【プレスリリース】シリアと周辺地域 過去50年以上で最少の降雨量

シリアと周辺地域の子どもたちに目下迫る脅威

イラク北部のドミーズ難民キャンプにある学校で水を飲む少女©UNICEF/UKLA2013-00960/SCHERMBRUCKER



※本信は ユニセフ本部の情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、独自に編集した
ものです
※原文をご入用の際は 広報室(後述)までお問い合わせください


【2014年6月6日 アンマン(ヨルダン)/ジュネーブ発】

シリアの一部は、過去50年以上で最少の降雨量を記録しています。ユニセフは、内戦で
荒廃しているシリアの400万人以上の子どもたちがさらなる危機に置かれていると警鐘を
鳴らします。2014年にユニセフがシリア及び周辺地域の水と衛生危機を回避するための
活動に必要としている資金のうち、提供された資金はわずか20%にとどまります。水不足
と資金不足が相まって、状況の厳しさは増しています。


シリア国内における水不足は、極めて深刻です。すでに紛争によって650万人が避難
していますが、水不足により、今後、自宅を離れ避難する市民が増えると思われます。
レバノンとヨルダンでは、水の供給量の減少を含め、限られた資源をめぐって地元住民
とシリア難民の間の緊張が高まっています。


3年以上の内戦でシリア国内の給水インフラが荒廃したこともあり、現在の水不足は、
水の利用に大きな影響を与えています。この問題の深刻さを訴えるため、ユニセフは
本日、水とトイレ、衛生に関する特別資料「枯渇:シリアと周辺地域が直面する水危機
(原文:Drying up: The growing water crisis facing Syria and the region)」を
発表します。


ユニセフ中東・北アフリカ地域事務所のマリア・カルヴィス代表は「現在の紛争と
夏の強烈な暑さに加え、安全な水の不足は、より多くの市民の避難と厳しい状況に
置かれている子どもたちの間に病気が蔓延する恐れを引き起こします」と述べ、
ユニセフとパートナー団体による地域全体での水資源の利用に関する支援計画が
資金不足に直面し、実施困難になっていることを付け加えました。

「支援者のみなさまに、あたたかいご支援をお願い申し上げます。活動資金が
得られなければ、活動の一部を停止または削減せざるを得ません。そうなれば、
子どもたちは、水が媒介する人から人へ感染しやすい病気にかかる危険性が極めて
高くなります」と訴え、支援を呼びかけています。




■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016  FAX : 03-5789-2036  Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Simon Ingram, UNICEF Middle East and North Africa,
singram@unicef.org, +962-79-590-4740
Soraya Bermejo, UNICEF Geneva, sbermejo@unicef.org.
+41 22 909 5706 Mobile: +41 79 601 9917
Najwa Mekki, UNICEF New York, nmekki@unicef.org, +1212 326 7448; +1917 209 1804

■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)

※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会
のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ
活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)
  1. プレスリリースTOP
  2. >
  3. 公益財団法人日本ユニセフ協会
  4. >
  5. 【プレスリリース】シリアと周辺地域 過去50年以上で最少の降雨量