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日本アイ・ビー・エム株式会社
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IBM、ミッション・クリティカルなアプリケーションのモダナイゼーションをハイブリッドクラウドでシンプルに実現

IBMのパブリッククラウドを介したIBM Z as-a-serviceを活用した開発・テスト環境が利用可能に

日本IBM

IBM Z上でのアプリケーションのモダナイゼーションとITの自動化を加速するために設計された、統合ソフトウェアの新規モダナイゼーション・スタック
[米国ニューヨーク州アーモンク- 2022年2月14日(現地時間)発]
IBMは本日、開発・テスト向けにIBM® Cloud上でIBM Z as-a-serviceを提供する計画やハイブリッド・アプリケーションを開発するための追加のツールなど、お客様のさらなる変革を支援できるよう、ハイブリッドクラウド環境全体でアプリケーションをモダナイズするために設計された一連の新機能を発表しました。

IBM Institute for Business Valueの調査「Application modernization on the mainframe (メインフレームにおけるアプリケーションの最新化)」( https://www.ibm.com/thought-leadership/institute-business-value/report/application-modernization-mainframe )によると、エグゼクティブの71%が、メインフレーム・ベースのアプリケーションがビジネス戦略の中心であると述べています。 また、回答者の5人に4人は、メインフレーム・ベースのアプリケーションのモダナイズや、よりオープンなアプローチの採用など、競争に打ち勝つために組織を迅速に変革する必要があると述べています。 

IBM Z Hybrid Cloudのバイスプレジデントであるタルン・チョプラ(Tarun Chopra)は、次のように述べています。「IBMは現在、あらゆる業界のお客様がハイブリッドクラウドとAIを適用して、ビジネスのあり方を変革できるよう支援することに注力しています。 IBMは、モダナイゼーションに万能なアプローチはないことを認識しています。 IBM ZとIBM Cloudの両方を活用することで、お客様は各プラットフォームの革新性、技術的進歩、セキュリティー、レジリエンシーを活用できるハイブリッドクラウド・アプローチの恩恵を受けることができます。 ハイブリッドクラウド環境では、ワークロードを必要な場所(クラウド内、オンプレミス、エッジ)に置くことができ、リスクを軽減し、市場投入までの時間を短縮できます」

z/OSの開発・テスト環境を、初めてパブリッククラウド上でサービスとして提供開始
 z/OS機能を初めてIBM CloudにもたらすIBM Wazi as-a-Service(Wazi aaS、現在は限定的に試験利用として提供中)( https://www.ibm.com/cloud/wazi-as-a-service )を、2022年下半期に一般提供開始する予定です。z/OSへのオンデマンド・アクセスが可能となり、必要に応じて開発・テスト用の環境として利用できるようになります。これにより、z/OSの開発者は、負荷やビジネス需要に合わせたリソースの変動利用や従量課金制での利用といったパブリッククラウド開発環境の俊敏性を享受することができるようになります。IBM Wazi aaSは、今日の多くのIBM Z 採用企業の規制されたワークロードにあわせて、IBM Cloudで実行される論理的に分離された安全性の高いプライベートなスペースで、IBM Z上のz/OS仮想サーバー・インスタンスのセルフ・プロビジョニングを可能にします。

今回の発表により、IBMは、z/OS開発・テスト環境へのアクセスにかかる時間を、数日または数週間から6分以内へと大幅に短縮しました*1。 また、IBMの社内ベンチマークでは、IBM Cloudでのz/OS開発は、同等のx86開発・テスト環境と比較して最大15倍高速に実行されます*2。

Wazi aaSは、開発者を支援するために以下を実現しています:
  • 開発・テスト用にz/OSへのオンデマンド・アクセスを実現し、スピードと敏捷性を向上
  • 予測可能で柔軟な消費ベースの価格設定により、DevOpsを加速
  • 一貫したクラウド・ネイティブの開発体験により、専門スキルの必要性を削減
IBMはまた、TCSやBMCなどのエコシステム・パートナーと協力し、IBM Z のお客様がオープン・ハイブリッドクラウド・アーキテクチャーでアプリケーション、データ、プロセスのモダナイゼーションを加速できるよう支援しています。 

TCSのアライアンス担当バイスプレジデント兼グローバルヘッドのアルン・プラバカール(Arun Prabhakar)氏は、次のように述べています。「IBM Wazi aaSは、メインフレーム・アプリケーションのモダナイゼーション・ソリューションとサービス( https://www.tcs.com/solution/hybrid-cloud-journey-mainframe-modernization )に大きな付加価値をもたらすと確信しています。 これにより、新規システムやモダナイズされたシステムの市場投入までのスピードが加速するとともに、z/OS開発・テスト環境へのオンデマンド・アクセスが可能になります。 TCSのクラウド・ソリューションとアクセラレーター、そしてIBM Cloudのセキュリティーと信頼性をともに活用することで、お客様のハイブリッドクラウド・モダナイゼーション・ジャーニーとビジネス変革の加速を支援します」

BMCのIntelligent Z Optimization and Transformation担当 シニア・バイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーのジョン・マッケニー(John McKenny)氏は次のように述べています。「IBMのWazi as-a-Serviceによるハイブリッドクラウドへの取り組みは、メインフレーム開発者の体験をモダナイズするという組織の重要なニーズを認識しているものです。最新のメインフレーム・ツールは、開発者のアウトプットと生産性を175%も向上させるという調査結果もでています。企業がデジタル変革の取り組みにおいて、メインフレームDevOpsを加速できるよう、BMCとIBMが共同で支援できることを嬉しく思います」

最新アプリケーション向けの最新ツール
IBMはまた、IBM Z and Cloud Modernization Stack( https://www.ibm.com/products/z-and-cloud-modernization-stack )を発表し、3月15日より一般提供を開始します。これは、アプリケーションのモダナイゼーションを迅速に開始、または加速できるようにするとともに、さまざまな共通ユースケースにおいて、ITの自動化に対して標準化されたアプローチを採用することを目指すものです。12月に発表されたIBM Z and Cloud Modernization Center( https://www.ibm.com/community/z-and-cloud/ )をサポートする最初の機能セットを提供し、人気の高いオープンソース・プロジェクトのサポートを含め、お客様の俊敏性を高め、変革を加速できるよう支援します。

IBM Z and Cloud Modernization Stackは、お客様を支援するために以下を実現しています:
  • セキュアなAPIの作成と統合をわずか数分で行い、アプリケーションとデータへのアクセスをシンプル化
  • アジャイルなエンタープライズDevOpsを活用し、オープン・ツールを用いたクラウド・ネイティブ開発と迅速なアプリケーション分析を実現
  • ITの自動化を標準化し、Kubernetesなどのオープンソース環境にアクセス可能にすることで開発者を支援

その他の詳細は、IBM Z and Cloud Modernization Center(英語)( https://www.ibm.com/community/z-and-cloud/ )をご参照ください。

参考情報
IBM ソリューション ブログ:IBM Zでモダナイゼーションの新時代を実現するIBM Cloud
https://www.ibm.com/blogs/solutions/jp-ja/ibm-cloud-delivers-a-new-era-of-modernization-with-ibm-z/
 
*1 測定は、実験バージョンのz/OS 2.4ストックイメージとmz2o-2x16 VSIプロファイルを使用して、2つの異なる IBM Cloud®の実動サイトで行われました。  測定は、https://github.com/ibm-hyper-protect/linuxone-vsi-automation-samplesの例に基づき、Ansibleによる自動化で実行されました。  結果は異なる場合があります。

*2 アプリケーションを実行するIBM社内テストに基づくパフォーマンス結果は、プロファイルmz2o-2x16の実験的なIBM Cloud z/OS V2R4仮想サーバー・インスタンス(VSI)と、プロファイルmx2-2x16のIBM Cloud x86 VSIで実行されるIBM ZD&T EE V13.3でコンパイルされます。 IBM ZD&Tは、Cascade Lake Intel Xeon Platinum CPU @ 2.4GHzを搭載したx86 Production VSI上のUbuntu 20.4で実行されていました。 z/OS VSIとZD&Tはどちらも、2つのvCPU、16GBのメモリー、および10 IOPS/GBの1TBブロック・ストレージで構成されました。 次のアプリケーションがコンパイルされました:SMFレコードを処理するJavaアプリケーション、IBM Zハードウェア診断データを処理するCアプリケーション、ファイルの記録を作成および更新するCOBOLアプリケーション、およびFORTRAN統計アプリケーション。 結果は異なる場合があります。  

当報道資料は、2022年2月14日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
https://newsroom.ibm.com/2022-02-14-IBM-Simplifies-Modernization-of-Mission-Critical-Applications-for-Hybrid-Cloud

IBM、IBM ロゴ、ibm.com、IBM Cloud、IBM Z、z/OSは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、https://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。

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東京都中央区日本橋箱崎町19番21号
電話番号
03-6667-1111
代表者名
山口明夫
上場
未上場
資本金
1053億円
設立
1937年06月
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