【ホテルオークラスペースソリューションズ】国内最大の大型客船2隻の設計エンジニアリング業務契約及び家具、什器、資材などの調達業務契約を締結

株式会社ホテルオークラ（本社：東京都港区、代表取締役社長：荻田 敏宏）の連結子会社「株式会社ホテルオークラスペースソリューションズ」（以下Hoss）は、2013年8月14日（水）に三菱重工業株式会社が手がける国内最大の大型客船建造プロジェクトにおける家具、什器、資材などの調達業務契約を締結いたしました。Hossはホテル運営のノウハウを活かし、ホテルの建築、船舶の内装設計などホスピタリティを具現化する専門会社です。

 

建造中のアイーダ・クルーズ向け新造船のイメージ

 

今回Hossが受注した客船は、三菱重工業株式会社が手がける世界最大のクルーズ客船会社、カーニバル社（Carnival Corporation & plc）傘下のアイーダ・クルーズ（AIDA Cruises）が所有するクルーズ客船2隻となります。この一番船は、12万4500総トン、乗客3300名乗りで、アイーダブランドの客船としては最大で、2015年3月に引渡し予定です。

　Hossと三菱重工業株式会社は、2012年3月に客室やレストランなど全ての内装設計および、工事体制の構築、価格の妥当性の検証などを行う「設計エンジニアリング業務契約」を、そしてこの度2013年8月14日（水）に家具、什器、資材などの調達業務契約を締結いたしました。数にして東京ドーム球場12個分のカーペットや11,700点におよぶ家具類、14,300セットのカーテン類など膨大な数におよぶ資材の調達を行う大規模な受注となります。

　Hossは、ホテルオークラグループのホテルの内装設計等を手がけ、磨き上げた設計監理のノウハウをもとに、2004年にカーニバル社（Carnival Corporation & plc）傘下のプリンセス・クルーズ向けの2隻、「ダイヤモンド・プリンセス」と「サファイア・プリンセス」（ともに11万6,000総トン、約4000名の定員）の内装設計、施工監理を実施しております。この経験、技術などによって今回の受注に至りました。同社は今後もこうした大型プロジェクトの実現により、ホテルや客船の受注に積極的に挑んでまいります。

【株会社社ホテルオークラスペースソリューションズ（代表取締役社長：中田　穰）】
株式会社ホテルオークラ、株式会社観光企画設計社、株式会社森村設計の3社の出資により誕生し、ホテルの新築・改修に係る設計監理や資機材の調達・販売、大型客船の内装設計や資材調達等の業務を実施。

設立日：2002年4月1日
資本金：5000万円
所在地：東京都港区虎ノ門2-10-4
HP：http://www.hoss.jp/top.html

アイーダ・クルーズ（AIDA Cruises）
アイーダ・クルーズは、Rostockに本部を置くドイツ市場における第一級のクルーズ会社です。同社は180以上におよぶ路線を運航し、お客様に最高の休日を提供しています。また、現在保有する新鋭の10隻は、品質、環境、そして安全の面で最も高い基準をもって運行されています。2016年には、12隻となるアイーダ・クルーズの客船は世界で最も近代的なクルーズ客船のひとつとなることでしょう。ドイツ語圏のお客様向けで、若い世代を意識し、カジュアルなサービスに重点を置いたクルーズ客船になります。