステップとなります。


家庭のセキュリティーを向上させるスマート セキュリティー システム
ボッシュが発表するもうひとつの革新技術は、監視ビデオに遠隔操作でアクセスする方法です。モバイル機器では処理能力が限られているため、HDビデオをストリーミングすることはできません。しかし、ダイナミック トランスコーディング技術を使えば、処理能力に関係なく、必要なときにスムーズなライブ ビデオのストリーミングとHD(1080p)画像に瞬時にアクセスできるようになります。さらに、ビデオ セキュリティー アプリと組み合わせれば、時と場所に制約を受けることなく、モバイル機器を使ってカメラ操作機能、ライブ動画やHD画像にアクセスできるほか、数時間におよぶ録画済みの動画から瞬時に適切なデータを抜き出すことも可能になります。

ボッシュはCESで、住居侵入警報システムについても紹介します。Bシリーズの侵入コントロール パネルを使うと、自宅や小規模の会社のセキュリティーを便利に監視できるようになります。このフレキシブルなパネルは、セキュリティーのカスタマイズや、スマートフォンとタブレットからの遠隔操作を行うことができます。Bシリーズのパネルは、個々の部屋や、自宅または会社建物内の最大4つの異なるエリアを監視するよう設定でき、他の部屋に影響を与えることなく、特定のエリア(ゲスト用の特別室、サンルーム、台所や独立ガレージなど)を監視対象としたり、監視対象から外すことができます。このパネルは、開いている窓やドアのチェック、煙探知器の監視、非常装置の作動、その他のサービスを通じて自宅や会社を守ります。iOSまたはアンドロイド装置から、リモート セキュリティー コントロール アプリを介してシステムを操作することができ、システムの作動/解除や状態の確認のほか、パネルと携帯電話との接続、インターネットや携帯端末を用いたローカル無線ネットワークを通じて、モニターしている装置を操作することができます。また、警告音やその他の警告などの発生通知を携帯電話に直接送信することもでき、オーナーは不在時に自宅や会社の状況を常に把握することができます。

さらに、ボッシュはCESにおいて、ホーム コントロール ゲートウェイの「Z-Wave」を発表します。このソリューションは、Bシリーズのコントロール パネルとZ-Wave関連機器である照明スイッチ、ドアロック、温度センサー、IPカメラなどの各種装置との接続を可能にするものです。これにより顧客はホーム オートメーション システムと遠隔監視機能を利用できるようになります。例えば、玄関のドアをロックすると自動的にセキュリティー システムが有効になり、ロックを解除するとシステムが無効になるように設定することもできます。また、ユーザーが自宅を離れるときは、スマートフォンで「留守」ボタンをタップするとドアが施錠され、セキュリティー システムが有効になり、室内の照明を消灯し、エネルギーと費用を節約できるようサーモスタットを調節することも可能です。これらは自宅の管理をしやすくするためのオプションの一例にすぎません。直感的なウィザードを通じて、インテグレーターは各顧客の不定期・定期的な予定の操作を簡単に設定することができるのです。ウェブ インターフェースにより、ユーザーはiOS、アンドロイド スマートフォンやその他のウェブ対応機器を通じて、システム ダッシュボードとホーム コントロールにアクセスすることができます。

スマートなモビリティ ソリューション:路上もいっそう安全&便利に
およそ20年前にインターネットはコンピューターの世界に革命を起こしましたが、今後は数年にわたり自動車に革命をもたらすことになると予想されています。今回のCESでは、ボッシュがどのようにして自動車をインターネットの中心的な要素とし、ドライバーに一連のメリットを提供できるようになるのかをお伝えします。ボッシュは関連するすべての分野において、すでに幅広いノウハウを持っており、外の世界とのつながりを確立するハードウェアのほかにも、ユーザーとサービス プロバイダーを結びつけるフレキシブルな基本ソフトウェアや数多くの関連サービスを提供しています。

ボッシュのコネクティビティ コントロール ユニットは、あらゆるスマートなソリューションを物理的に実現します。車載ネットワークに接続されたこの小さなボックスには、通信用のGMSモジュールに加え、通常はGPSモジュールも組み込まれており、これにより多くのサービスにとって重要な情報となる現在位置データが得られます。ボッシュはこのユニットを乗用車、トラックやモーターサイクルで使用できるようさまざまな構成で提供しています。例えば、早くも2016年には、欧州と米国の長距離商用車のすべての新車にネットワーク ソリューションが採用されるとボッシュは見ています。

100%子会社のBosch Software Innovationsは、フレキシブルに使用可能なモジュラー タイプのソフトウェア一式を提供しています。このソフトウェアは、シンガポールでは2011年からネットワーク化された利用しやすい車両充電インフラのベースとして、またドイツでは2013年からフリート管理サービスのベースとして採用されています。さらに2015年には、シュトゥットガルトの革新的な複合一貫輸送コンセプトのプラットフォームとして採用される予定です。

さらに、ボッシュが新たに提供するテレマティクス サービスにより、フリート運用者は明確に状況を把握できるようになります。走行・整備関連データは、車載のオンボードダイアグノシス(OBD)システム向けのインターフェースを介して、データ解析のためにボッシュに送られます。ここでデータが分析され、フリート運用者は運行時間と整備時間を最適化することができます。GPS車両追跡システムも組み込まれているため、電子ログブックや盗難警告システムなどのサービスも利用することができます。こうして、車両に関わる全体的なコストの低減にも大きく役立ちます。

車内緊急通報サービスの「eCall」は人命救助につながるソリューションです。車両が事故に巻き込まれたことをシステムが検知し、この情報が24時間対応のボッシュ コミュニケーション センターに送られます。それを受け、同センターの多国語対応可能なスタッフがドライバーに連絡を取り、必要に応じて警察と救急サービスに通報します。

ボッシュはワークショップのネットワーク化を推進
車両が整備や修理に回されても、ネットワーク化は続きます。ボッシュは、車両エレクトロニクスがますますパワフルかつ複雑になっていることを踏まえ、不具合の診断やオンラインでの修理に役立つ車両データにワークショップがアクセスできるようにしました。ボッシュの故障診断システム「Flex Inspect」を使えば、自動的に故障メモリを読み出し、バッテリー、タイヤ空気圧やシャシー ジオメトリーをチェックすることができます。これをもとに、顧客サービス アドバイザーはドライバーと必要な修理についてその場で話し合うことができるほか、技術者は修理作業中に拡張現実技術を利用することができます。また、タブレット端末タイプの故障診断用コンピューターのカメラの焦点をエンジンルームに合わせると、修理に関する指示や必要な工具などの関連情報が画像に重ね合わせて表示され、サービス マニュアルを参照するという時間のかかる作業も一切不要になります。カバーやダッシュボードの背後に隠れている部品であっても、3次元画像で視覚化することができ、不具合の診断や修理がこれ以上ないほど簡単になります。

新しいディスプレイ技術と魅力的なスマートフォン統合ソリューション
新しいコネクテッド サービスが増えていくことで、情報量はいっそう増えていきます。しかし、ドライバーの気が削がれるようなことは最小限に抑えなくてはなりません。そこでボッシュは、情報に優先順位をつけ、それを直感的に表示できるようにする技術ソリューションをCESで紹介します。特に魅力的なアプローチとなるのは、ディスプレイ ベースのインストルメントクラスターです。これは従来のディスプレイに代わるもので、ドライバーの視界内にメーター、ナビゲーション、マルチメディア情報のすべてを投影し、ドライバーの希望や状況に応じてさまざまなレイアウトにすることができます。このフル ディスプレイ ベースのインストルメントクラスターに関しては、ボッシュの2つのソリューションがすでにBMW i8とアウディTTで量産化に進み、今後もさらに増えていく予定です。もうひとつのコスト パフォーマンスの優れたソリューションは、ボッシュのコンバイナー ヘッドアップ ディスプレイです。このシステムでは、情報はウィンドシールドではなく、その下に置かれた小さな特殊プラスチック製のスクリーンに投影されます。画像は車両の前方2 mほどのところに、周囲の風景に重ね合わせるようにして表示されます。2014年以降、このシステムはBMWグループのさまざまな車両に採用されています。

外界とのネットワーク化は、現在は主にスマートフォンを通じて実現されています。ボッシュのmySPINソリューションは、アンドロイド ベースまたはiOSベースのスマートフォンとの統合に、非常に魅力的な手法となっています。この「mySPIN」は、車両とデバイスを完璧にリンクさせ、車内での使用時に高度な安全性と信頼性を実現します。そのほかにも、音声入力や、リアルタイム交通情報に基づく走行ストラテジーを可能にするナビゲーション システムなど、ボッシュのさまざまなインフォテインメント システムがCESに展示されます。また、ボッシュの子会社ESCRYPTは、新しい便利なアシスタント機能を最新の状態に保つために安全な無線ソフトウェア アップデートを可能にするソリューションを展示します。

ビークル インテリジェンス マーケットプレイスで
ドライビング アシストとeBikeのデモを展開

未来のモビリティでは、電動化と自動化、さらにネットワーク化が進みます。そこでボッシュは、ビークル インテリジェンス マーケットプレイスの屋外エリアで、自動運転に向けて先駆ける革新技術を紹介します。ボッシュの渋滞アシスタントを装備したデモ車両に乗れば、混雑した道路での自動誘導走行がすでに現実のものとなったことを誰でも体感することができます。この車両は、加減速と車線内でのステアリング操作を完全に独力で行えるようになっています。ドライバーは引き続き車両を監視する必要はありますが、総合的な負担ははるかに少なくなります。また、来場者はボッシュのe-bike駆動ユニットを備えたさまざまなブランドのe-bikeを専用コースで自由に試乗できるほか、ボッシュの各種センサー技術や、e-bike、eスクーター、ハイブリッド車や完全な電気自動車にいたる幅広いeモビリティ ソリューションを見ることができます。

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