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大和ハウス工業株式会社
会社概要

■世界初・日本初の技術を導入した次世代環境配慮型店舗 「D’s SMART STORE(ディーズ スマート ストア)」の実証実験を開始(ニュースレター)

大和ハウス工業株式会社

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 大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:大野直竹)は、2012年5月11日より、CO2排出量を最大約50%(※1)削減可能な次世代環境配慮型店舗「D’s SMART STORE(ディーズ スマート ストア)」の実証実験を、株式会社CFSコーポレーション様(本社:神奈川県横浜市、社長:石田岳彦)が運営する愛知県名古屋市の「ハックドラッグ小塚店」で開始します。
 今後、実証実験で採用・効果検証した環境配慮技術を、当社が施工する物販店舗(ドラッグストア・家電量販店等)に採用していきます。

 当社は、法人のお客さま向けの建築物について、2020年までに環境負荷「0(ゼロ)」(運用時のCO2排出量をゼロ)を目指す「Smart-Eco Project(スマートエコプロジェクト)」をスタートさせ、その第三弾として、「ハックドラッグ小塚店」に世界初(※2)・日本初(※3)の環境配慮技術を採用し、実証実験を開始することになりました。
 当店では、自然の力を活かす「パッシブコントロール」や創エネ・省エネを行う「アクティブコントロール」、それらを適正に制御する「エネルギーマネジメント」を組み合わせることにより、CO2排出量を1990年当時の当社建築物と比較して約50%(※1)削減、現在の一般的な店舗と比較して約39%削減できます。
※1.1990年当時の当社建築物と比較した場合(当社試算による)。
※2.住友スリーエム株式会社が開発した「光屈折フィルム」を採用。
※3.コイズミ照明株式会社が開発した店舗向け埋め込み仕様「ハイパワーマルチベースライトLED照明」を採用。


●ポイント
 1.世界初「光屈折フィルム」を採用した「ハイサイドトップライト」
 2.日本初 店舗向け埋め込み仕様「ハイパワーマルチベースライトLED照明」を採用
 3.創エネ・省エネの環境配慮に特化した設備を導入


1.世界初「光屈折フィルム」を採用した「ハイサイドトップライト」
 「ハックドラッグ小塚店」では、越屋根(※4)に採光のための窓「ハイサイドトップライト」を設け、店舗内に自然エネルギーを取り込み、昼間の照明電力を削減しました。
この「ハイサイドトップライト」には、世界初となる直射光を屈折させ、紫外線などの有害光線もカットする「光屈折フィルム」を採用しました。
 「光屈折フィルム」から越屋根内に入った自然光は、越屋根内の天井面・壁面に貼り付けられている高拡散反射材(※5)に反射して、効率的に店内に取り入れられるため、店舗内の照明電力を42%削減(※6)することができます。
※4.採光・換気・煙出しなどのため、屋根の上に、棟をまたいで一段高く設けた小屋根
※5.住友スリーエム株式会社が開発した反射材。
※6.蛍光灯との比較。自然採光による調光制御(LED照明)の効果を含む。


2.日本初 店舗向け埋め込み仕様「ハイパワーマルチベースライトLED照明」を採用
 店舗内の照明には、日本で初めて店舗向け埋め込み仕様「ハイパワーマルチベースライトLED照明」を採用しました。
 当LED照明を使用したことにより、必要照度を確保しながら、照明台数を90本相当(※7)削減、CO2排出量を年間約10.6t削減することができ、店内を広く見せることができます。
※7.蛍光灯64W換算。


3.創エネ・省エネの環境配慮に特化した設備を導入
(1)昼光をダイレクトに利用する「光ダクト」(※8)
 店舗奥の壁面には、光伝送道(鏡の筒:光ダクト)を通して、自然光を直接採りこむことができる「光ダクト」を設けました。
 「光ダクト」から伝送した光は、自然光が届かない店舗奥の壁面全体を均一に照射する照明「ウォールウォッシャー」として利用しました。これにより、お客さまが店舗奥側まで入りやすい空間をつくるとともに、照明電力を削減することができます。
※8.住友スリーエム株式会社による開発。

(2)置換空調システム
 置換空調とは、従来の部屋全体を一様な温度にする空調方法と異なり、人の活動する領域のみを空調するシステムです。
 人が活動する床上約2m領域のみを空調することで、エネルギー消費量を削減するとともに、温度むらのない、快適な環境を提供することができます。
 さらに、当店舗では、冷房時には熱い空気を越屋根上方に設置した換気口から排出することで、さらなる省エネも図っています。
 夏場の冷房時には約25%、冬場では約5%の省エネ効果が期待できます。


(3)10kWの太陽光発電システムを導入
 屋上には、10kWの太陽光発電システムを導入しました。
 太陽光発電システムによる年間の発電量は約9,750kWh/年となり、CO2排出量を年間約3t削減できます。

(4)「エネルギーモニタリングシステム」を導入
 店舗内のCO2排出量削減と節電に取り組むため、「エネルギーモニタリングシステム」を採用しました。
 これにより、太陽光発電量や空調、照明による消費電力量など、エネルギーの使用状況を把握でき、消費電力の削減を図ることができます。
 また、モニタリングした内容を、店舗内のディスプレイを使ってお客さまに見ていただくことで、環境先進企業としてのイメージ向上を図ることができます。

(5)昼光センサー
 店舗内に取り入れた自然光を活用するために、「昼光センサー」を導入しました。天候や時間帯にあわせて自動でLED照明を制御します。日中、室内に自然光が差す場合は「昼光センサー」が感知し、LEDの発光を抑え、最適な店舗内照度を保って、必要以上のエネルギー消費を防止します。

(6)ヒートアイランド現象の低減を図る駐車場緑化システム
 駐車場には緑化を施し、蒸散効果によりヒートアイランド現象を低減させるとともに、店舗景観の向上も図りました。


●建物概要
 建物名称 :ハックドラッグ小塚店
 所 在 地 :愛知県名古屋市中川区小塚町62-1
 敷地面積 :1,674.86㎡
 建築面積 :858.96㎡
 延床面積 :835.2㎡
 売場面積 :698.7㎡
 営業時間 :9時~22時
 階  数 :地上1階建
 高  さ :軒高5.82m(最高7.50m)
 構  造 :鉄骨造
 駐車施設 :平面駐車場31台

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種類
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会社概要

大和ハウス工業株式会社

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URL
https://www.daiwahouse.co.jp
業種
建設業
本社所在地
大阪府大阪市北区梅田3-3-5
電話番号
06-6346-2111
代表者名
芳井 敬一
上場
東証プライム
資本金
1619億5715万円
設立
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