宮城県女川町のＷＡＣＫ女川スタジアム等に県内初の “無人” 撮影＆配信ＡＩカメラを導入！

きょう開幕のＵ-１１サッカー大会を皮切りに全国からスポーツ大会を誘致し町の活性化を目指します

女川町
東日本電信電話株式会社　宮城事業部
株式会社ＮＴＴＳｐｏｒｔｉｃｔ

　宮城県女川町（町長：須田 善明）は、町内に２０２２年に開設した「ＷＡＣＫ女川スタジアム」等に、株式会社ＮＴＴＳｐｏｒｔｉｃｔ（代表取締役社長：中村 正敏、以下、ＮＴＴＳｐｏｒｔｉｃｔ）のＡＩカメラを導入し、きょう開幕の小学生サッカーの全国大会から運用を開始します。カメラ運用や活用にあたっての企画にはＮＴＴＳｐｏｒｔｉｃｔのほか、東日本電信電話株式会社 宮城事業部（執行役員 宮城事業部長：須藤 博史、以下、ＮＴＴ東日本）も支援し、全国に“無人”で配信可能なＡＩカメラの強みを生かし、女川町内の各施設に全国からスポーツ大会を誘致するなどして、女川町の活性化に協力して取り組んでまいります。

 

• １　ＡＩカメラ導入の目的と背景

　女川町は２０２２年４月１日、ＷＡＣＫ女川スタジアムを開設し、スポーツを通した町の振興に取り組んでいます。一方で、他施設との差別化によって、施設の魅力を更に向上させ、全国から選ばれる町を目指すべく、町内スポーツ施設の高機能化について検討を進めてまいりました。そうした中、２０２２年７月には、小学生サッカーの全国大会においてＮＴＴＳｐｏｒｔｉｃｔとＮＴＴ東日本が協力し、ＡＩカメラを使った試合の“無人”撮影のトライアルを行いました。トライアルの結果、大会関係者等からも高い評価を得て、女川町がＮＴＴＳｐｏｒｔｉｃｔのＡＩカメラ「ＳＴＡＤＩＵＭ ＴＵＢＥ」の導入を決め、この度の運用開始に至りました。町内施設で行われるスポーツ試合のオンライン配信や、ＤＶＤ等のアーカイブ化によりプロ・アマ問わず、スポーツ大会等の女川町への誘致による町の活性化を目指していきます。

 

• 2　導入するＡＩカメラの概要

　ＮＴＴＳｐｏｒｔｉｃｔのＡＩカメラによるスポーツの自動撮影・配信ソリューション「ＳＴＡＤＩＵＭ　ＴＵＢＥ」は、カメラマンなどの人手を介さず、専用機器で撮影した試合パノラマ映像からＡＩがボールや選手の動きを把握して自動映像処理で撮影・配信するものです。女川町では、「ＷＡＣＫ女川スタジアム」への常設型として「ＳＴＡＤＩＵＭ ＴＵＢＥ Ｓ１」を１台、女川町総合運動公園の各種運動場や体育館など町内各施設に持ち運んで利用する可搬型として「ＳＴＡＤＩＵＭ　ＴＵＢＥ　Ａｉｒ」を３台導入しました。
　ＡＩカメラの導入により、「ＷＡＣＫ女川スタジアム」は、試合をリアルタイムにオンライン配信可能な高機能スタジアムに、町内の他のスポーツ施設は、可搬型のＡＩカメラを持ち込むことでアーカイブ映像の配信やＤＶＤ化ができる施設となります。

 

• ​​3　ＡＩカメラの運用を開始する大会の概要

[大会名] アイリスオーヤマ第８回プレミアリーグＵ-１１チャンピオンシップ２０２３
[開催日程] ２０２３年７月２５日（火）・2６日（水）・２７日（木）
[開催場所] 宮城県 女川町総合運動公園、女川小学校・女川中学校、ＷＡＣＫ女川スタジアム、
　　　　　セイホクパーク石巻フットボールフィールド第１
[主催] 同実行委員会
[共催] 宮城県女川町・女川町教育委員会
[主管] プレミアリーグ宮城U-11
[後援] 宮城県、宮城県教育委員会、（一社）宮城県サッカー協会、石巻サッカー協会、
　　　女川町スポーツ協会、（一社）女川町観光協会
[特別協賛] アイリスオーヤマ株式会社
[協賛] 名鉄観光サービス株式会社

 

• 4　女川町のスポーツ大会視聴用のＵＲＬ

https://onagawasports.nttsportict.co.jp/
※本大会においては7/27(木)の準決勝・決勝等の一部試合を配信予定です。