光学設計解析ソフトウェア「CODE V」最新バージョン10.8リリースのお知らせ

HUD や HMDなど、偏心や自由曲面を含む非対称光学系の設計を強力にサポートする光学パラメータの正確な計算機能が追加されました

サイバネットシステム株式会社(本社:東京都、代表取締役:田中 邦明、以下「サイバネット」)は、主要取引先であるSynopsys, Inc.(本社:米国 カリフォルニア州、以下「シノプシス社」)が開発し、サイバネットが販売・サポートする光学設計解析ソフトウェア「CODE V(コード ファイブ)」の最新バージョン「CODE V 10.8」の販売を、2015年12月15日から開始することをお知らせいたします。

CODE Vは、光学設計(レンズ設計)・評価解析・製造支援などの機能を搭載した、光学製品開発業務を総合的にサポートする光学設計解析ソフトウェアです。対象となるアプリケーションは、撮像機器(カメラレンズ、ビデオレンズなど)、通信機器、医療機器、産業機器、航空・宇宙関連機器など多岐にわたります。

CODE V10.8では、非対称光学系に対して正確な光学パラメータ計算を行う機能が加わり、HUD(ヘッドアップディスプレイ)やHMD(ヘッドマウントディスプレイ)をはじめとする、自由曲面光学系、偏心光学(※1)の設計がより高度に行えるようになりました。また、非球面表現式が拡張され、設計時における非球面の製造性の制御が一層容易になりました。例えば、高い解像度とコンパクトネスを両立するために多数の非球面を使用する携帯電話やスマートフォン向けのレンズ設計に有効です。その他、ガラスカタログに新たにNHG(Hubei New Huaguang Information Materials Co., Ltd.)社が追加されるとともに、ガラスデータベースの構造が改良されガラスデータの情報が更新しやすくなりました。

CODE V 10.8 に関する詳細は、以下のページをご覧下さい。
http://www.cybernet.co.jp/codev/product/release/ver108.html

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主な機能強化

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非対称光学系に対応した光学パラメータの正確な計算機能の追加
CODE V10.8では、非対称な光学系に対して正確な光学パラメータ計算を行える関数が追加されました。この関数を使うことで、非対称光学系の基準パラメータとして使用される焦点距離などを最適化実行中にコントロールし易くなります。自動車向けHUDやHMD、超短焦点プロジェクターなど、自由曲面光学系や偏心光学系の設計や性能評価に効果を発揮します。

図1:HUDイメージ

図2:非対称光学系の光学パラメータ計算イメージ

非球面表現式の拡張
CODE Vが持つ非球面のひとつ、Qbfs非球面(Greg Forbes 博士考案)の形状表現式が拡張され、新たにコーニック定数が追加されました。Qbfs非球面は、もともと面の傾きをコントロールしやすいという特徴があり、このコーニック定数項の追加により制御が行い易くなります。つまり、製造しやすい非球面形状を維持しつつ、光学性能の向上が行えます。非球面が多用されるスマートフォン向けのコンパクトなレンズの設計に役立ちます。

ガラス情報の更新とガラスデータベースの改良
今バージョンでは、通常のガラスライブラリの更新とともに、新たにNHG社製のガラス情報がライブラリへ追加されました。加えて、ガラスデータベースの改良が行われました。この結果、これまでよりもガラス情報の更新が容易になりました。

注釈
※1:偏心光学系とは、光学系を構成するレンズやミラーなどが同一直線上にない光学系を指します。
 
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シノプシス社について

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Synopsys, Inc.(Nasdaq上場コード:SNPS)は、我々が日々使用しているエレクトロニクス機器やソフトウェア製品を開発する先進企業のパートナーとして、半導体設計からソフトウェア開発に至る領域(Silicon to Software)をカバーするソリューションを提供しています。電子設計自動化(EDA)ソリューションならびに半導体設計資産(IP)のグローバル・リーディング・カンパニーとして長年にわたる実績を持ち、ソフトウェア品質/セキュリティ・ソリューションの分野でも業界をリードしており、世界第15 位のソフトウェア・カンパニーとなっています。シノプシス社は、最先端の半導体を開発しているSoC(system-on-chip)設計者、最高レベルの品質とセキュリティが要求されるアプリケーション・ソフトウェアの開発者に、高品質で信頼性の高い革新的製品の開発に欠かせないソリューションを提供しています。シノプシス社に関する詳細は、下記Webサイトをご覧ください。
http://www.synopsys.com/japan

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サイバネットについて
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サイバネットシステム株式会社は、科学技術計算分野、特にCAE(※)関連の多岐にわたる先端的なソフトウェアソリューションサービスを展開しており、電気機器、輸送用機器、機械、精密機器、医療、教育・研究機関など様々な業種及び適用分野におけるソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティング等を提供しております。具体的には、構造解析、射出成形解析、音響解析、機構解析、制御系解析、通信システム解析、信号処理、光学設計、照明解析、電子回路設計、汎用可視化処理、医用画像処理など多様かつ世界的レベルのソフトウェアを取扱い、様々な顧客ニーズに対応しております。
また、企業が所有するPC/スマートデバイス管理の効率化を実現するIT資産管理ツールをはじめ、個人情報や機密情報などの漏洩・不正アクセスを防止し、企業のセキュリティレベルを向上させるITソリューションをパッケージやサイバネットクラウドで提供しております。
サイバネットシステム株式会社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
http://www.cybernet.co.jp/

※CAE(Computer Aided Engineering)とは、「ものづくり」における研究・開発時に、従来行われていた試作品によるテストや実験をコンピュータ上の試作品でシミュレーションし分析する技術です。試作や実験の回数を劇的に減らすと共に、様々な問題をもれなく多方面に亘って予想・解決し、試作実験による廃材を激減させる環境に配慮した「ものづくり」の実現に貢献しております。

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本件に関するお問い合わせ サイバネットシステム株式会社
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● 内容について
オプティカル事業部 営業推進グループ/黒木
TEL:03-5297-3703 E-MAIL: optsales@cybernet.co.jp
● 報道の方は
広報室/渡辺
TEL:03-5297-3066 E-MAIL: irquery@cybernet.co.jp

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