米国コーブポイントLNGプロジェクトからの液化天然ガスの売買に関する基本合意書締結について
本プロジェクトは、事業主であるドミニオンコーブポイントLNG社(以下「ドミニオン社」)が、現在LNG受入基地として稼働中のコーブポイントLNG基地に新たに天然ガス液化プラントを建設するものです。年間約460万トンの液化加工契約を予定しており、米国エネルギー省による自由貿易協定(FTA)未締結国向けのLNG輸出許可発行等を経て、2017年後半からのLNG輸出を目指しています。住友商事は、今般、100パーセント子会社であるパシフィック・サミット・エナジー社を通じて、ドミニオン社との間で年間約230万トン分の天然ガス液化加工契約を締結したことを受け、関西電力との間で年間約80万トンのLNGの売買に関する基本合意書を締結しました。
住友商事は、本プロジェクトを通じて世界最大の天然ガス生産国である米国で生産されるLNGを日本向けに供給する事で、日本のエネルギー安全保障に貢献してまいります。
【基本合意書概要】
売主: 住友商事株式会社
買主: 関西電力株式会社
売買期間: プロジェクト稼働開始時期から約20年間
契約数量: 約80万トン/年
売買価格: 米国天然ガス価格(ヘンリーハブ価格)連動
受渡条件: 全量FOB(本船渡し)
【天然ガス液化加工契約概要】
委託者: パシフィック・サミット・エナジー社
事業者: ドミニオンコーブポイントLNG社※
契約期間: プロジェクト稼働開始時期から約20年間
契約数量: 約230万トン/年(LNG換算)
※ドミニオンコーブポイントLNG社:米国北東部において15州6百万件の顧客に天然ガスや電力
などのエネルギー供給を行っているユーティリティ事業者であるDominion Resources 社の100パーセント子会社。
【参考資料】
■コーブポイントLNG基地位置図
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像