ワシらの青春!北海道民「小樽~滝川間」の足だった「赤い電車」を壊さないで(泣)234万円集まれば思い出が残ります。「クラウドファンディング」を利用した「赤い電車を残そう!」プロジェクトが開始されました
日本旅行(本社:東京都中央区、社長:丸尾和明)の鉄道オタク集団、通称「鉄道プロジェクト」に所属する、北海道鉄道観光資源研究会代表の永山茂(ながやましげる)が、3月13日に運行を終え、解体の運命を待つばかりとなった「赤い電車(711系交流電車)」を保存すべく、クラウドファンディングを活用したインターネット募金(購入型資金調達)の呼びかけを応援しております。
この711系電車は、沿線住民の通勤や通学・買い物の足として47年間に渡り「赤い電車」の愛称とともに、多くの人達に愛されてきました。惜しむ声は道内外の鉄道愛好家はもとより、運行に携わった鉄道関係者などにも広がっています。この電車は当時の国鉄が、北海道初電化!の際に製造した形式で、北海道鉄道史にとっても貴重な文化遺産です。これを有縁の地である鉄道の街「岩見沢市」に保存する事は大きな意義がある事だと考えています。
現在、設置場所の提供と輸送費用の一部を負担してくれる企業「(株)道下産地」が現れ、実現に向かっていますが、車両の購入や設置に係わる費用234万円が不足しています。このプロジェクトは、これらの思い出を刻んだ多くのみなさまに呼びかけ、資金確保を目指すものです。
もうすでに解体作業が順次始まっており、4月中旬までに購入申し出をしなければ間に合わない事態となっております。短期間の募集ですが、ひとりでも多くの皆様に協力をいただければとプロジェクトを企画いたしました。
プロジェクトの概要は以下の通りです。
①北海道鉄道観光資源研究会の夢に㈱道下産地様感銘を受け、一定額の支出とともに地域貢
献の一環として自社農園内における保存を決意した同社の協力を得るプロジェクトとする。
②車両購入および運搬にかかる費用(総額約500万円)の一部(200万円)をクラウドファンディングにて募集する事とした。
③㈱道下産地は、
A)購入型クラウドファンディングの購入品の提供→自社制のソフトクリームや米など
B)車両保存場所(土地)の提供
C)上記整備費用の負担を行う。④期間内に一定の目標額まで到達しなかった場合は、当チャレンジは実行不能となる。
北海道鉄道資源観光研究会とは
■概要
北海道の鉄道愛好家が集まり、自分の得意分野を活かしながら、道内に点在する鉄道の観光資源を未来に残して行く活動を実施しています。
■設立 2013年12月26日
■代表 永山茂(株式会社日本旅行北海道 新規事業室長)
■会員
旅行会社、運輸・サービス関係会社、新聞社・テレビ等報道機関等社員、プロカメラマン、情報サイト運営者、大学等教育関係者、観光振興従事者等各方面の専門家にて構成。
■設立趣旨
北海道の鉄道は全国に先駆けて発展し、その先進地域として輝かしい歴史を築き、隆盛を極めて来ました。最盛期には100路線を超えた路線網は、現在14路線2500キロを残すのみとなりましたが、その多くの遺構や痕跡は、全道市町村数の9割にあたる161市町村に残されており、まさしくこれらは「北海道の宝」であり、未来に継承すべき「北海道の貴重な財産」と言えます。
私たちは、全道各地に点在する鉄道遺構やそれらの保存や活用に関する諸活動を「観光資源」と捉えて調査研究を行い、各地で活動する諸団体との連携を模索しながら、情報の「集約・公開・発信」や「活性化に向けての助言や提案の実施」などを目的とした研究活動に取り組んでおります。 北海道発展の礎となった鉄道文化遺産を「次代に残す北海道の観光資源」として捉え、地域活性化を図るため活動をしています。
●クラウドファンディング(3/25~4/14)
https://readyfor.jp/projects/akaidensya
●北海道鉄道観光資源研究会公式サイト
http://rail-hokkaido.net/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像