JLL、高級リテールブランドに魅力的な都市ランキングを発表 上位10都市のうち7都市がアジア 「デスティネーション・リテール2016」を発刊
総合不動産サービス大手のJLL(本社: 米国シカゴ、社長兼最高経営責任者: コリン・ダイアー、NYSE: JLL、以下: JLL)は、世界的な高級リテールブランドが出店する世界の各都市を分析したレポート「デスティネーション・リテール2016」を発刊しました。レポートによると、高級リテールブランドにとって魅力的な10都市のうち、7都市はアジアの都市が占めました。
本レポートは、クロスボーダーに展開する世界的な高級リテールブランドにとって魅力的な都市や商業地域、またリテールブランドの出店動向などを分析し、まとめたレポートです。リテールブランドにとって魅力的な10都市のうち、1位のロンドンに次いで香港が2位、続いて、東京(4位)、上海(6位)、シンガポール(7位)、北京(9位)、大阪、台北(10位)とアジア7都市が占めました。
JLLアジア・パシフィック・リテール ダイレクターのJames Assersohnは次のように述べています。
「アジアの中でも高級ブランドのショッピング先は香港であり、多くのリテーラーは中国本土出店への足掛かりとして香港を位置付けています。中国経済の減速や政府の汚職防止対策により、高級品の消費は減少しているものの、香港は引き続き消費が旺盛な中国人客を喚起しています。地域全体では、中間層が増え、富裕層のレベルも高まりつつあるアジアの都市がリテーラーを惹きつけていると言えます」
東京(4位)においては、経済の回復や訪日客の増加を背景に、高級リテーラーが好条件の不動産案件を求める動きが見られます。2012年から約30%近い円安となり、観光客がショッピング先として日本を訪れることが多くなり、前年比47%増加した2015年の訪日客の多くは中国からでした。円安は、日本人に対しても高級品消費を刺激する材料となっています。
上海(6位)は、香港に続きアジアの主要高級リテール出店都市となりつつあり、中国本土の中でもトップのショッピング都市となっています。
また、James Assersohnは次のようにも述べています。
「多様な経済や豊富な消費者行動から、上海は世界の高級ブランドが中国展開を試す恰好の都市であり、香港の代わりに上海へ先に出店する高級ブランドも増えています。高級リテールセクターは、経済動向に加えて、観光客数や高額所得世帯の増加割合などにも影響されます。アジア都市において今後15年で増加が見込まれる高額所得世帯数をみると、引き続き国内外においてアジアは高級品消費をけん引するでしょう」
クロスボーダーに展開する世界的な高級リテールブランドに魅力的な世界の都市ランキング
1 ロンドン
2 香港
3 パリ
4 東京
5 ニューヨーク
6 上海
7 シンガポール
7 ドバイ
9 北京
10 大阪
10 台北
「ディスティネーション・リテール2016」は、リテールブランドが多く出店する都市や出店意欲の高いリテーラーを分析、ランチャイズを含むリテーラー独自のネットワークに焦点をあてています。透明性の観点から、百貨店内のセカンドライン、マルチレーベル、ブランドショップは除外しています。世界的に展開する240のリテールブランドで、アメリカ大陸、アジア太平洋地域、ヨーロッパ・中東・アフリカ地域のうち2地域以上で展開するりブランドを対象としています。
レポートの詳細は、こちらからご覧いただけます。
JLLについて
JLL(ニューヨーク証券取引所上場:JLL)は、不動産オーナー、テナント、投資家に対し、包括的な不動産サービスをグローバルに提供する総合不動産サービス会社です。世界80ヵ国、従業員約60,000名、230超拠点で展開し、年間の手数料収入は約52億米ドル、総売上高は60億米ドルに上ります。2015度は、プロパティマネジメント及び企業向けファシリティマネジメントにおいて、約3億7,200万㎡(約1億1,253万坪)の不動産ポートフォリオを管理し、1,380億米ドルの取引を完了しました。JLLグループで不動産投資・運用を担当するラサール インベストメント マネジメントは、総額564億米ドルの資産を運用しています。JLLは、ジョーンズ ラング ラサール インコーポレイテッドの企業呼称及び登録商標です。
JLLのアジア太平洋地域での活動は50年以上にわたり、現在16ヵ国、92事業所で33,000名超のスタッフを擁しています。JLLは、2016年インターナショナル・プロパティ・アワード・アジア・パシフィックにて、合計15の賞を受賞しました。2015年ユーロマネー・リアル・エステート・アワードでは、最優秀リアル・エステート・アバイザーに選出されました。詳細な情報はホームページをご覧下さい。www.joneslanglasalle.co.jp
本レポートは、クロスボーダーに展開する世界的な高級リテールブランドにとって魅力的な都市や商業地域、またリテールブランドの出店動向などを分析し、まとめたレポートです。リテールブランドにとって魅力的な10都市のうち、1位のロンドンに次いで香港が2位、続いて、東京(4位)、上海(6位)、シンガポール(7位)、北京(9位)、大阪、台北(10位)とアジア7都市が占めました。
JLLアジア・パシフィック・リテール ダイレクターのJames Assersohnは次のように述べています。
「アジアの中でも高級ブランドのショッピング先は香港であり、多くのリテーラーは中国本土出店への足掛かりとして香港を位置付けています。中国経済の減速や政府の汚職防止対策により、高級品の消費は減少しているものの、香港は引き続き消費が旺盛な中国人客を喚起しています。地域全体では、中間層が増え、富裕層のレベルも高まりつつあるアジアの都市がリテーラーを惹きつけていると言えます」
東京(4位)においては、経済の回復や訪日客の増加を背景に、高級リテーラーが好条件の不動産案件を求める動きが見られます。2012年から約30%近い円安となり、観光客がショッピング先として日本を訪れることが多くなり、前年比47%増加した2015年の訪日客の多くは中国からでした。円安は、日本人に対しても高級品消費を刺激する材料となっています。
上海(6位)は、香港に続きアジアの主要高級リテール出店都市となりつつあり、中国本土の中でもトップのショッピング都市となっています。
また、James Assersohnは次のようにも述べています。
「多様な経済や豊富な消費者行動から、上海は世界の高級ブランドが中国展開を試す恰好の都市であり、香港の代わりに上海へ先に出店する高級ブランドも増えています。高級リテールセクターは、経済動向に加えて、観光客数や高額所得世帯の増加割合などにも影響されます。アジア都市において今後15年で増加が見込まれる高額所得世帯数をみると、引き続き国内外においてアジアは高級品消費をけん引するでしょう」
クロスボーダーに展開する世界的な高級リテールブランドに魅力的な世界の都市ランキング
1 ロンドン
2 香港
3 パリ
4 東京
5 ニューヨーク
6 上海
7 シンガポール
7 ドバイ
9 北京
10 大阪
10 台北
「ディスティネーション・リテール2016」は、リテールブランドが多く出店する都市や出店意欲の高いリテーラーを分析、ランチャイズを含むリテーラー独自のネットワークに焦点をあてています。透明性の観点から、百貨店内のセカンドライン、マルチレーベル、ブランドショップは除外しています。世界的に展開する240のリテールブランドで、アメリカ大陸、アジア太平洋地域、ヨーロッパ・中東・アフリカ地域のうち2地域以上で展開するりブランドを対象としています。
レポートの詳細は、こちらからご覧いただけます。
JLLについて
JLL(ニューヨーク証券取引所上場:JLL)は、不動産オーナー、テナント、投資家に対し、包括的な不動産サービスをグローバルに提供する総合不動産サービス会社です。世界80ヵ国、従業員約60,000名、230超拠点で展開し、年間の手数料収入は約52億米ドル、総売上高は60億米ドルに上ります。2015度は、プロパティマネジメント及び企業向けファシリティマネジメントにおいて、約3億7,200万㎡(約1億1,253万坪)の不動産ポートフォリオを管理し、1,380億米ドルの取引を完了しました。JLLグループで不動産投資・運用を担当するラサール インベストメント マネジメントは、総額564億米ドルの資産を運用しています。JLLは、ジョーンズ ラング ラサール インコーポレイテッドの企業呼称及び登録商標です。
JLLのアジア太平洋地域での活動は50年以上にわたり、現在16ヵ国、92事業所で33,000名超のスタッフを擁しています。JLLは、2016年インターナショナル・プロパティ・アワード・アジア・パシフィックにて、合計15の賞を受賞しました。2015年ユーロマネー・リアル・エステート・アワードでは、最優秀リアル・エステート・アバイザーに選出されました。詳細な情報はホームページをご覧下さい。www.joneslanglasalle.co.jp
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