不動産コンサルタントのネットワーク組織「ハイアークラブ」第5回ハイアークラブ全国大会を開催

不動産コンサルティング分野における独自の資格制度開始を発表

ハイアス・アンド・カンパニー株式会社（本社：東京都港区 代表取締役社長：濱村聖一 以下、ハイアス）は7日、目黒雅叙園（東京都目黒区）において「第5回ハイアークラブ全国大会」を開催しました。

ハイアスの運営するハイアークラブは、日本の家計資産の大半を占める不動産資産の利活用や、相続に関して適切な提案力を持つ不動産コンサルタントをネットワークする組織です。主に全国の不動産会社とその従業者を対象に、不動産コンサルティングのスキルを高めるための継続的な研修や情報共有機会の提供と、実効性の高い提案を見える化する専用シミュレーションツール「マイハイアー」の提供を行っています。

今回の全国大会のテーマには、「5年後の不動産市場の主役に～資産相談の第一窓口として～」を掲げ、大会基調講演として、早稲田大学大学院 ファイナンス研究科の川口有一郎教授にご登壇いただき、不動産ビジネスに関わるAIなど情報技術の進化とその最前線について講演いただきました。

次いで、業界動向を踏まえたハイアークラブの今後の方針発表では、不動産業界で求められるコンサルティングスキルの向上の必要性を確認し、新たな独自の資格制度の開始を会員向けに発表しました。本資格制度では、ハイアスが開催するコンサルティング基礎講座の修了やケーススタディレポートの提出によって資格の認定を行う予定です。あわせて、これまで以上に教育機会を拡充させ、研修体系のバージョンアップを行い「不動産相続」、「不動産投資」、「土地活用提案」など、より実践的なコンサルティングのノウハウを学ぶ分科会の開催計画も発表しました。

 また、3社の会員事業者による活動事例発表も行われ、実際に資産家や不動産オーナーとの関係性を築き、ハイアークラブで身につけたノウハウやシミュレーションツールを活用して、相続相談や不動産投資、土地活用提案など新たなビジネス展開を成功している事例として、会員にそのノウハウが共有されました。

▲全国大会の様子