複数のOS環境におけるクライアント管理ソリューション「in Campus Device」を販売開始

~東京大学へ「in Campus Device+vThrii Seamless Provisioning」を導入~

キヤノンMJ ITグループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:神森 晶久、以下キヤノンITS)は、文教市場に向けてMac/Windows/Linuxなどの複数のOSが混在する環境におけるクライアント管理ソリューション「in Campus Device(インキャンパス デバイス)」を2016年1月から販売開始します。
昨今、大学や高校といった教育現場では、Mac/Windows/Linuxなど複数のOS環境を用途に応じて使い分けることが求められています。一方でOS混在環境での端末運用の難しさや、さらに頻繁に実施されるセキュリティパッチやバージョンアップへの対応などにより、学内システム管理者の作業負荷の増大が、大きな課題となっていました。

「in Campus Device」は、キヤノンITS が文教市場向けに展開している、教育支援情報システムを構築するための独自プラットフォーム「in Campus」シリーズに、新たに加わったクライアント管理ソリューションです。Mac/Windows/Linux などのOS混在環境においても、クライアント端末の運用を効率的に行うことができるため、学内システム管理者の作業負荷を軽減できます。

■ 端末管理に必要なさまざまな機能を集約
「in Campus Device」には、Mac/Windows/Linuxなど複数OS環境における、各端末の利用状況の監視や電源管理、端末障害時のフローの一元化から実行ジョブの管理など、端末管理に必要なさまざまな機能が集約されています。また、BootCamp機能によってMac端末にWindowsもインストールされている環境においては、端末管理に加えて、ブートイメージのリストアや配信、アプリケーション配信など、OSやアプリケーションも一元的に管理することができます。

■「vThrii Seamless Provisioning」との連携により、マルチデバイス混在環境にも対応
「in Campus Device」は、株式会社イーゲル(代表取締役社長:端山 貴也、以下イーゲル)が開発した、先進的な仮想化技術に基づくソフトウェア管理フレームワーク「vThrii Seamless Provisioning(ブイスリー シームレス プロビジョニング、以下vThrii-P)」との連携も可能です。これによりMac端末に加えWindows/Linux端末なども混在するマルチデバイス環境においても、ネットワークブートや差分イメージのオンデマンド転送、セキュリティパッチやバージョンアップなどの更新メンテナンス作業を容易に実現し、管理者の負荷を大幅に軽減することが可能になります。

■ 東京大学へ「in Campus Device」を導入
東京大学情報基盤センター、次期教育用計算機システムの入札が行われ、その結果、端末管理システムには「in Campus Device」と「vThrii-P」が採用されることになりました。2016年3月からの稼動開始が予定されています。

「in Campus Device」と「vThrii-P」を組み合わせた端末管理システムの構築参考価格は、端末数100台規模の(ハードウェアを除く)初期導入費用として300万円(税別)からとなります。キヤノンITSは、文教市場に向けて積極的に展開し、2017年までに30校の導入を目指します。


<「in Campus Device」の主な特長>
1)ブラウザベースで簡単に操作が可能
ブラウザベースの直感的な操作が可能なUIを用意しています。そのため、コマンド操作など特別な知識がなくても、すべての操作をブラウザベースで行うことが可能です。時間的・物理的な制約にとらわれることなく効率的な運用管理を実現することができます。

2)OSイメージ展開の自動化
OSイメージのサーバへのアップロードから端末が利用できる状態までのプロセスを自動化することで、OS更新の負荷を軽減します。

3)スケジュールによる自動運用が可能
あらかじめ作成しておいたスケジュールによる端末の起動/シャットダウン/リブートに加え、起動OSの制御も行えます。

<「in Campus Device」その他機能一覧>    
監視:端末の利用状況を確認し運用に役立てる
→in Campus該当項目:稼働状況

電源管理:端末の一斉電源管理で作業効率UP
→in Campus該当項目:各種電源設定・起動時刻設定・起動スケジュール

サーバ管理:NetBoot/Restoreサーバのステータスを確認
→in Campus該当項目:サーバ管理

障害対応:端末障害時のフローの一元化
→in Campus該当項目:故障端末登録・修理確認履歴

ジョブの管理・変更:登録したジョブ内容を確認する
→in Campus該当項目:ジョブ管理

イメージリストア:LocalBootイメージを各Mac端末にリストア
→in Campus該当項目:リストア

リストア管理:NetBootイメージを各NetBootサーバに配信
→in Campus該当項目:NetBootイメージ配信

アプリ連携:各ソフトウェアと連携し一元管理する
→in Campus該当項目:DeepFreeze・vThrii-P


<vThrii-Pの主な機能>
1)OSネットブート/オンデマンド転送機能
ローカルHDDにディスクイメージがない場合に、サーバに格納されたディスクイメージからOSを起動します。さらにユーザー利用に応じてイメージファイルをローカルHDDにオンデマンド転送します。

2)パーシステントキャッシュ機能
オンデマンド転送されたイメージファイルをローカルHDDにキャッシュすることで、アクセス性能を向上させます。

3)バックグラウンドインストール機能
端末CPUの低負荷状態を検出・活用して、未転送イメージファイルをサーバからHDDへ順次インストールします。

4)差分イメージ更新機能
OSセキュリティパッチなど少量のイメージファイルの更新には、差分のみを別に管理するこが可能なため、転送時間も大幅に短縮することができます。

5)ディスクフリーズ(システムリカバリ)機能
ディスクフリーズ機能を有効にすることで、OSやユーザーによるHDDへのすべての書き込みや設定変更を、再起動によって元の環境に復元することができます。

■ 株式会社イーゲルについて
イーゲルは 1998 年設立の新しい技術課題に常にチャレンジし続けるソフトウェア技術者集団です。これまでに、国内外の企業の研究開発や製品開発、および、大学などの研究機関の多様な研究にその高い技術力を提供し続けてきました。vThrii Seamless Provisioning は、筑波大学、東京大学、および、イーゲルの産学連携により研究開発が続けられてきたオープンソース・ソフトウェア BitVisor(**) をベースに、イーゲルの独自技術により製品化されました。特定の OS・プラットフォームに依存せず、かつ、128MBという超軽量フットプリントで動作する BitVisor の特色を活かした OS プロビジョニング機能、PC稼働状況に応じて最適なプロビジョニングを実現するインテリジェント・ハイブリッド・ストレージ技術。これらの技術でイーゲルは次世代のITシステム管理を支援します。
(**) BitVisorは、国立大学法人筑波大学の登録商標です。

キヤノンITSは、イーゲル社製品の販売代理店です。キヤノンITSは、in Campus シリーズをはじめとする文教向けソリューションとイーゲル社の製品を連携させて、文教市場のニーズに即した付加価値の高いソリューションを提案していきます。 

※ Windows は、米国Microsoft Corporation の米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。
※ Mac は、米国およびその他の国で登録されているApple Inc.の商標です。

■ お問い合わせ先
キヤノンITソリューションズ株式会社
SIサービス事業本部 文教事業部 文教営業部
TEL:03-5730-7075
http://www.canon-its.co.jp

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