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威志企管顧問股イ分有限公司(ワイズコンサルティンググループ)
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台湾パネル・PCB・受動部品産業2023年の概況と展望<ワイズ機械業界ジャーナル2023年9月第4週号発行>

〜台湾機械・電子・半導体・自動車・エネルギー業界の最新動向を分析する〜

威志企管顧問股イ分有限公司(ワイズコンサルティンググループ)

ワイズコンサルティング グループ(本社:中華民国台北市、代表取締役:吉本康志)は台湾機械業界専門誌「ワイズ機械業界ジャーナル」の2023年9月第4週号を発行しました。今週号では電子業界、自動車業界、半導体業界、エネルギー業界の動向を紹介します。

<最新刊目次>

  • 台湾パネル・PCB・受動部品産業2023年の概況と展望

  • 台湾自動車産業2023年第2四半期の振り返りと展望

  • マイクロンとTSMC、台湾で先進封止強化

  • 台湾再生可能エネルギー産業の概況と2023年の展望

<台湾パネル・PCB・受動部品産業2023年の概況と展望>

 台湾の電子部品主要6産業の▽液晶パネル、▽プリント基板(PCB)、▽受動部品、▽発光ダイオード(LED)、▽センサー、▽電池産業の2023年上半期(1~6月)の生産額は計約1兆台湾元で、前年同期比13.8%減少した。世界的なインフレや在庫調整で▽パソコン、▽スマートフォン、▽タブレット端末──など電子製品の需要が鈍化し、各電子部品の出荷が減少した。いずれの産業も生産額が前年同期比10%以上減少し、台湾LED産業の減少幅は25.1%に上った。

 一方、先進運転支援システム(ADAS)、自動車向け高性能計算(HPC)など車載用電子製品向けはプラス成長となった。電気自動車(EV)に使用される▽パネル、▽PCB、▽受動部品などの数量はその他の電子製品より数倍多いため、今後の需要増が期待できる。また、その他の電子製品の需要も下半期(7~12月)に回復し、台湾の電子部品主要6産業の23年通年の生産額は前年比3.6%減の2兆3000億元となる見通しだ。


台湾パネル産業、マイクロLEDに期待

 台湾の電子部品主要6産業のうち、生産額が最大なのはパネル産業だ。22年のパネル世界生産額は1121億米ドルで前年比15.5%減少したものの、23年は▽パネルの在庫調整が完了し、価格が上昇傾向にある、▽デジタルトランスフォーメーション(DX)向けの需要増が期待できることから、通年のパネル世界生産額は1138億米ドルと前年をやや上回る見通しだ。

 また、台湾パネル産業はマイクロLEDパネルの需要が期待できる。マイクロLEDパネルは高輝度、低消費電力を特徴とし、23年中に量産される見通しで、腕時計型ウエアラブル端末(スマートウオッチ)や仮想現実(VR)/拡張現実(AR)ヘッドギア向けが主な出荷先になると見込まれている。

 台湾のパネルメーカーにとっては、マイクロLEDパネルの前工程は液晶パネルの延長線上にあり、新たな設備投資が少なくて済む。さらに、中国と韓国のメーカーが有機EL(OLED)パネルの分野で激しい競争を繰り広げる中、台湾メーカーはマイクロLEDパネルの分野を強化することで大きな需要を取り込むことができる。


台湾PCB産業、HPC・自動車・衛星向けがけん引へ

 台湾PCB産業の生産額は世界首位で、22年の世界シェアは35%だった。台湾PCB産業は台湾の電子部品上位3産業の一つでもある。

 台湾のPCBメーカーの主要製品は多層基板だが、近年はHPCや自動車向けで▽フレキシブルプリント基板(FPC)、▽HDI基板、▽IC基板の比率を増やしている。特にIC基板の生産額は21年、22年に大きく増加した。

 22年は第5世代移動通信(5G)向けの需要が貢献し、台湾PCB産業の生産額はプラス成長が続いた。23年は世界経済の減速や、5G対応スマホの普及率が既に60%近くに達したことで生産額が落ち込んでおり、新たな成長分野が必要とされている。

 24年は▽HPC、▽自動車、▽人工衛星向けの需要が台湾PCB産業の成長をけん引する見込みだ。また、28~30年には6Gサービスが開始され、再びスマホ向けのPCB需要が拡大すると予想されている。

台湾受動部品産業、EV向け需要に期待

 台湾は受動部品の供給で世界2位だ。主な製品は▽コンデンサー、▽抵抗器、▽インダクター、▽フィルター、▽発振器で、特に積層セラミックコンデンサー(MLCC)が中心だ。台湾受動部品産業は重要材料の多くを欧州や日本からの輸入に依存しており、調達コストが高い上、供給が不安定化するリスクを抱えている。(続く)

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【会社概要】

会社名:ワイズコンサルティング グループ

所在地:中華民国台北市襄陽路9號8F

代表者:吉本康志

設立:1996年11月

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事業内容:

・経営コンサルティング(人事労務・マーケティング・経営戦略・情報セキュリティ)

・人材トレーニング(階層別研修・職種別研修)

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業種
サービス業
本社所在地
中華民国台北市襄陽路9號8F 富邦銀行襄陽分行大樓
電話番号
-
代表者名
吉本康志
上場
未上場
資本金
7000万円
設立
1996年11月
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