プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
  • Top
  • テクノロジー
  • モバイル
  • アプリ
  • エンタメ
  • ビューティー
  • ファッション
  • ライフスタイル
  • ビジネス
  • グルメ
  • スポーツ

PR TIMESのご利用について

資料をダウンロード

株式会社ドリーム・アーツ
会社概要

ドリーム・アーツ、クラウドセキュリティソリューション第一弾「BYOK」を発表 米シリコンバレー ITベンチャーFortanix社と技術提携を開始

~1stユーザー JCBはセキュアな社内OA基盤として採用~

株式会社ドリーム・アーツ

 大企業向けクラウドサービスの株式会社ドリーム・アーツ(東京本社:東京都渋谷区、広島本社:広島県広島市、代表取締役社長:山本 孝昭、以下 ドリーム・アーツ)はこのたび、クラウドセキュリティソリューションの提供を開始しました。

 データセキュリティのリーダーでありコンフィデンシャルコンピューティングのパイオニアであるFortanix, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、CEO兼共同創業者:アナンド・カシャップ、以下 Fortanix)との技術提携により、「BYOK(Bring Your Own Key)」を実現します。

 Fortanixが提供する鍵管理サービス(KMS)プラットフォーム「Fortanix データセキュリティマネージャ(以下Fortanix DSM)」とドリーム・アーツが提供する業務デジタル化クラウド「SmartDB(R)(スマートデービー)」の連携でセキュアな情報管理のデジタル化が可能となります。

 1stユーザーとして株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役兼執行役員社長:二重 孝好、以下:JCB)のよりセキュアな社内OA基盤のひとつとして2023年12月に採用されました。

■取り組みの背景:クラウドサービスによる機密情報の取り扱い

 SmartDB(R)はこれまで、Microsoft Azure を基盤としセキュアな環境でノーコード開発基盤としてさまざまな業務のデジタル化に取り組んできました。 昨今、社会的に機密性が高いデータをクラウド上で取り扱う状況が増えており、それらを対象としたデジタル化のニーズが高まってきています。 特に金融、保険、医療、製造業など、取り扱うデータの機密性、完全性をより高いレベルで求められる業界でもクラウドシフトが加速し、クラウドサービスでも高いセキュリティ水準が求められています。

 一方、セキュリティの懸念はますます高まっており、デジタル技術で先行する米国ではデータの暗号化と暗号化のための鍵の所有の分離を実現する「BYOK」という考え方が浸透しつつあります。


■機密データの安全性を大幅に高める「BYOK」

 サービスプロバイダであるドリーム・アーツ、およびサービスのインフラ基盤を提供する電気通信事業者はデータの読み取りが不可能となり、完全にユーザーのみが閲覧可能な状態を実現します。 SmartDB(R)には暗号化されたデータのみが保持され、データを閲覧する場合はKMSから復号化のための鍵を取得する形式。 万一ファイルやバックアップデータの流出、物理的な機器の流出が発生した場合もデータが閲覧されることはありません。


【イメージ:BYOKによるデータと鍵の分離】

本連携はオープン価格で提供を開始しました。 詳しくはお問い合わせください。


■株式会社ジェーシービー 執行役員 システム本部長 中田 一朗 氏からのコメント

 現在、社内のOA基盤はクラウド上の最新の技術やサービスを活用するため、オンプレミスからクラウド環境へ順次シフトしております。 今回、クラウド上のよりセキュアな仕組みをドリーム・アーツより提案を受け、SmartDB(R)とFortanix DSMの採用に至りました。
 SmartDB(R)は、ユーザー部門での市民開発を促す基盤であり、システム部門に頼らず、ユーザー部門での市民開発が進み、事業進展に貢献することを期待します。 Fortanix DSMの導入により、利用企業側で暗号化キーの管理ができることで、より安全・安心にSaaSサービスを利用できると評価しております。


■株式会社ドリーム・アーツ CTO 石田 健亮 からのコメント

 今回、SmartDB(R)が Fortanix DSM に対応することによって、クラウドサービスとして最高レベルのデータ暗号化の仕組みを構築することができました。 これまで社内セキュリティ基準によってクラウドサービスに保存することが許されていなかったデータであっても、SmartDB(R)ならばオンプレミスと同等、またそれ以上のセキュリティレベルで保存、活用することが可能になります。

 開発にあたりセキュアな業務基盤に求められる運用の基準などJCBには多くのアドバイスをいただきました。 顧客との協創でSmartDB(R)がデータ秘匿性を求められる業務でも「デジタルの民主化」を実現するプラットフォームに進化させることができたことを嬉しく思います。


■Fortanix, Inc. CEO兼共同創業者 アナンド・カシャップ 氏からのコメント

 この度、ドリーム・アーツとの提携のもと、Fortanix DSMを使用して、JCB様にてパブリッククラウド外で暗号化鍵をシームレスに作成、保存、管理できるよう支援させて頂くことを大変光栄に思います。

 Fortanix DSMは、コンフィデンシャルコンピューティングを用いて暗号鍵のライフサイクルを完全に管理し、幅広いユースケースに対応する包括的なセキュリティソリューションを提供することで、統合管理画面を通じてお客様のデータを保護します。 これらの使用例には、外部鍵管理(EKM)、BYOK、透過的データ暗号化(TDE)、トークナイゼーション、マルチクラウド鍵管理などが含まれます。

 Fortanixのマルチクラウドデータセキュリティソリューションは、特に金融サービスやヘルスケアなどのプライバシーに敏感な業界において、世界最大級のお客様で採用されています。 Fortanixとドリーム・アーツの統合ソリューションにより、JCB様をはじめとする日本の企業は、拡大するデータブライバシー規制に準拠しながらクラウド環境を安全に利用することができます。


■日本マイクロソフト株式会社 パートナー事業本部 業務執行役員 パートナー技術統括本部 統括本部長 伊藤 信博 氏からのコメント

 日本マイクロソフトは、株式会社ドリーム・アーツ様による「BYOK(Bring Your Own Key)」クラウドセキュリティソリューションの提供開始を心からお祝い申し上げます。 株式会社ドリーム・アーツ様は、長年に亘り Microsoft Azure を基盤とし、マイクロソフト製品との高い親和性を持つプロダクトを開発されております。 今回の株式会社ドリーム・アーツ様の取り組みは、日本マイクロソフトが最優先に考えておりますお客様データの保護において、Microsoft Azure 環境下での更なる安全性向上を実現するものと確信しております。 今後も日本マイクロソフトは、株式会社ドリーム・アーツ様と協力し、国内の業務デジタル化とクラウドセキュリティの向上を推進してまいります。


 ドリーム・アーツは、今後も“協創”を理念に掲げ、「現場力強化」「企業競争力向上」に役立つトータルソリューションを提供してまいります。


SmartDB(R)(スマートデービー)について https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/

SmartDB(R)は、大企業市場シェアNo.1(※)の業務デジタル化クラウドです。 現場個別の業務から全社横断業務までノーコード・ローコードで開発可能。 ワークフローとWebデータベースを中心に多彩な機能をもち、柔軟な外部システム連携、きめ細かな権限管理、高度なセキュリティ要件にも対応しています。 三菱UFJ銀行や大和ハウス工業、立命館大学など、大企業を中心に利用中です。 サービス基盤としてマイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を採用し、利用規模の変化やコンテンツの増加にも柔軟に対応できる環境を実現しています。


※ テクノ・システム・リサーチ「2022年 SaaS型ワークフロー市場メーカーシェア(従業員数1,000名以上)」より



株式会社ドリーム・アーツについて https://www.dreamarts.co.jp/

1996 年 12 月に設立されたドリーム・アーツは「協創する喜びにあふれる人と組織と社会の発展に貢献する」 をコーポレート・ミッションに、「情報共有」と「対話」を重視した独創的かつ高品質なソリューションとサービスを提供します。 「協創力を究めよ」のスローガンのもと、ICT だけでも人間だけでもできないビジネス上の難題の解決を ICT と「協創」でお手伝いしています。 大企業向け業務デジタル化クラウドSmartDB(R)、多店舗オペレーション改革を支援する「Shopらん(R)(ショップラン)」、大企業の働き方を変えるビジネスコックピット「InsuiteX(R)(インスイートエックス)」などのクラウドサービスを開発・提供しています。 


Fortanix, Inc.について https://www.fortanix.com

Fortanixのデータファーストのアプローチは、あらゆる規模の企業がオンプレミス、クラウド、およびその間のあらゆる場所でセキュリティソリューションを最新化できるよう支援します。 世界中の企業、特にヘルスケア、フィンテック、金融サービス、政府機関、小売業などプライバシーに敏感な業界の企業は、データセキュリティ、プライバシー、コンプライアンスに関してFortanixを信頼しています。Fortanixには、Goldman Sachs、Foundation Capital、Intel Capital、In-Q-Tel、Neotribe Ventures、GiantLeap Capitalなどの投資家が支援しています。 Fortanixはカリフォルニア州サンタクララに本社を置いています。 

Fortanix – Look. Know. Further.

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー新規登録無料

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


種類
商品サービス
関連リンク
https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/news/press-release/in231220/?utm_source=PRTIMES&utm_medium=text
ダウンロード
プレスリリース.pdf
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社ドリーム・アーツ

10フォロワー

RSS
URL
https://www.dreamarts.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー29階
電話番号
03-5475-2501
代表者名
山本 孝昭
上場
未上場
資本金
-
設立
1996年12月
トレンド情報をイチ早くお届けPR TIMESを友達に追加PR TIMESのご利用について資料をダウンロード