自転車搭乗中の77%が「ヒヤリ」!一方で損害賠償の保険未加入者もほぼ同数!!マナー違反で歩行者も恐怖…

自転車の利用についてのアンケート調査

アイリックコーポレーション

ここ最近では自転車事故で数千万円の賠償金支払い判決がでる事例が増えてきました。自転車事故の総件数は減少傾向にありますが、自転車対歩行者の事故は増加しています。それに伴い、3月18日には兵庫県で全国初の「自転車の購入者に保険の加入を義務付ける条例」が制定されました。保険ショップ『保険クリニック』は、4月19日の『自転車の日』にちなんで、自転車の利用状況について20歳~60歳の男女500名を対象にアンケートを実施しました。
【調査結果概要】
・500人中、自転車を利用している人は281人(56.2%)で、そのほとんどが、自分の自転車を所有していました。
・自転車の利用頻度は、「週2~3回」が最も多く62人(22.1%)、次いで「ほぼ毎日」が56人(19.9%)でした。
・自転車の利用目的は、「お買いもの」が208人(74%)と、圧倒的多数でした。
・自転車に乗る215人(76.5%)がヒヤリとした経験があり、それは「車・歩行者・自転車と接触しそうになった」
 が80%を占めました。実際に事故をしてしまった人も41人(19%)いることが分かりました。
・自分が歩行者の立場で、自転車が恐いと思った事がある人は500人中335人(67%)で、
 「接触しそうになった」約53%(179人)の他、「スピード・飛び出し・信号無視」が75.8%(254人)いました。
・自転車に乗っている人の保険加入状況は、医療保険のみの加入もしくは保険に加入していないために、
 事故の相手に対する賠償金が保険で補填できない人が202人(71.8%)もいることが分かりました。
・今後保険に加入したいと考えている人は、「月100円まで」「月500円まで」だったら加入するという回答が
 同数でそれぞれ40.7%ずつでした。

【調査結果抜粋】
Q1.自転車の利用頻度はどれくらいですか。また利用目的は何ですか(複数回答可) 。


(利用頻度)
  週2~3回   62人
  ほぼ毎日    56人
  数か月に1回   38人
  週1回      37人
  週4~5回   34人
  月2~3回   23人
  月1回      17人
  年1回以下    14人
 

 

(利用目的)
  お買いもの          208人
  通勤・通学          69人
  運動・ダイエットのため    54人
  自宅から最寄り駅の足代わりに 51人
  レジャーに行くため      38人
  ストレス解消・気分転換に   37人
  その他              7人
500人に自転車利用について聞いたところ、281人(56.2%)が自転車を利用していることが分かりました。そのほとんどが1人1台、自分の自転車を所有しています。また、ニュース等でも話題を集めているレンタサイクル・シェアサイクルを利用している人は、0.4%でした。その利用状況は、週に2~3回またはほぼ毎日、買い物のために利用している、ということが分かりました。週に1回以上利用しているのは、189人(67.3%)でした。

Q2.自転車に乗っていてヒヤリとしたことはありますか。それはどんな時でしたか(複数回答可)。
 

  ある  76.5%
  ない  23.5%
 

 

  車と接触しそうになった         113人
  歩行者と接触しそうになった       98人
  自転車同士で接触しそうになった     83人
  タイヤがパンクした           59人
  建造物にぶつかりそうになった      35人
  自転車の盗難にあった          35人
  自転車同士で衝突した          28人
  単独で事故にあった           19人
  車と衝突した              16人
  ブレーキが故障してぶつかりそうになった   8人
  歩行者と衝突した              5人
  ひったくりにあった             5人
  その他                   4人
自転車を利用している281人に、自転車に乗っていてヒヤリとした経験があるか聞いたところ215人(76.5%)があると回答しました。ヒヤリとした内容を聞いたところ、大半を占めたのが車や自転車、歩行者とぶつかりそうになった経験がある人が172人(80%)、実際に事故をしてしまった人も41人(19%)いることが分かりました。

Q3.歩いていて、自転車が恐いと思ったことはありますか。それはどんな時でしたか(複数回答可)。

  ある  67.0%
  ない  33.0%
 

  脇道から自転車が飛び出してきた   183人
  自転車と接触しそうになった     179人
  歩道を猛スピードで走っている    169人
  携帯電話を使いながら運転している  161人
  2台以上で並走している        146人
  横断歩道で自転車が信号無視してきた 106人
  ベルを鳴らされてびっくりした      69人
  目の前で自転車が横転した        28人
  自転車事故にあった           17人
  その他                 3人
500人全体を対象に、歩行中に自転車が恐いと思ったことがあるかを聞いたところ、335人(67%)があると回答しました。その内容を聞いたところ、「歩いていて自転車と接触しそうになった」人は約53%(179人)。「スピード・飛び出し・信号無視で恐いと思った」人は75.8%(254人)いる事が分かりました。
他にも携帯電話を操作しながらわき見運転していたり、2台以上で並走していたりと、自転車のマナー違反が上位にランクされました。自転車は法律上、「車両等」にあたり車と同様です。自転車走行のルールもあり、違反すると罰せられます。つい軽く見がちですが、自転車に乗る時は「車両」である事を忘れないでください。

Q4.自転車保険、個人賠償責任保険または医療保険等に加入していますか(複数回答可)。

  自転車保険に加入している     13.6%
  個人賠償責任保険に加入している  14.2%
  医療保険・傷害保険に加入している 26.3%
  保険には加入していない      45.9%
約72%は賠償金が保険でカバーできない!
自転車に乗っている281人の保険加入状況について聞いたところ、医療保険のみもしくは保険に加入していない人が202人(71.8%)もいる事が分かりました。
医療保険ではご自身の治療に関する保障はあっても、他人にケガをさせてしまった場合の保障はありません。
近年では自転車事故で数千万単位の高額な賠償金を支払う事例が増えています。「私は大丈夫!」とは思わず、万一のために自転車保険や個人賠償責任保険への加入は自転車を利用する人の最低限のマナーではないでしょうか。

Q5.いくらだったら保険に加入しますか。

  月100円まで  40.7%
  月500円まで  40.7%
  月1,000円まで 16.5%
  月1,500円まで   1.1%
  月2,000円まで   1.1%
前問で賠償金を補填する保険に加入していない202人のうち保険に加入したいと考えている91人に、月の保険料がいくらまでなら加入するか聞いたところ、月500円以内なら54人(約59%)が加入することが分かりました。
近年、各損害保険会社で様々な自転車保険が発売されています。事故による自身の死亡・入院の保障と日常生活における賠償責任の補償がセットになった一般的な自転車保険では、年間保険料4,000円代から準備することができ、「月500円まで」またはそれ以上を予算と考えている方にとっても加入しやすい保険料ということが分かります。
また、個人賠償責任保険は、既に加入中の保険に付加されている場合もありますので、一度ご家族の保険の内容をチェックしてみてはいかがでしょうか。

【調査方法】
サンプル数 : 500 名(男性250 名、女性250 名)
年   齢  : 20 歳~60 歳
調査方法 : Web アンケート
調査期間  : 2015 年4月1日~4月3日
※本リリースの調査結果や分析をご利用いただく際は『保険クリニック調べ』と明記ください。

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会社概要

URL
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業種
金融・保険業
本社所在地
東京都文京区本郷2-27-20  本郷センタービル 4F
電話番号
03-5840-9550
代表者名
勝本 竜二
上場
東証グロース
資本金
13億5478万円
設立
1995年07月