ベトナムにおける食品卸事業会社の設立について
記
1.ベトナム進出の背景
加藤産業、住友商事両社は、以前より経済成長に伴う消費の増大により、小売マーケットの拡大するアジア地域に注目してまいりました。従来の地元企業中心の小規模な流通形態から、日系および欧米の大手スーパーやコンビニの進出、また大手食品メーカーの現地生産など大規模化が進む中で、売り場と商品を有機的に結び付ける食品卸売事業の需要拡大が見込まれます。特に商品、市場の詳細分析ノウハウを活かした日本式卸は、消費者の多様な嗜好を満足できる先進的なものです。これら考えのもと、意思決定を迅速化し、海外への積極展開を目指すために昨年2012年10月23日に投資子会社である加藤SCアジアインベストメント株式会社を設立し、その傘下として、まずベトナムに食品卸事業会社設立準備を行ってまいりました。ベトナムの小売マーケットは2012年売上高11.6兆円、2013年1月から9月までの増加率は12.5パーセントに達します。また、スーパーやショッピングセンター、コンビニの店舗数も急速に拡大しており有望な市場です。同国に進出した海外スーパーや地元の大規模小売業者向けをターゲットに日本式卸を展開してまいります。
2.設立企業の概要
(1)社名 Kato Sangyo Vietnam Co., Ltd (英語表記)
Cong Ty TNHH KATO SANGYO VIET NAM(ベトナム語表記)
(2)代表者 代表取締役社長 勝田大輔
(3)本社所在地 ベトナム社会主義共和国ホーチミン市
(4)資本金 255億ベトナムドン(約120百万円)
(5)設立日 2013年10月2日
(6)出資比率 加藤SCアジアインベストメント株式会社 100パーセント
(7)主な事業 飲料、食品および日用品の卸売、輸入、輸出
(8)営業開始日 2013年12月2日(予定)
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