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デロイト トーマツ グループ
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「世界モバイル利用動向調査 2018」発表

モバイルデバイス所有の各国比較のほか、日本国内の3キャリアユーザーと他キャリア(その他のMVNO、MNO)ユーザーの比較を実施。5Gへの感度はその他キャリアユーザーの方が高い結果に

デロイト トーマツ グループ

デロイト トーマツ コンサルティング合同会社(本社:東京都千代田区 代表執行役社長:宋修永 以下、DTC)は、デロイトのテクノロジー・メディア・テレコムインダストリーが全世界35ヶ国・地域を対象に実施した「世界モバイル利用動向調査(Global Mobile Consumer Survey)」について、発表します。本年は特に日本における調査結果としてNTT docomo、au、SoftBankの3キャリアユーザーと他キャリア(その他のMVNO、MNO)ユーザーの利用動向などの違いについて、サービス、利用端末、購入経路、5G利用意向といった多面的な比較を行い、明らかにしています。なお、本資料に記載のない調査結果の詳細は、本日別途公表している調査レポートをご覧ください。
調査レポート:https://www.deloitte.com/jp/mcs2018

【世界モバイル利用動向調査 2018 サマリー】
カテゴリ サマリー
所有 スマートフォン市場は各国で飽和状態。日本は他国に比べてスマートデバイスに対する感度が低い状況が続く。【図1】スマートスピーカーは各国で昨年の2倍近く所有率が伸びたが、日本は3%程度の普及に留まる。【図2】日本はスマートテレビについて「つながる」ことを認識できていない人も多い。
キャリア キャリアのシェアは昨年から大きな変化はなく、MVNO事業者の成長も踊り場を迎えている。しかし、18-24歳の年代では3キャリア以外のユーザーがすでに28%を占めており、若年層での存在感を示している。【図3】

3キャリアユーザーと比べ、他キャリアのユーザーは価格に見合ったサービス、ネットワーク品質をより重視。【図4】また、その他のキャリアユーザーの方が5Gへの感度が高い。今後の5Gのサービス提供は現時点では3キャリアに楽天を加えた4社のみが予定しているが、5Gの提供開始によりユーザーのキャリア選択傾向が変化することも推察できる。【図5】

3キャリアのユーザーには店舗でのサポートにニーズがある。一方で 「契約/料金、請求書」に関する問い合わせはWeb利用の方が多く、 今後それ以外の用途でもWeb利用が広がる可能性が考えられる。【図6】
利用 18-34歳ではSNSの利用が盛んで、中でも18-24歳では動画・音楽のストリーミングアプリの利用が日常的である。55歳以上では、天気やニュースの取得など、基本的な用途に利用が限定されている(※レポートに詳細)

いずれの年代においても、コミュニケーション手段は従来の通話、メールから、インスタントメッセージアプリ、SNSに軸足が移りつつある。その結果、カメラの機能も年代によって使われ方が異なる。(※レポートに詳細)

他国では動画の見逃し視聴や定額制の動画、音楽配信サービスの利用が日本を大きく上回る。(※レポートに詳細)
技術 生体認証のスマートフォンへの搭載は指紋認識機能が最も多く、利用も多い。顔認証は中国では普及しているがそれ以外の国では5%程度の利用となっている。(※レポートに詳細)

日本での音声アシスタントはApple、Google、LINEが3強として並び利用され、スマートスピーカーを中心に展開中のLINE  Clovaが健闘している。(※レポートに詳細)

チャットボットは利用が徐々に始まっているものの、まだ利用率は低い。(※レポートに詳細)


■デバイス所有に関する調査結果(抜粋)
※(他の調査結果は調査レポート:https://www.deloitte.com/jp/mcs2018 に詳細を掲載)
 
【図1】所有しているもしくは利用できるデバイス(各国比較) ※複数回答
スマートフォンの所有は各国で8割程度と昨年から大きな変化がなく横ばい。日本では従来型の携帯電話に置き換わる形で漸増した。

 

 


【図2】所有しているもしくは利用できるデバイス(各国比較) ※複数回答
スマートスピーカーの所有率は他国では1割程度で、中国では2割を超えている。日本は発売開始が2017年であり、調査時点では3%に留まっている。

 


■キャリアに関する調査結果(抜粋)
※(他の調査結果は調査レポート:https://www.deloitte.com/jp/mcs2018 に詳細を掲載)
 
【図3】主に使用している携帯電話会社(日本:全年代/18-24歳)
NTT docomo、au、SoftBankの3キャリアの契約者はほぼ横ばいで、MVNO事業者も昨年と比べて3%の増加。MVNO事業者の成長も頭打ちになったが、年代別で見た場合は、年代が若いほど3キャリア以外を利用するユーザーが多く、 18-24歳の若年層では28%が利用している。

 


【図4】携帯電話会社が提供するサービスに対する重要度(日本:3キャリア/他キャリアユーザー比較)
MVNO等の契約者は3キャリア契約者より、料金やネットワークの品質をより重要視しており、追加サービス等の利用への関心は更に低い。

 


【図5】5Gの重要度、5G利用時の追加料金支払い意向(日本:3キャリア/他キャリアユーザー比較)
5Gの導入に関しては半数以上が「重要」だと感じている。月額追加料金の支払いについて、MVNO等の契約者の価格感度は高いが3キャリア契約者よりも積極的。

 


【図6】携帯電話会社の店舗を訪れた時期は?また携帯電話会社のウェブサイトにアクセスした時期は?(日本:3キャリア/他キャリアユーザー比較)
キャリア契約者は店舗訪問を好むが、契約/料金/請求書にはウェブを活用。それ以外の契約者は契約更新・購入以外の用途ではウェブを活用している。

 



「世界モバイル利用動向調査 2018」について
「世界モバイル利用動向調査2018」は、デロイトのテクノロジー・メディア・テレコム インダストリーによって実施されたグローバル調査です。

【調査概要】
調査形式:オンラインアンケート(PC、スマートフォン等)
     (デロイトが設計した調査項目をもとに外部調査会社にて実施)
対象国:35ヶ国・地域(対象国はレポートを参照)
全調査人数:54,150人
対象年齢:16歳以上
調査期間:2018年7月から2018年8月
※本レポートで使用したデータにおける主要な留意点は以下の通り
イギリス・中国・日本・オーストラリア・カナダについてはその国の年齢・性別・地域・社会経済状況を反映したデータとなっています。サンプル数は、イギリス4,000、中国2,000、日本2,000、オーストラリア2,000、カナダ2,000となり、対象サンプルの年齢は中国は18~50歳、イギリスは16~75歳、その他の国は18~75歳となります。本調査はウェイトバック集計後の数値で表記しています。

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業種
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本社所在地
東京都千代田区丸の内3-2-3 丸の内二重橋ビルディング
電話番号
03-6860-3300
代表者名
永田高士
上場
-
資本金
-
設立
1993年04月
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