アラスカ大学資源工学寄付基金への寄付について
アラスカ州は、苛酷な自然環境に加え環境規制も厳しい一方、高い資源ポテンシャルがあり、州内各地で有望な鉱床の開発が計画されています。アラスカ大学では、今後発展が見込まれる資源事業での人材育成、試験研究に注力するため2011年に資源工学寄附基金を設立しましたが、このたびさらなる基金の充実を図るため、同校から州内の大手鉱山会社に寄附の要請があったものです。
住友は、現在米国アラスカ州にて、ポゴ金鉱山の操業を行っています。また、周辺地域での探鉱も継続しており、アラスカ州での資源業界における人材育成の必要性を強く認識しています。さらに教育・研究レベル向上への協力は、アラスカ州の鉱業発展に寄与し地域貢献にも資するものと判断し、要請を受けることとしました。
なお、寄附金額については、住友金属鉱山および住友商事の子会社がそれぞれポゴ金鉱山に対して有する権益比率に応じて負担します。
(ご参考)
1.基金名称 『アラスカ大学フェアバンクス校 資源工学寄付基金』
2. アラスカ大学の概要
アラスカ農業鉱業専門学校としてフェアバンクス市に1922年に創立。
アラスカ州で最も伝統のある州立大学。現在独立性の高い3つのキャンパス
(アンカレッジ校、フェアバンクス校、サウスイースト校)から成っている。
フェアバンクス校の学生数は約11,000人。
3.ポゴ金鉱山の概要
1)位 置 : 米国アラスカ州フェアバンクスの南東約145キロ
2)権益比率 : Sumitomo Metal Mining Pogo社
(住友金属鉱山100%子会社)85%
SC Pogo社(住友商事100%子会社)15%
3)年間生産金量: 約11トン
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