アルテラ、世界で最もセキュアなハイエンド FPGA の開発に向けて Intrinsic-ID 社との提携を発表

提携により、防衛・民生アプリケーションにおける FPGA コンフィギュレーション・プロセスやデバイス認証機能の高度なセキュリティを実現

プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーであるアルテラ・コーポレーション (本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長、CEO 兼会長:ジョン・デイナ、日本法人:東京都新宿区、代表取締役社長:和島正幸、NASDAQ:ALTR 以下、アルテラ) と PUF (Physically Unclonable Function) 技術のリーディング・プロバイダーである Intrinsic-ID 社は、米国時間 10 月 12 日 (日本時間 10 月 13 日)、アルテラの Stratix® 10 FPGA & SoC への先進的セキュリティ・ソリューションの統合に向けた提携を発表いたしました。

PUF ベースのキー・ストレージは、現在多くの防衛およびインフラストラクチャ・アプリケーションにおいて、ソフトウェアをハードウェア機能に結び付けてシステムのクローニングを防止するための新たな要件となっています。Stratix 10 FPGA & SoC に Intrinsic-ID 社の PUF 技術を統合することにより、デバイスのセキュリティ機能が大幅に強化されるため、システムに使用されるすべてのコンポーネントのセキュリティに対する要求の高まりに対応できます。

現代の FPGA や SoC FPGA は高度な多機能コンポーネントであり、増大する敵対者の脅威に対する防御として最先端のハードウェア・セキュリティ機能が必要です。Intrinsic-ID 社の PUF セキュリティ・ソリューションは、機密専有デザイン情報を各デバイス固有の物理特性に結び付けることにより、Stratix 10 FPGA ベースのシステムに、強力なアンチ・タンパー(不正操作防止)機能を追加します。ハードウェア機能やソフトウェアを PUF に結び付けることで極めて強力なデバイス認証方法を提供し、クローニング防止を実現します。セキュア・デバイス・マネージャ (SDM) によるセキュリティ管理に加え、PUF 技術が搭載された Stratix 10 FPGA & SoC は、防衛、クラウド・セキュリティ、IoT インフラストラクチャなど、多層セキュリティやパーティショニングによる IP 保護が極めて重要な用途に最適なソリューションとなります。

アルテラと Intrinsic-ID 社の提携により、Stratix 10 FPGA & SoC のユーザーは、Intrinsic-ID 社のPUF 技術のライセンスを受けて、自社デザインのさまざまなセキュリティ用途に利用できるようになります。顧客サポートは、Intrinsic-ID 社および米国ではサポート・パートナーである EndoSec 社が行う予定です。

アルテラのエンベデッド部門担当バイスプレジデントの Dan McNamara は、「Intrinsic-ID 社は、PUF 技術の提供における業界のリーダーです。今回の提携により、アルテラは自社高性能 FPGA & SoC に業界で他に類を見ないセキュリティ機能を組み込むことが可能になります。両社が共同開発するソリューションにより、標準 FPGA コンフィギュレーション・ファイルのデザイン・セキュリティの強化に加え、FPGA 上で稼働する機密アプリケーションのデバイス認証も実現します」と述べています。

Intrinsic-ID 社 CEO の Pim Tuyls 氏は、「当社は長年、PUF 技術の開発において市場をリードしています。今回の提携により、防衛、通信、データ・センター、クラウド・セキュリティ、サプライ・チェーン・マネージメントなど、高度な機密性が要求される分野において、当社の経験がアルテラのお客様に大いに役立つものと期待しています。Intrinsic-ID の PUF 技術を搭載した Stratix 10 FPGA & SoCは、卓越したアンチ・タンパーおよびアンチ・クローニング機能を実現します。アルテラと協力して、この先進的なセキュリティ・ソリューションを FPGA 市場に提供することを非常に楽しみにしています」と述べています。

Stratix 10 FPGA & SoC のセキュリティ機能
Stratix 10 FPGA & SoC は、最高レベルのシステム統合とともに最高の性能を実現します。Stratix 10 デバイス・ファミリは、すべての集積度や製品タイプにわたり、新しいセキュア・デバイス・マネージャ (SDM) を搭載しています。SDM は、FPGA 全体の中央管制塔として機能して、コンフィギュレーション、デバイス・セキュリティ、SEU (Single Event Upset) 対応、パワー・マネージメントなどの主な操作を制御します。また、FPGA ファブリック、SoC デバイスのハード・プロセッサ・システム (HPS)、エンベデッド・ハード IP ブロック、I/O ブロックを含め、デバイス全体にわたって統合セキュリティ管理システムを構築します。Stratix 10 FPGA & SoC のセキュリティ機能の詳細は、アルテラのセキュア・デバイス・マネージャに関するホワイトペーパー (https://www.altera.co.jp/stratix10 でダウンロード可能) をご覧ください。

Intrinsic ID 社について
Intrinsic-ID 社 (intrinsic-id.com) は、PUF (Physically Unclonable Function) のプロバイダーであり、サイバー・フィジカル・セキュリティ・システム分野における世界的リーダーです。同社が特許を有する PUF 技術は、チップの物理特性から秘密キーや識別子を確実に抽出します。それにより、人間の指紋と同様に電子デバイスを一意的に識別し、認証します。PUF をセキュア・ハードウェア・キー管理に使用すれば、ハードウェアの信頼ルートを確立したり、電子サプライ・チェーンをクローニングや偽造から保護したりすることが可能になります。Intrinsic-ID 社のセキュリティ・ソリューションは、エンベデッド・システム、IoT、認証、自動車、通信、コンテンツ配信、ペイTV、行政、防衛などの幅広い市場に対応しています。Intrinsic-ID 社は、Philips Electronics 社のスピンオフであり、オランダのアイントホーフェンに本社を置き、サンノゼ、東京、およびソウルに営業拠点があります。

アルテラ・コーポレーションについて
アルテラ・コーポレーションは、プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーです。1983 年にシリコンバレーで創業した世界で最初のファブレス企業であり、1988 年に NASDAQ に上場しました。FPGA、SoC、CPLD、ASIC および電源をはじめとする関連技術を提供し、カスタム・ロジックの分野におけるテクノロジ・リーダーとして高成長を続け、顧客企業のイノベーションに貢献しています。世界各国に拠点を持ち、日本法人である日本アルテラ株式会社は 1990 年に設立されました。顧客志向のソリューションが高く評価されています。

###ALTERA、ARRIA、CYCLONE、ENPIRION、MAX、MEGACORE、NIOS、QUARTUS、STRATIX の製品名ならびにロゴは、アルテラ・コーポレーションの米国およびその他の国における登録商標です。商標またはサービス・マークとして記載されている製品名ならびにロゴはすべて、Legal Notice に記載されているとおり、各所有企業に帰属します。
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