楽天リサーチ、「中古品(リユース品)の売買に関する意識調査」を発表
- 中古品を売る理由の第1位、小遣い稼ぎではなく「もったいないから」。1度しか使用されていない中古品、半額であれば購入を決める人多数 -
楽天リサーチ「中古品(リユース品)の売買に関する意識調査」の詳細は、以下URLをご参照ください。
http://research.rakuten.co.jp/report/20150529/
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調査概要
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■中古品を売ったことがある人は4割以上。購入したことがある人は半数以上
60代が約3割に対し、20代、30代の半数以上が中古品を売った経験あり
これまで、中古品を売ったことがあるか聞いたところ、4割以上(43.5%)が「売ったことがある」と回答した。また、3割弱(26.8%)は「一年以内に売ったことがある」と答えた。一方、中古品を購入したことがあるか聞いたところ、半数以上(52.1%)に経験があり、3割以上(32.8%)は過去1年以内に購入したことがわかった。
性年代別の比較では、中古品を売ったことがあるのは、40代から60代においては、その約3~4割(40代:41.0%、50代:44.5%、60代:31.5%)であるのに対して、20代、30代では、半数以上(20代:50.0%、30代:50.5%)と回答した。中古品の購入では、20代から50代の半数以上(20代:54.5%、30代:56.5%、40代:53.0%、50代:54.0%)が「経験がある」と回答したのに対して、60代は約4割(42.5%)にとどまった。
■オンラインで中古品を売買する際に利用するデバイス、8割以上の人がPCと回答
女性20代は、スマートフォンがPC利用を上回る
オンラインで中古品を売買したことがある人(販売経験者:209人、購入経験者:295人)に、利用したデバイスを聞いたところ、8割以上(販売:81.8%、購入:88.1%)がPC、約2割(販売:22.5%、購入:22.7%)がスマートフォンを利用していることが判明した。
女性20代は、スマートフォンを利用している割合が他の年代と比べて高かった。中古品を売る際、20代女性を除く他の性年代は、PCの利用率が平均で85.3%、スマートフォンの利用率が平均で17.0%であるのに対し、女性20代はスマートフォンとPCの利用率が共に48.0%だった。さらに、中古品の購入においても、20代女性を除く他の性年代は、PCの利用率が平均で92.1%、スマートフォンの利用率が平均で16.9%であるのに対し、女性20代は、スマートフォンの利用率が高く、PCが53.3%に対して、スマートフォンは63.3%と上回った。
■中古品を売る理由は、「小遣い稼ぎ」を抑え「捨てるのがもったいない」が第一位に
20代女性は、「暇つぶし」が多い
中古品を売る理由を聞いたところ、「捨てるのがもったいないから(86.7%)」が最も多く、次に「お金を稼ぐことができるから(73.3%)」が続いた。「捨てるのがもったいないから(男性:81.1%、女性:91.9%)」、「地球環境に配慮したいから(男性:26.9%、女性:43.5%)」に関しては、男性より女性の方に挙げる人が多いことから、男性と比較して女性の方がリサイクル意識を強く持っていることがわかった。
「お金を稼ぐことができるから」、「暇つぶしになるから」を理由に挙げるのは、20代が最も多く、年代が上がるにつれてその割合は下降する。20代女性においては、「暇つぶしになるから」(37.0%)を理由として挙げる割合が、20代女性を除いた性年代の平均(13.8%)と比べて、特出して高かった。中古品をスマートフォンで売る機会が最も多い20代女性が、隙間時間を利用して中古品を売っていることが伺える。
■1度しか使用されていない中古品の購入価格は、定価の半額
腕時計においては、約3人に1人は「安くても購入しない」
1度しか使用されていない中古品について、定価の何割引であれば購入するか、商品別に聞いた。DVD、書籍においては、約5割引であれば、購入につながることが多いが、Tシャツやスカート・ズボンといった衣服においては、約6割引であれば、購入する人が多いということがわかった。一方、下着(82.4%)、水着(78.5%)、香水(54.4%)、靴(53.1%)については、半数以上の人は、「安くても購入しない」と回答し、腕時計(31.2%)についても、約3人に1人が「安くても購入しない」という結果が出た。
【調査概要】
調査エリア :全国
調査対象者 :20歳~69歳 男女
回収サンプル数:1,000サンプル
調査期間 :2015年5月21日から5月24日
調査実施機関 :楽天リサ-チ株式会社
以上
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