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ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング株式会社
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ユニリーバ、新しいポジティブビューティのビジョンを発表

ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング株式会社

ロンドン(本社リリース参考訳): 本日、ユニリーバは新しい「ポジティブビューティ」のビジョンと戦略を発表し、その一環として、すべてのビューティ&パーソナルケアブランドのパッケージおよび広告から「ノーマル」(普通、標準)という言葉をなくすことを公約しました。
ユニリーバは、ダヴ、ライフボーイ、アックス、サンシルクなどのビューティ&パーソナルケアブランドを展開する企業として、「ポジティブビューティ」のビジョンの下、先進的なコミットメントとアクションを設定しました。公平で、インクルーシブで、地球にとってサステナブルな、新しい美しさの時代を切り拓いていくことを目指します。

「ポジティブビューティ」は、当社のワールドクラスのイノベーションと技術を活かし、製品設計や処方の変革を進めることで、人々にとっても地球にとってもより良い製品を生み出し、卓越した製品体験を提供し、消費者トレンドに応えていきます。

「ノーマル」という言葉をなくすことは、美しさの定義を広げ、差別をなくし、よりインクルーシブな「美しさ」のビジョンを広めていく多くのアクションのうちの一つです。ビューティケア業界に対する意識や経験を調べたグローバル調査では、肌や髪に「ノーマル」という表現が使われることに、大多数の人々が疎外感を感じていることが分かりました。

この調査は、9か国で1万人を対象に実施されました(*1)。主な結果は以下の通りです。
  • 半数以上(56%)が「ビューティ&パーソナルケア業界は人々に疎外感を抱かせる」と回答。
  • 10人に7人以上(74%)が「ビューティ&パーソナルケア業界は、単に外見を良くすることではなく、人々がより心地よくいられることを重視してほしい」と回答。
  • 半数以上(52%)が「製品を購入する際、その企業の社会問題への姿勢に注目している」と回答。
  • 10人に7人が「製品のパッケージや広告にある『ノーマル』」という言葉が人々に悪い影響を与えている」と回答。この数字は18~35歳では10人に8人にも上ります。

ビューティ&パーソナルケアプレジデントのサニー・ジェインは次のように語っています。「毎日10億人もの人々が当社のビューティ&パーソナルケア製品を使用し、さらに多くの人々が広告を目にしています。私たちのブランドには、本質的な変化をもたらす力があるのです。その一環として、有害な規範やステレオタイプをなくし、より広く、インクルーシブな美しさの定義を形づくることに取り組んでいきます。

「製品やパッケージから『ノーマル』という言葉をなくすだけでは、問題の解決にはならないことは分かっています。しかし、これは重要な一歩です。そして、これは、人々と地球のために、良くないことを減らすだけでなく、もっと良いことをすることを目指す『ポジティブビューティ』のビジョンの下、私たちが進めていく数多くのアクションの中の一つにすぎないのです」
「より多くの消費者の皆さまが、社会・環境の課題に対してアクションを起こしているブランドを選ぶようになってきています。『ポジティブビューティ』によって、より強く、成功するビジネスになれることを確信しています」

ユニリーバは、「ノーマル」という言葉を使わないだけではなく、ブランドの広告において体型、サイズ、プロポーション、または肌の色にデジタル修正を行いません。またマイノリティ・グループの人々を起用した広告件数を増やしていきます。

人々と地球に対するコミットメント
「ポジティブビューティ」は、人々と地球のために、良くないことを減らすだけでなく、もっと良いことをすることを目指すものです。「ノーマル」という言葉をパッケージや広告からなくすという決断は、ブランドを通じて本質的で測定可能な変化を生み出すために私たちが掲げた3つのコミットメントの中の一つのアクションにすぎません。  

1. 健康とウェルビーイングを改善し、公平とインクルージョンを推進するための行動を通して、
    2030年までに毎年10億人に働きかけていきます。
その際、以下の点に重点を置きます。
  • 美しさの理想を広げ、よりインクルーシブな製品ポートフォリオを育てることで、美しさにおける差別に終止符を打ち、インク-ジョンを推進します。
  • 広告におけるステレオタイプをなくし、現状に疑問を投げかけるブランドプログラム(#unstereotype) を強化することで、ジェンダー平等を推進します。
  • 正しい手洗いや歯みがきを啓発する既存の教育プログラムに加え、心身のウェルビーイングを高めるという新しい分野にも重点を置くことで、健康とウェルビーイングを改善します。

2. 2030年までに150万ヘクタールの土壌、森林、海洋の保護と再生を支援していきます。
    ユニリーバのビューティ&パーソナルケア製品に使う再生可能な原料を育てるのに必要な分だけではなく、
    それ以上の広さの土壌を保護・再生します。

3. 行政機関や動物保護団体、賛同企業とともに、2023年までに全世界で化粧品の動物実験廃止を目指します。
 すでに当社のビューティ&パーソナルケアブランドの23のブランドが国際動物愛護団体の基準をクリアして
 PETA認証を受けており、その他のブランドも認証取得に向けて取り組みを進めています。 

ユニリーバのビューティ&パーソナルケアブランドはこれらのコミットメントの中心にあります。そして、多くのブランドには、パーパス(目的・存在意義)を持つことで成長してきた長年の実績があります。これまでにダヴ、ライフボーイ、ヴァセリン、サンシルクといったブランドが社会・環境の課題に対して行動を起こし、社会の規範、ポリシー、法律の進化を促してきました。今後より多くのビューティ&パーソナルケアブランドがこのような動きに参加することになります。

International Center for Research on Women所長であるサラ・デグナン・カンブは次のように語っています。「私たちは、どうすれば『ノーマル』(普通、標準)でいられるか、その狭い定義から『はみ出さず』にいられるかについて、毎日のようにメッセージを見聞きします。公平さを擁護するためには、こうした制限の多い『規範』に疑問を投げかけ、ダイバーシティ、そして一人ひとりがもたらす資質やアイデアを賛美する社会およびコミュニティをつくる必要があります。美しさも例外ではありません。ユニリーバがこうした取り組みを推進し、自ら掲げた高い基準を守ることを期待しています」

消費者の皆さまは、社会課題に対して、ブランドが姿勢を明らかにすることをこれまで以上に求めるようになってきています。ユニリーバのブランドのうち、明確なパーパスを持つブランドは、その他のブランドに比べて2倍速く成長しました。今回の調査結果は、このトレンドをさらに裏付けるものです。大多数の人々(69%)がより多様な肌タイプや髪タイプに応じたビューティブランドを友達や家族に勧めると答えています。一方、回答者の半分はそうした製品は、もっと高くても買うとしています。

「ポジティブビューティ」は、当社のサイエンス&テクノロジープログラムおよびイノベーションにおけるパートナーシップを加速させ、人々にも地球にも良い製品の設計や処方を継続的に変革していくこととなるでしょう。先端科学をベースに、世界中の人々の多様なニーズにきめ細やかに応える製品や、消費者の皆さまに本当に意味のある価値を届けていく製品の開発を続けていきます。また、プラスチックの使用量削減や再生プラスチックの導入、代替素材への切替を継続するとともに、天然素材の活用や生分解される素材、再生可能な素材などを活用したイノベーションも進めていきます。


「ポジティブビューティ」は、ユニリーバのホームケア部門の「クリーンフューチャー」(2020年9月発表)、ならびに食品・飲料部門の「フューチャーフーズ」(2020年11月発表)に続くサステナブルなビジネス戦略です。

当社はこれまでに、より公平でインクルーシブな社会を築くことを目指して、バリューチェーン全体における生活水準を高めること、マイノリティ・グループにより多くの機会を創出することなどを公約しました。また、「♯unstreotype」を通じて、長年にわたって広告業界からステレオタイプをなくすことを目指してきました。さらに、プラスチックごみをなくすための取り組みや、「気候&自然基金」(10億ユーロを投資し、水の保全、土壌の回復、森林の再生、野生生物の保護などの幅広い環境問題に取り組むことを狙いとする基金)といった取り組みも続けています。「ポジティブビューティ」は、これらのコミットメントやアクションを基盤とし、補完するものです。

このプレスリリース、およびその他のコミットメントについての詳細は、グローバルのウェブサイト(https://www.unilever.com/news/press-releases/2021/unilever-says-no-to-normal-with-new-positive-beauty-vision.html)をご覧ください。

(*1)ブラジル、中国、インド、インドネシア、ナイジェリア、サウジアラビア、南アフリカ、英国および米国、18歳以上の1万人をオンラインアンケートにより調査。

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