汐留ミュージアム「ユビュ-知られざるルオーの素顔-」展 2010年4月10日から開催
パナソニック電工 汐留ミュージアム
ルオー財団秘蔵
「ユビュ -知られざるルオーの素顔-」展
2010年4月10日(土)-2010年6月13日(日)
ルオー財団秘蔵
「ユビュ -知られざるルオーの素顔-」展
2010年4月10日(土)-2010年6月13日(日)
パナソニック電工株式会社の企業ミュージアム、パナソニック電工 汐留ミュージアムは、「ルオー財団秘蔵 ユビュ-知られざるルオーの素顔-」展を2010年4月10日(土)から2010年6月13日(日)まで開催いたします。
■ 企画展概要
名称 : ルオー財団秘蔵 ユビュ -知られざるルオーの素顔-
会場 : パナソニック電工 汐留ミュージアム
東京都港区東新橋1-5-1パナソニック電工ビル4階
JR・東京メトロ銀座線・都営浅草線・ゆりかもめ「新橋」駅より徒歩3~5分、都営大江戸線「汐留」駅より徒歩1分
会期 : 2010年4月10日(土)~2010年6月13日(日) オープン日数57日間
主催 : パナソニック電工 汐留ミュージアム
特別協力 : ジョルジュ・ルオー財団
協力 : 出光美術館、エールフランス航空
後援 : フランス大使館、港区教育委員会
休館日 : 毎週月曜日(但し5月3日は開館)
開館時間 : 午前10時より午後6時まで(ご入館は午後5時30分まで)
入館料 : 一般:500円 大学・高校生:300円 中・小学生:200円
65歳以上の方で年齢のわかるもの提示:400円、20名以上の団体:各100円引(65歳以上は除く)
障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで:無料
■ 開催趣旨
ジョルジュ・ルオー(1871-1958)が画商アンブロワーズ・ヴォラールの依頼で取り組んだ版画集『ユビュおやじの再生』(1932年出版)。この版画集を制作するプロセスで生み出された数多くの作品は「キリストの画家」ルオーのイメージを覆すような衝撃的なものばかりです。この春、パリのジョルジュ・ルオー財団の特別協力により、「ユビュ」をめぐる作品と資料の公開が世界で初めてパナソニック電工 汐留ミュージアムで実現します。
ユビュは、当時の文化人サークルの間で流行した滑稽で支離滅裂なキャラクターです。舞台をフランスの植民地とするユビュの物語の挿絵制作を通して、ルオーは「黒人」や「熱帯」という新たなテーマに出会いました。支配される側である「黒人」の先住民(被植民者)と、「ユビュおやじ」に代表される大衆迎合的でグロテスクな「白人」の政治家(植民者)とで綴られるルオーの絵画世界は、フランス植民地主義がはらむ矛盾の正体を暴露します。また一方で、「黒人」たちのしなやかで優美な動きをとらえた生命力あふれる描線は、流麗なアラベスク(曲線表現)へと昇華し、1910年代にはなかった新たな表現にルオーが向かっていることを示唆します。
このように『ユビュおやじの再生』は、1910年代から1930年代のルオーの画業において重要な位置を占めているにも関わらず、これまで日本ではもちろん欧米においても、本版画集を研究対象として真正面から取り扱った展覧会は開催されてきませんでした。本展は、世界初公開作品を多く含む油彩、水彩、版画、資料約130点を一堂に集め、本作品が生まれた政治的、社会的背景にも注目しながら、「ルオーのユビュ」の再評価を主題・造形の両観点から行う世界で初めての展覧会です。
【ユビュって何?】
ユビュは、フランスの作家アルフレッド・ジャリが創作したナンセンス劇『ユビュ王』の主人公です。ユビュの滑稽で支離滅裂な極悪キャラクターは当時文化人サークルの間で大流行しました。多くの芸術家がユビュに触発された作品を制作し、画商ヴォラールもその一人でした。ヴォラールは、アフリカ版ユビュを考案。『ユビュおやじの再生』を執筆し、その挿絵をルオーに依頼したのです。
■ お問い合わせ先
パナソニック電工 汐留ミュージアム
ミュージアムサイト http://panasonic-denko.co.jp/corp/museum/
ハローダイヤル 03-5777-8600
■ 企画展概要
名称 : ルオー財団秘蔵 ユビュ -知られざるルオーの素顔-
会場 : パナソニック電工 汐留ミュージアム
東京都港区東新橋1-5-1パナソニック電工ビル4階
JR・東京メトロ銀座線・都営浅草線・ゆりかもめ「新橋」駅より徒歩3~5分、都営大江戸線「汐留」駅より徒歩1分
会期 : 2010年4月10日(土)~2010年6月13日(日) オープン日数57日間
主催 : パナソニック電工 汐留ミュージアム
特別協力 : ジョルジュ・ルオー財団
協力 : 出光美術館、エールフランス航空
後援 : フランス大使館、港区教育委員会
休館日 : 毎週月曜日(但し5月3日は開館)
開館時間 : 午前10時より午後6時まで(ご入館は午後5時30分まで)
入館料 : 一般:500円 大学・高校生:300円 中・小学生:200円
65歳以上の方で年齢のわかるもの提示:400円、20名以上の団体:各100円引(65歳以上は除く)
障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで:無料
■ 開催趣旨
ジョルジュ・ルオー(1871-1958)が画商アンブロワーズ・ヴォラールの依頼で取り組んだ版画集『ユビュおやじの再生』(1932年出版)。この版画集を制作するプロセスで生み出された数多くの作品は「キリストの画家」ルオーのイメージを覆すような衝撃的なものばかりです。この春、パリのジョルジュ・ルオー財団の特別協力により、「ユビュ」をめぐる作品と資料の公開が世界で初めてパナソニック電工 汐留ミュージアムで実現します。
ユビュは、当時の文化人サークルの間で流行した滑稽で支離滅裂なキャラクターです。舞台をフランスの植民地とするユビュの物語の挿絵制作を通して、ルオーは「黒人」や「熱帯」という新たなテーマに出会いました。支配される側である「黒人」の先住民(被植民者)と、「ユビュおやじ」に代表される大衆迎合的でグロテスクな「白人」の政治家(植民者)とで綴られるルオーの絵画世界は、フランス植民地主義がはらむ矛盾の正体を暴露します。また一方で、「黒人」たちのしなやかで優美な動きをとらえた生命力あふれる描線は、流麗なアラベスク(曲線表現)へと昇華し、1910年代にはなかった新たな表現にルオーが向かっていることを示唆します。
このように『ユビュおやじの再生』は、1910年代から1930年代のルオーの画業において重要な位置を占めているにも関わらず、これまで日本ではもちろん欧米においても、本版画集を研究対象として真正面から取り扱った展覧会は開催されてきませんでした。本展は、世界初公開作品を多く含む油彩、水彩、版画、資料約130点を一堂に集め、本作品が生まれた政治的、社会的背景にも注目しながら、「ルオーのユビュ」の再評価を主題・造形の両観点から行う世界で初めての展覧会です。
【ユビュって何?】
ユビュは、フランスの作家アルフレッド・ジャリが創作したナンセンス劇『ユビュ王』の主人公です。ユビュの滑稽で支離滅裂な極悪キャラクターは当時文化人サークルの間で大流行しました。多くの芸術家がユビュに触発された作品を制作し、画商ヴォラールもその一人でした。ヴォラールは、アフリカ版ユビュを考案。『ユビュおやじの再生』を執筆し、その挿絵をルオーに依頼したのです。
■ お問い合わせ先
パナソニック電工 汐留ミュージアム
ミュージアムサイト http://panasonic-denko.co.jp/corp/museum/
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