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株式会社マンダム
会社概要

イマドキ男子の周囲との“距離感”①~友人編~悪気なく、人を見た目で判断し、自分もそうされることを自覚!?「気になる人はSNSでリサーチ」65.9%「フォロワー以外からも見られることを意識」65.2%

ヤング男性の対人関係に関する実態および意識調査

(株)マンダム

株式会社マンダム(本社:大阪市 社長執行役員:西村元延)は、15歳~24歳のヤング男性を対象に、友人や仲間との関係性に関する調査を実施しました。スマートフォンの普及にともない、SNSは彼らのコミュニケーションや情報収集に欠かせないツールとなったことにより、仲間や人とのつながりが大きく変化しています。今回の調査により、イマドキのヤング男性の仲間や人間関係についての実態が明らかとなりましたので、ご報告します。
株式会社マンダム(本社:大阪市 社長執行役員:西村元延)は、15歳~24歳のヤング男性を対象に、友人や仲間との関係性に関する調査を実施しました。スマートフォンの普及にともない、SNSは彼らのコミュニケーションや情報収集に欠かせないツールとなったことにより、仲間や人とのつながりが大きく変化しています。今回の調査により、イマドキのヤング男性の仲間や人間関係についての実態が明らかとなりましたので、ご報告します。

【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ 調査時期:2016年11月実施 調査対象:15歳~24歳 男性415名

【結果要約】
●友人の定義が拡大!?イマドキ男子にとっては、「会ったことはないが、SNSでのみつながってる」も友人14.5%。
●つながり続ける人間関係。LINEでつながっている人「小中学校の友人」70.7%。
●つながりが増える一方、友人関係が希薄化!?「SNSやLINEで、友人をリムーブ(削除)したことがある」55.8%。
⇒「友人」と呼べる人が増える一方で、友人や仲間グループに対する執着も希薄化。
●SNSの投稿で、人を判断し、されることも自覚!気になる人は、「SNSでリサーチする」65.9%!自身も「フォロワー以外からも見られることを意識」65.2%。
⇒悪気なく人を見た目で判断する機会が増え、自身も他人からそうされることを自覚。
●ケンカは面倒、関係が悪化するのが怖い。「親友や友人とはケンカしない」8割以上。
●「1対1」から「1対複数」のコミュニケーションに。LINE使用は「“グループLINE”のほうが多い」27.9%。
●本音と建前を使い分け!?Twitter利用者、6割が「複数アカウントを使用」。理由は「リア友に知られたくないことがある」「本音とそうでない発言を使い分け」共に3割以上。
⇒周囲との摩擦を恐れ、空気を読むため、自己開示を出来る相手や場所を選んで、キャラクターをうまく使い分け。

≪イマドキ男子の“友人との距離感”≫
●友人の定義が拡大!?イマドキ男子にとっては「会ったことはないが、SNSでのみつながっている」も友人 14.5%。

SNSが普及したことにより、会ったことがない相手でも、自分と趣味・嗜好が同じ人と繋がり、コミュニケーションが取れるようになっています。そのため、一度も会ったことがなくても、友人だと思える関係性を作れているのか、または、連絡を取れる人は友人であると認識する人が増えているのか、「友人と呼べる人」は「LINEを交換」43.4%、「一度も会ったことはないが、SNSでのみつながっている」14.5%という結果となっています。

●つながり続ける人間関係。LINEでつながっている人「小中学校の友人」70.7%。
 

LINEでつながっている人を聞いたところ、「小中学校の友人」とつながっているという人は70%以上と非常に高い結果となっています。これまでは、「小学校」「中学校」「高校」「大学」とライフステージが変わるごとに、新たな友人が増え、付き合う友人もそのライフステージで知り合った人に置き換わる傾向がありました。しかし、今では、以前のライフステージでの友人もLINEで気軽に連絡を取れたり、直接コミュニケーションを取らなくても、SNSで近況をタイムリーに知ることができ、身近な存在としてつながり続けられるため、彼らの友人関係が連続性の中で拡がり、様々な仲間グループを持つ人が非常に多くなってきていると考えられます。

●つながりが増える一方、友人関係が希薄化!?「SNSやLINEで、友人をリムーブ(削除)したことがある」55.8%。

一方、SNSやLINEで友人を「リムーブ(削除)したことがある」という人が半数以上となりました。その原因は「投稿内容が不快」「コメントが不快」「投稿回数が多すぎる」などの理由で削除しています。気軽に、簡単につながれる反面、そのつながりを切ることも同様なのかもしれません。

⇒「友人」と呼べる人が増える一方で、友人や仲間グループに対する執着も希薄化。

●SNSの投稿で、人を判断し、されることも自覚。気になる人は、「SNSでリサーチする」65.9%!自身も「フォロワー以外からも見られることを意識」65.2%。

気になる人がいるときに、SNSで直接つながっていなくても、「SNSで検索し、投稿をチェックすることがある」という人が65.9%にも上りました。直接会ったり、話したりしたことがなくても、SNS上では気軽にその人のプライベート写真を見たり、趣味・趣向を知ることが出来るため、それでその人を判断する機会が増えています。
自分自身がそうしているためか、自身もSNSを投稿する際に「フォロワー以外の人からも見られることを意識している」という人も65.2%いるという結果になっています。

 

⇒悪気なく人を見た目で判断する機会が増え、自身も他人からそうされることを自覚。

●ケンカは面倒、関係が悪化するのが怖い。「親友や友人とはケンカしない」8割以上。

親友や友人とのケンカや言い争いの頻度について聞いたところ、「ケンカをしない」と回答した人が、対親友(同性)82.4%、対友人(同性)82.7%と、ともに8割以上という結果となりました。その理由としては、そもそも「ケンカするような状況にならない」というのが58.7%と最も多い一方、「その人との関係が悪化するのが怖い」35.9%、「その人の周りの人との関係が悪化するのが怖い」16.2%というように、「人間関係の悪化が怖いから」といった理由も多く、周囲との摩擦や拒絶されることに対して臆病な側面が見られました。かつては「ケンカするほど仲がいい」といわれた関係も、今の若者にとってはありえないのでしょうか。

●「1対1」から「1対複数」のコミュニケーションに。LINE使用は「“グループLINE”のほうが多い」27.9%。

これまで、メールなどでの友人とのメッセージのやり取りといえば、「1対1」というのがほとんどでした。今回、ほとんどの若者がコミュニケーションツールとして使用しているLINEでのメッセージのやり取りについて、「グループLINE」と「個別LINE」の使用頻度を聞いたところ、27.9%の人が「グループLINE」の使用頻度のほうが多いという結果に。メッセージのやりとりが、「1対1」から「1対複数」になり、さらに自身の発言が活字として残ることから、グループ内の意見や空気を読んで発言する機会が増えているのではと推測されます。

●本音と建前を使い分け!?Twitter利用者、6割が「複数アカウントを使用」。
理由は「リア友に知られたくないことがある」「本音とそうでない発信を使い分け」共に3割以上。

またTwitterの利用者に対して、使用アカウント数を聞いたところ、約6割が複数のアカウントを使い分けていることが分かりました。その理由として挙がったのが、「実際に接する友達(リア友)に知られたくないことがあるから」36.6%、「本音とそうでない発言を使い分けるため」32.5%など、友人にも常にリアルな自分を見せている訳ではなく、自分を相手によって使い分けている様子が伺える結果となっています。

⇒周囲との摩擦を恐れ、空気を読むため、自己開示を出来る相手や場所を選んで、キャラクターをうまく使い分け。

スマートフォンの普及とSNSの浸透により、イマドキ男子の友人との関わり方が変化し、非常に多くの人とコミュニケーションを取り、つながりをもてる一方で、友人間でも空気を呼んで自分のキャラクターを使い分けたり、SNS上に本音を言える場を求めたりと、周囲との摩擦を避けながら、友人関係を築いている実態が明らかとなりました。彼らにとって、リアルな自分を見せて本音を話せる人は、いつも身近にいて会える友人とは限らず、SNS上で様々な共通点でつながる友人の中で、話をしたい内容に応じて、相手を選ぶということも伺える結果となっています。人間関係が複雑に広がる一方、その人間関係の中で、衝突や摩擦が生じることを避け、空気を読み合いながら、自分も相手も気持ちよく過ごせるような、常に心理的距離感を測りながら付き合っていくことが、イマドキ男子の友人との距離感であると考えられます。
またSNSは、彼らにとって自己表現の場であり、自分の知り合いだけでなく、それ以外の人からも見られることを意識しています。日常的にSNSを使用する中で、相手を知る手段であり、自身を知ってもらう手段としても使用しており、SNSの中の人物像(見た目)だけで、悪気なくその人を判断し、また自身もそうされることを自覚しているようです。

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URL
https://www.mandom.co.jp
業種
製造業
本社所在地
大阪府大阪市中央区十二軒町5-12
電話番号
06-6767-5021
代表者名
西村 健
上場
東証プライム
資本金
-
設立
1927年12月
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