エフセキュア調査: クラウドサービスに対するコンシューマの意識
私たちはソーシャル・ネット・ワークやオンライン・ストレージなどのクラウド・サービスにコンテンツをアップロードしています。しかしコンテンツは安全でプライバシーを守られているのでしょうか。
クラウド・プロバイダーへの信頼度合い
世界的に、人々が自身のコンテンツを最も頻繁にアップロードしているトップ5のプロバイダーは、Facebook、YouTube、Google Drive、Dropboxの順になっており、5位がMicosoft SkyDriveとApple iCloudで同列になっています。
こうしたプロバイダーをどの程度信頼しているかという設問に対して、プライベートでセンシティブなコンテンツは、グローバルなプロバイダーよりもむしろ自国のISPを信頼するとの傾向が僅差ででております。
懸念の要因
コンシューマは、クラウド・サービス上にある自分のコンテンツが安全性からもプライバシーの観点からも完璧ではないと懸念しています。59%のコンシューマがクラウド・サービス上に蓄積したコンテンツに他人がアクセスし得ると考えています。さらに60%の人々が、プロバイダーが第三者へ個人的なコンテンツを売却している可能性に懸念しており、62%がデジタル空間での振舞いについてのデータの売却を心配しています。63%の人がストレージ・ベンダーの技術の脆弱性を懸念しています。
フランス以外のヨーロッパ諸国では、他の地域よりも低い懸念を示しています。例えば自身のコンテンツへの不正アクセスに対する懸念は、米国で69%、ブラジルで78%となっている一方、ドイツでは52%、イタリアで61%となっています。
年代別では、20代の人々が最も懸念を示しており、50代が相対的に少なくなっています。同時に複数のデバイスのユーザは、単一のデバイスのユーザよりも高い懸念を持っています。
コンテンツをコントロールできているのだろうか?
さまざまな懸念を鑑みて、問題の基本線はどこにあるのでしょうか? コンシューマはコンテンツに対するコントロールを失いつつあると感じているのでしょうか? コンシューマの33%が、自分のコンテンツに対するコントロールを失っているように感じると答えており、特に複数のデバイスのユーザが単一のデバイスのユーザよりも強く感じています。これらの数値はベルギーで最も高く、51%がコントロールを失いつつあると感じており、最も低いイギリスでは20%となっています。
以上の調査に関します図表やグラフは弊社「エフセキュアブログ」をご参照ください。
クラウド・プロバイダーはどれくらい信頼されているのか?
http://blog.f-secure.jp/archives/50716732.html
クラウド上のコンテンツに関する懸念の実態
http://blog.f-secure.jp/archives/50716807.html
私たちはコンテンツを本当にコントロールできているのだろうか?
http://blog.f-secure.jp/archives/50719072.html
※エフセキュアの2013年デジタルライフスタイル調査は、15カ国(ドイツ、イタリア、フランス、英国、オランダ、ベルギー、スウェーデン、フィンランド、ポーランド、アメリカ合衆国、ブラジル、チリ、コロンビア、オーストラリアおよびマレーシア)で20~60歳のブロードバンド加入者6,000人を対象にWebインタビューを実施しました。同調査はGfKによって、2013年4月に実施されました。
*エフセキュアの社名、ロゴ、製品名はF-Secure Corporationの登録商標です。
*本文中に記載された会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
世界的に、人々が自身のコンテンツを最も頻繁にアップロードしているトップ5のプロバイダーは、Facebook、YouTube、Google Drive、Dropboxの順になっており、5位がMicosoft SkyDriveとApple iCloudで同列になっています。
こうしたプロバイダーをどの程度信頼しているかという設問に対して、プライベートでセンシティブなコンテンツは、グローバルなプロバイダーよりもむしろ自国のISPを信頼するとの傾向が僅差ででております。
懸念の要因
コンシューマは、クラウド・サービス上にある自分のコンテンツが安全性からもプライバシーの観点からも完璧ではないと懸念しています。59%のコンシューマがクラウド・サービス上に蓄積したコンテンツに他人がアクセスし得ると考えています。さらに60%の人々が、プロバイダーが第三者へ個人的なコンテンツを売却している可能性に懸念しており、62%がデジタル空間での振舞いについてのデータの売却を心配しています。63%の人がストレージ・ベンダーの技術の脆弱性を懸念しています。
フランス以外のヨーロッパ諸国では、他の地域よりも低い懸念を示しています。例えば自身のコンテンツへの不正アクセスに対する懸念は、米国で69%、ブラジルで78%となっている一方、ドイツでは52%、イタリアで61%となっています。
年代別では、20代の人々が最も懸念を示しており、50代が相対的に少なくなっています。同時に複数のデバイスのユーザは、単一のデバイスのユーザよりも高い懸念を持っています。
コンテンツをコントロールできているのだろうか?
さまざまな懸念を鑑みて、問題の基本線はどこにあるのでしょうか? コンシューマはコンテンツに対するコントロールを失いつつあると感じているのでしょうか? コンシューマの33%が、自分のコンテンツに対するコントロールを失っているように感じると答えており、特に複数のデバイスのユーザが単一のデバイスのユーザよりも強く感じています。これらの数値はベルギーで最も高く、51%がコントロールを失いつつあると感じており、最も低いイギリスでは20%となっています。
以上の調査に関します図表やグラフは弊社「エフセキュアブログ」をご参照ください。
クラウド・プロバイダーはどれくらい信頼されているのか?
http://blog.f-secure.jp/archives/50716732.html
クラウド上のコンテンツに関する懸念の実態
http://blog.f-secure.jp/archives/50716807.html
私たちはコンテンツを本当にコントロールできているのだろうか?
http://blog.f-secure.jp/archives/50719072.html
※エフセキュアの2013年デジタルライフスタイル調査は、15カ国(ドイツ、イタリア、フランス、英国、オランダ、ベルギー、スウェーデン、フィンランド、ポーランド、アメリカ合衆国、ブラジル、チリ、コロンビア、オーストラリアおよびマレーシア)で20~60歳のブロードバンド加入者6,000人を対象にWebインタビューを実施しました。同調査はGfKによって、2013年4月に実施されました。
*エフセキュアの社名、ロゴ、製品名はF-Secure Corporationの登録商標です。
*本文中に記載された会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。