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フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社
会社概要

IoT時代のモータ制御への道を拓くARM(R) Cortex(R)-M7コア搭載のKinetis KV5xマイクロコントローラ

セキュリティ、コネクティビティ、高効率が求められる新世代のモータ制御を実現する Kinetis Vシリーズ・マイクロコントローラ

フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社

フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、ARM Cortex-M7コアの潜在能力を最大限に活用する新しいKinetis KV5xマイクロコントローラ・ファミリにより、急速な進化を続けるデジタル・モータ制御市場において将来を視野に入れた設計強化を実現します。

電動モータは、世界的に見れば依然として電力消費の最大の要因です。旧来の効率性の低い技術に基づいて開発されたモータの大多数は、セキュアなネットワークを備えたデジタル・ベースの制御システムに転換すれば、省エネルギーと機能のイノベーションの両面において大きな改善が期待できます。

Kinetis KV5xマイクロコントローラは、最先端の処理能力、高機能のアナログとタイミング回路、コネクティビティ、セキュリティ、およびセーフティの新機能を統合することでこの課題に対処します。家電製品から複雑な産業用駆動機器にいたる多岐にわたるアプリケーションのモータ効率、遠隔システム管理、およびエンドノードの相互運用性がIoT(Internet of Things:モノのインターネット化)を介して強化されることになります。
  
Kinetis KV5xマイクロコントローラは、IEEE® 1588 Ethernetコントローラ、乱数ジェネレータ付き暗号化エンジン、およびメモリ保護ユニットを内蔵しています。製造工程管理などの安全最優先の環境に設置されることが多いモータでこれらの機能を活用すれば、IoTインフラを通して新しいサービスを展開できるだけではなく、意図しない動作の発生にもつながる誤入力を防ぐことも可能です。

フリースケールの上席副社長兼マイクロコントローラ・グループ担当ジェネラル・マネージャであるジェフ・リースは、次のように述べています。「ARM Cortex-M7コアの高度な処理能力と市場をリードするフリースケールのIPおよびコネクティビティ、セキュリティ、セーフティの堅牢な機能を統合したKinetis KV5xマイクロコントローラによって、モータ制御や電力変換アプリケーションは、活況を見せているIoTのランドスケープに加わります。Kinetis KV5xのお客様は、一歩先を行く性能、信頼性、電力効率を備えた新時代のコネクテッド・インダストリアル・アプリケーションの大きな可能性に期待してください。」

KV5xは、単精度浮動小数点ユニットを内蔵する240MHz動作のARM Cortex-M7コアを搭載します。プログラム・コードは、CPUの待ち状態を最小限に抑える256ビット幅のバスを介して最大1 MBのオンチップFlashメモリより実行されます。メモリは、128 KBのデータ用密結合メモリ(DTCM)と64 KBの命令用密結合メモリ(ITCM)を内蔵し、高性能処理を安定的に最大限に維持して、モータの速度と位置のリアルタイムの検出で最適な応答を保証します。また、Kinetis KV5xマイクロコントローラ・ファミリは5Mspsの性能を誇る4つの高速12ビットADCを装備しており、各モータ専用の2つのADCと8チャネルのPWMを利用してデュアル三相モータを完全非同期で制御することができます。さらに、デュアル12チャネルeFlexPWMは、312ピコ秒の分解能により電力変換アプリケーションで最大8個のハーフブリッジ出力段を制御します。

ARMのCPUグループ担当ジェネラル・マネージャであるNoel Hurley氏は、次のように述べています。「フリースケールの新しいKinetisファミリは、モータ制御の従来の枠組みを超えるという点において、エネルギー効率とコネクティビティがイノベーションを実現する新しい領域の開拓で主導的な役割を担うことになるでしょう。エネルギー効率に優れた最新のCortex-M7は、DSP性能が強化されてセーフティ・クリティカル・アプリケーションにも対応しており、この市場にまさしく適合します。」

産業市場向け開発リソースの拡充
フリースケールは、新しいKinetis KV5xマイクロコントローラ・ファミリの供給開始に合わせて、成長を続けるモータ制御とデジタル電力変換のイネーブルメント・ポートフォリオに以下の製品を追加します。
•    FRDM-KV10Z、FRDM-KV31F、FRDM-MC-LVBLDC/PMSM – BLDC/PMSMモータ制御向けの低コストのフリースケールFreedom開発プラットフォーム。Embedded World 2015で展示しました。2015年第2四半期の出荷を予定しています。
•    高電圧開発プラットフォーム – 1 Hp以上のBLDC/PMSM/ACIMモータ向けの115/230 V、1 KWの三相モータ制御用ソフトウェア開発プラットフォーム。Kinetis KV1x/KV3x/KV4xマイクロコントローラとMC56F82748 DSCでの利用が可能です。
•    TWR-SMPS-LVFB – 複数の電力制御アルゴリズムに対応するダイナミック・ロード回路とフィードバック回路内蔵の低電圧フルブリッジDC-DCスイッチング電源Tower Systemモジュール。
•    組込みソフトウェア・ライブラリ/スイッチ・モード電源(SMPS)LLCレゾナント・コンバータ・リファレンス・デザイン – 演算、モータ制御、電力制御機能向けライブラリ/LLCレゾナント・コンバータ・トポロジをベースとするオフラインのSMPSリファレンス・デザイン。

Kinetisマイクロコントローラのプログラミング・サービスはKinetis Vシリーズ製品でも対応します。これは、お客様が自社開発したソフトウェアを、マイクロコントローラの出荷前に書き込むサービスです。詳細についてはFreescale.com/KProgramのWebサイトをご覧ください。

供給
Kinetis KV5xマイクロコントローラは、2015年第2四半期のサンプル出荷および2015年第3四半期後半の量産開始を予定しています。詳細についてはwww.freescale.com/Kinetis/VseriesのWebサイトをご覧ください。

フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ(NYSE:FSL)は、セキュアな組込みプロセッシング・ソリューションによって”Internet of Tomorrow”(モノのインターネットの先にある、よりセキュアなIoTソリューション)を実現します。フリースケールのソリューションは、より革新的で、世界を繋ぎ、私たちの生活をシンプルで安全なものにします。また、世界的な企業の役割として、次世代のイノベータを育むために、科学・技術・工学・数学(STEM)教育に貢献することを約束します。詳細は、http://www.freescale.com/のWebサイトをご覧ください。

FreescaleならびにFreescaleのロゴマークはFreescale Semiconductor Inc., Reg. U.S. Pat. & Tm. Off.の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれの所有者が権利を保有しています。
©2015フリースケール・セミコンダクタ・インク

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種類
商品サービス
関連リンク
http://www.freescale.com/

会社概要

フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社RSS
URL
http://www.freescale.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー 29F
電話番号
-
代表者名
ケンリック P. ミラー
上場
未上場
資本金
-
設立
-
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