アジアの子どもの「将来就きたい仕事」に関する調査 - 日本の1位は男子「会社員」、女子「パティシエ」
- アデコグループが日本を含むアジア太平洋地域7か国・地域でアンケートを実施 -
■日本の子どもが将来就きたい仕事の1位は、男子が「会社員」、女子が「パティシエ」。
■日本の男子・女子を合わせた総合の1位は「会社員」に。
■「パティシエ」は3年連続で日本の女子が将来就きたい仕事の1位に。
■日本の男子が将来就きたい仕事では、調査開始以来、「サッカー選手」が初めて1位を逃す。
■日本の女子が将来就きたい仕事でも、「会社員」は3位にランクイン。
■日本の男子が将来就きたい仕事の4位、女子が将来就きたい仕事の6位に「公務員」がランクイン。現代の子どもは安定志向?
■アジア太平洋地域全体では「医者」と「先生」が人気の仕事に。
■アジア太平洋地域で、将来就きたい仕事のトップ3に「会社員」が入ったのは日本のみ。
世界最大(*1)の人財サービス企業であるアデコグループの日本法人で、総合人事・人財サービスを展開するアデコ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:川崎健一郎、以下「アデコ」)と、アジア太平洋地域で事業を展開するアデコグループの6つの拠点(韓国、香港、台湾、シンガポール、タイ、ベトナム)は、子どもを対象にした「将来就きたい仕事」に関するアンケート調査を実施しました。
【アンケート結果の概要】
(1)日本の子どもの「将来就きたい仕事」ランキング
日本の子どもが将来就きたい仕事の1位は、男子が「会社員」(10.2%)、女子が「パティシエ」(11.0%)となりました。日本では、男子が将来就きたい仕事の1位は2013年に本調査を開始して以来、2年連続で「サッカー選手」でしたが、今回、「サッカー選手」(10.0%)は僅差で2位となりました。女子の1位となった「パティシエ」は、3年連続での1位でした。
日本の男子のランキングでは4位に「公務員」が入り、女子のランキングでも「会社員」が3位、「公務員」が5位という結果でした。国内景気の長期的な停滞感が続くなか、夢を追いかけるのではなく、安定した生活を志向する子どもが増えている可能性があります。
また、日本の男子では「エンジニア・プログラマー」が9位に入りました。昨年の5位からランクダウンしたものの、現代の男の子にとってデジタル関連の職業が将来の夢として一般的なものになりつつあることが伺えます。日本の女子では、昨年ランク外だった「服飾デザイナー」と「ピアノやお稽古事の先生」が、今年は7位と8位にそれぞれランクインしました。
【調査実施概要】
(1)【日本】
・調査対象: 日本全国の6歳~15歳の男女
・サンプル数: 1,000人(男女各500人)
・実施方法: インターネット調査
・実施時期: 2015年12月
(2)【アジア太平洋各国・地域】
・対象国・地域: 韓国、香港、台湾、シンガポール、タイ、ベトナム
・調査対象: 7歳~14歳の男女
・サンプル数: 各150~1,500人
・実施方法: インターネット調査、訪問調査
・実施時期: 2015年11月~12月
■日本の男子・女子を合わせた総合の1位は「会社員」に。
■「パティシエ」は3年連続で日本の女子が将来就きたい仕事の1位に。
■日本の男子が将来就きたい仕事では、調査開始以来、「サッカー選手」が初めて1位を逃す。
■日本の女子が将来就きたい仕事でも、「会社員」は3位にランクイン。
■日本の男子が将来就きたい仕事の4位、女子が将来就きたい仕事の6位に「公務員」がランクイン。現代の子どもは安定志向?
■アジア太平洋地域全体では「医者」と「先生」が人気の仕事に。
■アジア太平洋地域で、将来就きたい仕事のトップ3に「会社員」が入ったのは日本のみ。
世界最大(*1)の人財サービス企業であるアデコグループの日本法人で、総合人事・人財サービスを展開するアデコ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:川崎健一郎、以下「アデコ」)と、アジア太平洋地域で事業を展開するアデコグループの6つの拠点(韓国、香港、台湾、シンガポール、タイ、ベトナム)は、子どもを対象にした「将来就きたい仕事」に関するアンケート調査を実施しました。
【アンケート結果の概要】
(1)日本の子どもの「将来就きたい仕事」ランキング
日本の子どもが将来就きたい仕事の1位は、男子が「会社員」(10.2%)、女子が「パティシエ」(11.0%)となりました。日本では、男子が将来就きたい仕事の1位は2013年に本調査を開始して以来、2年連続で「サッカー選手」でしたが、今回、「サッカー選手」(10.0%)は僅差で2位となりました。女子の1位となった「パティシエ」は、3年連続での1位でした。
日本の男子のランキングでは4位に「公務員」が入り、女子のランキングでも「会社員」が3位、「公務員」が5位という結果でした。国内景気の長期的な停滞感が続くなか、夢を追いかけるのではなく、安定した生活を志向する子どもが増えている可能性があります。
また、日本の男子では「エンジニア・プログラマー」が9位に入りました。昨年の5位からランクダウンしたものの、現代の男の子にとってデジタル関連の職業が将来の夢として一般的なものになりつつあることが伺えます。日本の女子では、昨年ランク外だった「服飾デザイナー」と「ピアノやお稽古事の先生」が、今年は7位と8位にそれぞれランクインしました。
(2)アジア太平洋地域7か国・地域の子どもの「将来就きたい仕事」ランキング
日本を含むアジア太平洋地域の7か国・地域では、「先生」と「医者」が人気の職業となりました。「先生」と「医者」は、どちらも3か国・地域で、将来就きたい仕事の1位に選ばれました。日本でも「先生」と「医者」は人気の職業で、それぞれ2位と3位にランクインしましたが、「会社員」が将来就きたい職業のトップ3に入ったのは日本のみでした。経済成長の著しいアジア太平洋地域各国および地域と、すでに成熟市場となっている日本との違いが、子どもの将来に対する考え方にも現れている可能性があります。
(*1) Staffing Industry Analysts 2015、人材サービス企業売上ランキングより。
【調査実施概要】
(1)【日本】
・調査対象: 日本全国の6歳~15歳の男女
・サンプル数: 1,000人(男女各500人)
・実施方法: インターネット調査
・実施時期: 2015年12月
(2)【アジア太平洋各国・地域】
・対象国・地域: 韓国、香港、台湾、シンガポール、タイ、ベトナム
・調査対象: 7歳~14歳の男女
・サンプル数: 各150~1,500人
・実施方法: インターネット調査、訪問調査
・実施時期: 2015年11月~12月
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