JCB、中国最大のオンライン旅行会社Ctripの子会社Ctrip Financial Serviceと、海外旅行用プリペイドカードの発行で合意

日本発唯一の国際カードブランド運営企業である株式会社ジェーシービー(本社：東京都港区、代表取締役兼執行役員社長：浜川 一郎)の海外業務を行う子会社、株式会社ジェーシービー・インターナショナル（本社：東京都港区、代表取締役社長：三宮 維光）(以下、総称して「JCB」)は、中国最大のオンライン旅行会社Ctrip.com International Ltd.（携程旅行网）（本社：上海市、代表取締役社長：梁 建章）(以下、「Ctrip」)の子会社Ctrip Financial Service（Hong kong）Limited(以下、「Ctrip FS」)と、海外旅行用プリペイドカード(電子旅行小切手)の発行で合意しました。

Ctripは、世界200以上の国と地域においてホテルや航空券などの旅行商品のオンライン予約サービスの提供を行う中国最大のオンライン旅行会社です。傘下のCtrip FSは、カード発行を含む金融事業を行っています。本カードは、渡航前にチャージした金額の範囲内で世界のJCB加盟店(中国本土を除く)でのお買い物にご利用いただけ、対応ATMで現地通貨を引き出すこともできる安心・便利なカードです。

2015年（1-12月）の中国人(中国本土)の海外渡航者数は1.2億人(※1)を超え、海外渡航時の旅行消費額は約2920億ドル(※2)となりました。また、同年の日本への渡航者数は約500万人、旅行消費額は約1兆4千億円となりました。(※3)

この度の提携は、顧客へのサービスを拡充させたいCtrip・Ctrip FSと、中国におけるJCB会員基盤の拡大および中国会員の海外旅行消費を取り込みたいJCBの狙いが合致し、実現したものです。

今後もJCBは、各国の様々な企業との提携を拡大し、多様化する消費者のニーズやライフスタイルに応じた高品質なサービスを提供してまいります。

※1　中国国家観光局 2016年5月19日『中国旅行発展報告2016』より。
※2　世界観光機関（UNWTO）2016年5月6日報道発表より。
※3　日本政府観光局(JNTO)2015年1月19日報道発表より。

＜プレスリリース本紙＞
http://prtimes.jp/a/?f=d11361-20160527-7135.pdf