テレビ初放送となる「流し雛」も登場！「生誕110年　木下惠介特集」12月放送！CS衛星劇場

CS衛星劇場では「生誕110年　木下惠介特集」と題して、日本映画界の一時代を築いた木下惠介監督に関する作品を12月に特集放送します。

松竹ブロードキャスティング株式会社

2022年11月30日 16時00分

CS放送局「衛星劇場」では、「生誕110年　木下惠介特集」と題して、2022年12月5日に生誕110年を迎える木下惠介監督に関する作品を12月に特集放送いたします。
木下恵介が原作・脚本を手掛け、今回がテレビ初放送となる「流し雛」や、木下監督による日本映画初のカラー長編作品「カルメン故郷に帰るデジタル修復版」など、貴重な作品が登場します。ぜひご覧ください！

流し雛
[放送日]12月8日(木)午前8:30～　※テレビ初放送！

1962年 [監督]大槻義一　[原作・脚本]木下惠介
[出演]倍賞千恵子、三上真一郎、佐野周二、荒木道子、江木俊夫、北林谷栄、乙羽信子、笠智衆

愛弟子・大槻義一の監督昇進を祝して、木下惠介が自らの原作を脚色してそのスタートを飾った純愛映画。撮影は成島東一郎が担当している。鳥取地方の風習を取り入れた「流し雛」を、倍賞千恵子、三上真一郎の清純コンビで描いた、少年少女の清らかな愛と涙の感動篇。

カルメン故郷に帰るデジタル修復版
[放送日]12月5日(月)午前8:30～他

1951年 [監督・脚本]木下惠介
[出演]高峰秀子、佐野周二、井川邦子、佐田啓二、小林トシ子、笠智衆

木下惠介監督による日本映画初のカラー長編作品。高峰秀子、小林トシ子主演。二人のストリップガールの6日間の人生を微笑みと哀愁と風刺で描く。

二十四の瞳デジタル修復版
[放送日] 12月6日(火)午前8:30～他

1954年[監督]木下惠介　[原作]壷井栄　[脚色]木下惠介
[出演]高峰秀子、田村高廣、小林トシ子、夏川静江、月丘夢路、清川虹子、浦辺粂子、井川邦子、浪花千栄子、笠智衆

木下惠介監督の代表作であり、叙情性の中に反戦の思いを込めた日本映画史上に残る不朽の名作。原作は壺井栄の同名ベストセラー小説。全編小豆島ロケを敢行。高峰秀子が20代から50代までに扮して熱演、第12回米・ゴールデングローブ賞外国語映画賞受賞。キネマ旬報ベスト・テン第1位をはじめ、日本国内の映画賞も総なめにした。

楢山節考デジタル修復版
[放送日] 12月1日(木)午後6:45～他

1958年 [監督・脚本]木下惠介　[原作]深沢七郎
[出演]田中絹代、高橋貞二、望月優子、市川團子(現・市川猿翁)、東野英治郎、宮口精二、伊藤雄之助

木下惠介が幻想と様式美で描く、悲しみの“姨捨て”伝説！深沢七郎の小説を映像化した天才・木下監督の野心的傑作が最新デジタル技術で蘇る。子が老いた親を山に捨てる残酷な因習が、歌舞伎の様式を用いた演出で哀しく綴られる。第19回ヴェネツィア国際映画祭正式出品。

はじまりのみち
[放送日] 12月3日(土)深夜0:00～他

2013年[監督・脚本]原恵一
[出演]加瀬亮、田中裕子、濱田岳、ユースケ・サンタマリア、斉木しげる、光石研、濱田マリ、大杉漣
[ﾅﾚｰｼｮﾝ]宮﨑あおい

『二十四の瞳』など数々の名作を手がけた巨匠・木下惠介の生誕100周年記念映画。激動の戦中。映画を愛し続けた名監督の挫折と再生を描く愛と感動の実話。加瀬亮が若き日の木下監督を演じる。

★「生誕110年木下惠介特集」特設ページ
https://www.eigeki.com/news/407

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